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第51回スポーツニッポン賞京都金杯(GV)

気を取り直して、今度は西、京都金杯である。
中山金杯は「日刊スポーツ賞」」であり、京都金杯は「スポーツニッポン賞」なので、注意が必要である。(←どーでもいいですね・・・)

ハンデ戦というのは中山金杯と同じで、しかしこちらは開催替わりの京都外回りの芝のマイル戦である。
例年、中山金杯以上に充実したメンバーになることが多い京都金杯であるが、今年は39頭が大挙して登録してきたため、有力どころをチェックするのがけっこうめんどくさい。

やたら人気になりそうなのが、朝日チャレンジカップで私に幸運の高額馬券を与えてくれた、女神・ショウリュウムーンである。
あ、その上にジャスタウェイの名前が、中山金杯同様56.5kgの設定で目に入ってきたが、これはおそらく「中山」ということになるのではないか。

チラッと見てみると、これ、有力どころはけっこう中山金杯とダブル登録になっているので、登録状況から出馬情報まで、けっこう重要になってきそうな雲行きである。
中山も京都もね。

波乱のケースが多い中山金杯に比べると、こちら京都金杯は、ハンデ戦の割りにはそれほど波乱にならない年も少なくなく、馬券的に狙いやすいのはどちらかというとこちらということになるか。

ヴィクトリアマイル、安田記念へ向けたステップということで、この路線は最大目標がやや先にあるため、ネームヴァリューのある人気サイドではなく、「ここが勝負」という組を敢えて狙うのも悪くはない気がする。

いずれにしても、好勝負必至の京都金杯、中山金杯ともども的中させて、1年のはじまりを好スタートで飾りたい!



第62回日刊スポーツ賞中山金杯(GV)

年末年始のイレギュラーな競馬ローテのため、今週はこのタイミングで「ちぎらぁ!」を書くことにする。
あ、今大井の東京大賞典は締め切りましたよ!
ちょっと筆を休めてしばしレース観戦である!!

うわぁ〜・・・

はい。えー・・・
例年正月開催は変則開催となるが、来年は、普通に土日の開催。
5日の土曜日が競馬初め、もちろん東西金杯から今年も長くて短い1年のスタートである。
まずは東の中山金杯から。
はぁ〜・・・

中山金杯はハンデのGV戦、しかも今年の最終開催から引き続いての連続開催となり、さらに中山内回りの2000m戦だから、これだけ条件がそろうと当然波乱の可能性は自然と高まる。
中山内回りコースというと、今年はゴールドシップが「ワープ」と評される度肝を抜く競馬で優勝を果たした皐月賞と同じコース。

時期的にはまだ先ではあるが、来るべきクラシックをイメージし、さらには皐月賞のときにはこの中山金杯のレースを少し参考にしながら予想するのもまた楽しい(かもしれない)。

で、今年の中山金杯。
ハンデは50kg〜57kgと、けっこう上下の開きがあるし、年齢的にも、4歳になったばかりのジャスタウェイが56.5kg、コスモオオゾラが56kgでの出走をそれぞれ予定していて、10歳になったばかり(?)のシンゲンや、牝馬にハンディキャップホースの名前もちらほら見えるので、これはかなりおもしろく、難しい中山金杯になりそうである。

あー・・・もう元気がない。
理由?
そんなのわかってんだろぉ!
と、ヤツアタリをして、中山金杯の「ちぎらぁー!」はおわり!


第7回阪神C(GU)

今年(から)は、有馬記念の翌日にも競馬が行われる。
ということは、何とか有馬記念を的中させて、翌日も競馬に参加したい・・・そんなふうに考えるファンがきっと多くなるはずだから、有馬記念のゴールドシップやルーラーシップの人気どころの馬券は、おそらく昨年までの日程で行われるよりもかなり買われるはずである。

ということは、私のような穴屋にとっては、まさに穴馬が「お買い得」な有馬記念になりそうである。
ということは、私は

ばんざぁーい!

