2011年10月14日
【原発事故】かなり飛んだ!
このあいだ朝日新聞に載っていた記事らしいです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
【横浜でストロンチウム検出 100キロ圏外では初】
神奈川県横浜市港北区のマンション屋上の堆積物から、195ベクレル(1キロ当たり)のストロンチウムを、民間の分析機関が検出した。
東京電力・福島第一原発事故で放出されたものとみられ、結果の報告を受けた横浜市は、ようやく重い腰を上げて再検査を始めたそうだ。
今回、検出されたのはストロンチウム90(半減期約30年)という物質。
文部科学省の調査では福島県内や宮城県南部など福島第一原発から 100キロ圏内で検出されているが、約 250キロ離れた横浜市内では初めてとのこと。場所は築7年の5階建てマンションの屋上。
7月に溝にたまった堆積物を住民が採取し、横浜市鶴見区の分析機関「同位体研究所」で測定した。
放射性物質が蓄積しやすい条件とみられるため単純に比較できないが、4〜5月に福島市内の土壌から検出された77ベクレルと比べてもきわめて高い値。同じ堆積物からは6万3434ベクレル(1キロ当たり)という高い値のセシウムも検出されている。
今回は私有地であることを理由に公表していないが、市衛生研究所でのセシウムの再検査でも、同じ堆積物から10万5600ベクレルが検出された。市は当初「重いので飛んでこない。費用も高い」とストロンチウムの検査には後ろ向きだったが、今月上旬、屋上の分に加えマンション周辺の側溝の堆積物などを同位体研究所に持ち込み、検査を依頼した。
市は「高い値だったので再検査を決めた。結果を見て対応を決めたい」としている。
京都大学原子炉実験所助教助の小出裕章さんは「ストロンチウムが離れた場所に飛ぶのは分かっていたこと。原発事故に伴い、横浜で検出されても不思議ではない。値は高いが、高濃度のセシウムが出ている場所なら納得できる。濃縮されたのだろう」と話している。
ストロンチウムは化学的な性質が、カルシウムに似ていて水に溶けやすく、骨にたまりやすいという。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
たまたま横浜で検査をしたから見つかっただけで、これは氷山の一角ではないだろうか。「重いからそんなには飛ばない」との認識を役人が持っているようならば、安心して生活はできない。
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【横浜でストロンチウム検出 100キロ圏外では初】
神奈川県横浜市港北区のマンション屋上の堆積物から、195ベクレル(1キロ当たり)のストロンチウムを、民間の分析機関が検出した。
東京電力・福島第一原発事故で放出されたものとみられ、結果の報告を受けた横浜市は、ようやく重い腰を上げて再検査を始めたそうだ。
今回、検出されたのはストロンチウム90(半減期約30年)という物質。
文部科学省の調査では福島県内や宮城県南部など福島第一原発から 100キロ圏内で検出されているが、約 250キロ離れた横浜市内では初めてとのこと。場所は築7年の5階建てマンションの屋上。
7月に溝にたまった堆積物を住民が採取し、横浜市鶴見区の分析機関「同位体研究所」で測定した。
放射性物質が蓄積しやすい条件とみられるため単純に比較できないが、4〜5月に福島市内の土壌から検出された77ベクレルと比べてもきわめて高い値。同じ堆積物からは6万3434ベクレル(1キロ当たり)という高い値のセシウムも検出されている。
今回は私有地であることを理由に公表していないが、市衛生研究所でのセシウムの再検査でも、同じ堆積物から10万5600ベクレルが検出された。市は当初「重いので飛んでこない。費用も高い」とストロンチウムの検査には後ろ向きだったが、今月上旬、屋上の分に加えマンション周辺の側溝の堆積物などを同位体研究所に持ち込み、検査を依頼した。
市は「高い値だったので再検査を決めた。結果を見て対応を決めたい」としている。
京都大学原子炉実験所助教助の小出裕章さんは「ストロンチウムが離れた場所に飛ぶのは分かっていたこと。原発事故に伴い、横浜で検出されても不思議ではない。値は高いが、高濃度のセシウムが出ている場所なら納得できる。濃縮されたのだろう」と話している。
ストロンチウムは化学的な性質が、カルシウムに似ていて水に溶けやすく、骨にたまりやすいという。
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たまたま横浜で検査をしたから見つかっただけで、これは氷山の一角ではないだろうか。「重いからそんなには飛ばない」との認識を役人が持っているようならば、安心して生活はできない。
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