馬虎温泉三昧

引き分けかと思われた昨夜の日本ハムとの３回戦でしたが、鳥谷が余裕で四球を選び、新井良太がレフト前ヒット、続くマートンが初級をセンターオーバーのヒット(記録は二塁打)を放ち劇的な幕切れでした。歓喜に沸く甲子園でしたが、そこに気になる事件が起こりました。

延長12回表、加藤が左打者相手にツーアウトを取ると、迎える打者は右の大引です。そこで左右を重視する和田監督は右ピッチャーの金田にスイッチします。期待に応えてサードゴロに仕留めてチェンジになりました。この時点で阪神の負けはなくなりました。

最後の攻撃では最初に述べた通りマートンの一打で勝負を決めました。気になるのは、そのボールの行方です。勝ち投手は金田になります。そしてこれがプロ初勝利でした。気になるのは「その記念のボールがどこに行ってしまったか？」です。

サヨナラに興奮していたのですが、一部の選手がセンター方向を見ていました。金田投手の初勝利に気付いた選手たちです。そして係りの人が探しに行きましたが、そこにはありませんでした。一体ボールはいずこに？

中継ではわからなかったのですが、その後のプロ野球ニュースでサヨナラの場面を見ると、フェンスに当たったクッションボールをセンターを守っていた村田選手がグラブに収めていました。ですから転がっていないわけです。

村田選手がボールをどこにやったか気になります。記事になることを祈ります。

余談ですが、何年か前に巨人戦で、新井良太がプロ入り初のサヨナラ打を放った時に、ライトを守っていた長野選手が気付いて、わざわざボールを拾いに行き、翌日に良太に届けてくれたという話を聞きました。いい話だったので記憶に残っていました。

今回もいい話になることを願います。