という気分である。
しかも有馬記念デーと阪神カップは「2連福(断っておくが、誤植ではない)」が適用され、連勝複式に限っては従来の的中金額に5%が上乗せされるのだから、これはもう全身全霊を傾け、不撓不屈の精神でますます何とか的中させなければならない。
的中させるためにはもうゴールドシップとルーラーシップを買うしかないだろう・・・
・・・あれ?

ということで、阪神Cである。
阪神Cは珍しく予想が好調で、けっこうドキドキ感を味わうことができるレースである。
まあ残念ながら実際的中したタメシがないのだが、私が的中しそうな予想をするということは、かなり波乱含みの結果がこの阪神Cには待っているのだ。

これは何とか参加しなければならない。
有馬記念は絶対に的中させるぞ!
ということはやはりゴールドシップとルーラー・・・(←シツコイですね・・・)

という具合に、なんだか阪神Cが有馬記念の翌日にあることで、よけい有馬記念のことが気になってしまう私であるが、まあどちらもほとんど的中することがないレースである。
たぶん通算成績は3勝25敗くらいだろう。
「勝」は間違いない。
「敗」は超テキトーなんだけどね・・・

で、ようやく阪神C、阪神内回りの芝1400m戦である。
過去の勝ち馬を見てみると、すげぇなぁ、オイ・・・
「1400m巧者」がここまでそろい踏みというのも珍しい。

第1回の勝ち馬である芦毛のフサイチリシャールはマイルもこなしたが、それ以降の馬たちはみな「1400mこそベスト!」という連中であり、もし彼らがしゃべることができたら、間違いなくJRAに嘆願書を出しているような面々がこのレースを勝ちあがってきた。
もちろんその嘆願書の内容は「1400m戦のGTを作ってちょんまげ!」という内容である。

ということで、まだ登録メンバーは見ていない私だが、今年もまた「あの馬」が登録しているのかなぁ・・・サンカ・・・
あ、やっぱりいたいた、昨年の勝ち馬ですね、もちろん。
ただこの馬、マイルCSの予想のときにも少し触れたが、少しズブいところが出てきているから、もしかしたら今はちょっと距離が足りないかもしれない。
まあ阪神内回りだからこの距離にしてはそれほどペースは上がらないとは思うが。

ということで、今年も1400巧者が幅を利かせる阪神Cになるのだろうか、いずれにしても今年最後のJRA重賞、当てて締めくくりたい!



第57回有馬記念(GT)

いよいよ最終週の、しかし今年は「最終日ではない」有馬記念である。
予想を上回る「20頭」という登録は、おそらくジェンティルドンナではなく、オルフェーヴルの出走回避で俄然色気を帯びた陣営が、菊花賞2着のスカイディグニティをはじめ、かなり多くいた、ということを示す。

ファン投票でも6位という「妙に人気のない2冠馬」であるゴールドシップが、どうやらこのメンバーではやや抜けた単勝1番人気になりそう。
ゴールドシップはあまり好きではないが(気持ちはよくわかる、私には・・・)、馬券はゴールドシップを買わなければ的中などままならないと考えるファンはきっと多いはず。

しかし私のように、ゴールドシップの大ファンではあるけれど、より高配当を目指すためには、ここでゴールドシップにアッサリ勝たれてしまってはオハナシにならないという穴党ファンも、おそらく今回ばかりはそれほど少数派にはならないはず。
いずれにしても、ゴールドシップが今年の有馬記念では最大の注目ということになる。

そして、馬券を考える人も馬のファンである人も、有馬記念に向かうゴールドシップについて、ある共通点がある。
それは、「追い切りは見ないほうがよい」ということである。

ゴールドシップの特徴は、とにかく追い切りは不真面目、あんなにあからさまに手を抜く追い切りというのは、GTホースという意味ではほとんど見られない。
祖父のメジロマックイーンも、古馬になってからは未勝利馬にも遅れてしまう(というか、なぜ未勝利馬と併せるのか・・・)テイタラクであった。

当時私は調教のことはまったくわからなかったが、マックイーンの追い切り映像を見るたびにいつも悔しい思いをかみしめなければならなかった。
ただ、ゴールドシップの場合、マックイーンと違ってあまりにも「あからさまな」なのである。
いい加減だけに、ゴールドシップに関してはとにかく無事でさえあってくれれば、追い切りはそれでよいのだ。
だったら追い切りの映像を見てわざわざ不安になる必要はない。

有馬記念だからしっかりと筋道を立ててスマートに馬券を的中させたいが、いや、有馬記念だからこそいろいろなアプローチが可能であるというのも事実。
そもそも中山内回りの芝2500mという超ヘンテコなコースで行われるグランプリである。
とはいえ、いや、だからこそというべきか、いずれにしても有馬記念は「ある程度前につけなければ厳しいレース」であることは知られる通り。

もちろんディープインパクトの引退レースや、昨年のオルフェーヴルのようなとてつもない脚力があれば多少の不利でも結果を出してしまうことはある。
でも、出遅れグセのルーラーシップをはじめ、オルフェーヴルにはまるで相手にしてもらえないレベルの今年の古馬の面々では、「ある程度前」が最低条件だろう。

では、人気が予想されるゴールドシップは果たしてどうか――
これが実は一番難しいのだ。
負い切りもそうだが、とにかくこのゴールドシップという馬、私たちが知る「2冠馬」とは違ってひとクセもふたクセもあるところが、ただでさえ紛れが当たり前に起こる中山内回りという条件では、いかにも難しいのである。

ただしゴールドシップという馬は、いつも私たちが想像する以上に強い内容で、しかもそれを涼しい顔でこなしてしまうところがある。
そして、菊花賞の内容を見ていると、以前のズブさ(ズルさ?)は少しずつ影を潜め、動きたいところでスムーズに動けるようになっていることもまた事実(ただし、ゲートは別)。

同じ中山内回りでも皐月賞とは展開もメンバーもまったく異なる有馬記念で、ゴールドシップはまた菊花賞のような大外まくりを打つのだろうか。
であるとすれば、スパート開始の選択肢は、今年の日経賞でルーラーシップがゴール前でバタッと止まった「3角手前」もしくは「それよりもっと前(!)」からのまくりということになる。
もちろん知られるとおり、「3角手前」からのまくりはほとんど成功しないし、「そのもっと前」なんて、いまだかつて誰もやったことがない。

さて、これをどう読む?

もちろん私もまだ展開はこれからしっかりと煮詰めていくつもりである。
今週はそのことで頭がいっぱいになると思うが、週中にどこかで例によって「有馬記念特集」を掲載することにしようか。



第135回中山大障害(J・GT)

今週はいよいよ最終週、有馬記念ウィークを迎える。
ということは、その前日の土曜日に行われるのが、おなじみでありなおかつ伝統の一戦でもある中山大障害である。

芝の4100mという長丁場に、年2回しか使用しない「大障害コース」の難関で、ジャンパーたちが覇を競う。

例年このレースは比較的少頭数で行われることが多いが、今年はなんと、すでに25頭がエントリーしている。
ということは、4割以上が除外になるという珍しい中山大障害である。

今年は休みがちの名ジャンパーが久々に名前を連ねることになった。
まずは、3年前の中山グランドジャンプを優勝していた12歳馬のスプリングゲントがどうやら今年は出走にこぎつけそう。
ジャンプ戦という意味では、昨年のこのレース以来ということになる。

そして、こちらはジャンプ戦に限れば昨年の中山GJ以来になる10歳馬のメルシーエイタイムが、今年もここだけはエントリーしてきた。
メルシーエイタイムが中山大障害を勝ったのは、なんともう5年も前の2007年のことであった。

それから、屈腱炎を克服して復活を狙うマイネルネオスの名前もある。
こちらは「まだ」9歳である。
昨年、真夏の中山GJを優勝していた。

そしてなんといっても、ジャンプの「絶対王者」である5歳馬マジェスティバイオが、前走オープンで復活優勝を飾って、ここは万全で出走する。
田中剛厩舎は先週のロゴタイプに続いてGT連勝を目指す。

もちろん悲願を目指すバアゼルリバーや急激に力をつけてきたナリタシャトルらの名前もあり、ここは非常におもしろいレースになるが、今年も「いずれはジャンプ界の頂点を・・・」と目されたテイエムハリアーが出走せず、そして、出てくれば絶対に本命と決めていたエムエスワールドは前走を凡走して引退が決まった。

マイネルネオス同様、エムエスワールドはステイゴールドの初年度産駒であり、そしてなんと、あの名種牡馬である父に、産駒として最初に勝ち星をプレゼントした馬だった。
そんな、タフに走り続けてきたエムエスワールドさえも、無事にこの舞台にたどり着くことは難しいのである。

それから・・・
マジェスティバイオの田中剛厩舎には、ジャンプで勝ち星こそあげられなかったものの、目黒記念を優勝していたホクトスルタンも在籍していた。

そんな具合に、なんだか今年の中山大障害だけは、とにかく全馬無事にゴールインしてもらって、他のどんなビッグレースでも聞かれることがない、スタンドからの暖かい拍手を、全馬のゴールインとともにまた聞きたいものである。

大一番の前日の、一生懸命がんばるジャンパーたちにとっての大一番・・・それが伝統の中山大障害である。



第29回ラジオNIKKEI杯2歳S(GV)

このレースのメンバーやその後の活躍を考えると、朝日杯はGTのままでかまわないから、せめてこのレースはGUにしろよと言いたくなるレースである。
もちろん挙げだせばキリがないくらい、このレースは数多くの名馬を輩出する「超出世レース」である。

近いところでは昨年、ここで「異常に強い2着」の記録を残したゴールドシップが、今年はここまで5戦4勝という成績で2冠馬となり、そして暮れの大一番でも古馬を押しのけてどうやら1番人気に支持されることになりそう。

もちろん、普通はそんな大それた期待をできるものではないが、このレースだけは(ここまでの)ゴールドシップ級の名馬を輩出することをどうしても期待してしまう。
そのくらい、このレースは来年のクラシック、そしてその後の王道レースへの布石として定着しつつあるレースだ。

内回りの阪神芝2000m戦で行われるラジオNIKKEI杯、いろいろな路線からこのタフなコースに向かうため、レースのレベルは必然的に高くなる。
ということは、それほどの大波乱は期待できないレースであり、ということは、私のような穴屋にとって、馬券は買ったとしてもほんのちょっとだけ、というレースになる。

とはいえ、興味がないというわけではない。
そんなこと、まったくない。
このレースを見なければ年を越せないし、ということは当然来年のクラシックも迎えられないというものだ。

今年は早くも「かなり強い」3頭がエントリー。
先週は負けてしまったが、しかし圧倒的に強いとされたコディーノと互角の能力があるのではないかという期待の3頭、キズナ、エピファネイア、ラウンドワールドである。
おそらくこの順で1、2、3番人気になるのではないか。

キズナはディープインパクト産駒、エピファネイアは、ここまでなかなか大物が出なかったシボリクリスエス産駒の大器で、ともに2戦2勝、そしてディープインパクト産駒のラウンドワールドは、昨年のゴールドシップと似たローテーションでここに臨む4戦2勝の馬である。

ちなみにこのラウンドワールド、こちらもとてつもない出世レースの札幌2歳ステークスでは圧倒的な1番人気に推されながら、着差だけ見ればコディーノに完敗の2着だった。
しかし、スケールではコディーノをはるかに上回る印象。
あのとき、横山騎手が勝ちに行く競馬だったのに対し、ラウンドワールドは岩田騎手が競馬を教えるような内容で、通ったコースもコディーノがはるかに有利だった。

そういうことを考えて、個人的にはこれら3頭がロゴタイプやコディーノを上回って来年のクラシックに向かうことになるのではないか・・・という気がしている。
朝日杯組を上回るのは、まあ例年すっかりおなじみではあるが・・・

ということで、しゃべり始めると止まらなくなるくらいの注目レース、必見である。



第64回朝日杯FS(GT)

朝日杯である。
もちろん来年のクラシック、あるいは短距離路線を見据えた面々が注目の一戦に臨むわけだが、今週朝日杯が行われるということは、当然来週は有馬記念が行われるわけであり、今週はAコースで行われるこのレースで、果たして今年の中山芝コースの馬場状態はいかがなものか、これをよく見極めておきたいというのも実はある。

で、朝日杯はもちろん中山外回りのマイル戦で行われる2歳チャンピオン決定戦だが、ということは、当然「断然内枠有利」の鉄則が採用されなければならないレースでもある。
とにかくまぎれの多い中山マイル戦で、位置取り争いが激しくなるがゆえに、ペースはかなり速くなることが多い。
その部分はとにかく基本中の基本というところだろう。

昨年は気持ちが悪いくらい馬場が速かったが、翌週の有馬記念のときにはもう「普通の馬場」という感じになっていた。
おそらく今年は昨年ほど馬場は速くない印象もある。
このあたりが馬券の手掛かりになるか。

当然注目はコディーノということになる。
久しぶりに藤沢厩舎から送られる「大器」である。
まあ私は正直そんなこと全然思っていないのだが、しかし現段階では世代のトップを走っていることは間違いない。

そして、コディーノとともに全勝で中山に乗り込んできた、こちらも好調西園厩舎のエーシントップが、現時点ではいちおうトップのコディーノに(ややこしい・・・)果たしてどう挑むか。
立場的にはマークされやすい脚質だけに、コディーノがやや有利な感は否めないが、しかしこの舞台だけは枠順次第で変わるだけに、この2頭に関しては(もちろん他もだけれど)枠順に注目したい。

それから登録馬の名前を見ると・・・お!なんとサンブルエミューズの名前があるではないか!
もし私の見立てが正しければ、阪神JFを「ひと叩き」で臨むここは、意外とチャンスなのではないか・・・出てくるんだろうか?

あ、「私の見立て」って、ジェンティルドンナ以上のこりゃこりゃ・・・っていうクダリではないですよ!
それはもういいんですってば・・・イタだなぁ・・・
そうではなくて・・・気になる方は、阪神JFの敗因のところを「反省会」のコラムでご確認ください。

ということで、こちらは、うーん・・・福沢さん2枚くらいは動員しようか?
はい、今週だけ好景気の「ちぎらぁ!!」はこれでおしまいです。



第50回愛知杯(GV)

牝馬限定のハンデ戦で行われる愛知杯が今週土曜の中京のメインに組まれている。
そろそろ「おなじみ」という感じになってきつつある中京の芝2000m戦である。

先週、たとえば日曜のメインで人気のゲルスダチがシンガリ負けを喫したように、基本的に非力なタイプは今の中京のタフな芝には対応できないくらい、相当力の要る馬場になっている
まあシゲルの場合は、スタート直後に挟まれる不利があって(馬が)かなりエキサイトしたことが大敗の直接的な原因のようだが、それにしても・・・という感じの負け方だったから、おそらく小柄で非力なシゲルスダチにはかなり馬場が堪えた印象。

ということは、牝馬限定のレースだけに、あまり素軽いタイプではたとえハンデに恵まれたとしても、馬場は味方してくれないはず。
そのあたりが、もしかしたら例年の愛知杯以上に今年は絞りやすいレースになる可能性がある。

と同時に、芝の2000mという根幹距離のレースではそれほど血統を予想ファクターに取り入れる必要はないという考えはもちろんあるものの、これだけタフな馬場で行われるとなると話は別。
大穴候補としては、そうした血統的なアドバンテージを見込める馬を今年は狙ってみたいという気がしている。

また、この時期の牝馬はとにかく太りやすい。
中間の状態だけではなく、馬体重や身体のつくりまでできればチェックしてから馬券を買いたいレースでもある、

実は先週(自分としては)デッカイ馬券を超久々に的中させ、今年も無事に正月を迎えられることが決定したばかりである。
ということで、今年は2年ぶりに「大勝負」の愛知杯となるだけに(ちなみにそのときはタガノエリザベートとともに福沢さん7枚が夢と散った)、今からドキドキである(今年は5〜6枚だ!)。



第64回農林水産省賞典阪神JF(GT)

ある意味、翌年のクラシックホースを決する意味合いもあるのが、今年で64回目になる阪神ジュベナイルフィリーズである。
ここ数年、ウオッカやブエナビスタなど、牡馬と一緒に走ってもGTを勝ってしまうような牝馬が何頭も勝ちあがっているレースである。

ブエナビスタの下ということでも注目され、スミヨンが名付け親であったということでも注目され、桜花賞までは間違いないだろうという声が圧倒的に高かったジョワドヴィーヴルだったが、その根拠となったのが、このレースの勝ちっぷりだった。

桜花賞での骨折は残念だったが、もし無事だったら、実はジョワドヴィーヴルの2冠ということもあったのではないかな・・・などと個人的には考えている。

で、今年もまたかなり先々やれそうな馬たちが複数登録してきているが、個人的にジェンティルドンナを上回る素質があるのではないかと踏んでいるのが、ジェンティルドンナと同じ岩田騎手が乗る(であろう)サンブルエミューズという馬。
ジェンティルドンナも走りの迫力は素晴らしいが、2歳にして迫力だけならジェンティルドンナを上回るものがある印象。

もちろんここでも3番人気くらいにはなりそうだが、私はこの世代の牝馬はダイワメジャー産駒のサンブルエミューズとともに歩もうとすでに心は決まっている。

で、そのサンブルエミューズを人気で上回りそうなのが、前走府中の新設マイル重賞を差し切った、こちらはハーツクライ産駒のコレクターアイテムと、そしてその2着となったディープインパクト産駒のアユサンあたりか。
サンブルエミューズの「対抗」以上は決めているので、ファンタジーステークスを勝っていたこちらはケイムホーム産駒のサウンドリアーナあたりがサンブルエミューズ以上の人気になってくれても一向にかまわない。

なんなら何かの間違いでタンスチョキンあたりがサンブルエミューズの上の人気になってくれたらおもしろいのだが・・・
というか、タンスチョキンは出られるのかなぁ・・・

で、阪神外回りのマイル戦ということで、これはもうスローは確実である。
とにかくタフなコース設定だけに、クロフネサプライズあたりの先に行く馬が穴になるかもしれないなどと、早くも予想のほうに頭が向かってしまっている。
このままだと予想まで突っ走ってしまいそうなので、今年の阪神JFの「ちぎらぁ!」はこのあたりにしておこうか。



第5回カペラS(GV)

ダートの短距離重賞だから、いちおう来年の府中の根岸ステークス、さらにはフェブラリーステークスへとつながる路線ではある。
しかしここはまだハイレベルの中央ダート路線の中にあっては「バリバリのオープン馬」という感じのメンバーにはならない。

まだ今年で5回目と歴史の浅いカペラステークスであるが、それだけははっきりしており、ということは自然と軸馬不在の混戦レースとなるというところまでは自動的にわかるわけだが・・・
カペラSは、中山ダートの1200m戦で行われる「波乱必至」の別定戦である。

中山コースの場合、基本的には芝もダートも内枠有利が定説となっているが、不思議とこの「ダート1200m」のコースだけは外枠のほうが比較的有利になる傾向が強い。
どうせ大混戦のレースなのだから、少しでもアドバンテージとなる以上、どんな小さなファクターでも見逃すことができないレースである。

今年はもう登録から「46頭」ということで、フルゲート16頭に対して30頭も除外になってしまうという、出るだけで十分たいへんなレースである。
なんなら「どの馬が抽選に通るか」の単勝、複勝、三連単などを木曜あたりに売り出してもらいたいくらいである(いや、ホントはそんなこと全然思っていないが・・・)。

どうしてただでさえ小回りの中山コースにそんなに他頭数の登録があるのかというと、ただでさえダートのオープン馬はあふれかえっている現状のところに来て、芝からチャレンジする路線も相当数いる関係で、そういうことになってしまうのである。

ということで、「出馬予想」という新種の馬券を売ってほしくなるくらいなので、ここでゴチャゴチャ言わないで、出走馬が確定してから改めて金曜日あたりにゴチャゴチャいうことにする。



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