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第63回朝日CC(GV)

季節で言えば、夏の終わりとも秋の始まりともつかないなんとも難しい「あの時期」の開幕週に芝2000mの別定戦として行われていた朝日チャレンジカップ、金鯱賞同様、「あらぁ?今年は朝日CCやんねぇのかよ・・・」と訝っていたのだが、ここで開催である。

ところが、金鯱賞とは違って、こちらは条件面でいろいろと変更があるので、そこは要注意である。
今年から1F距離短縮され、使用コースも内回りから外回りの1800m戦の、しかもハンデ戦で行われるようになるのだ。
だからこの朝日CC、従来の感じでドリームジャーニーやキャプテントゥーレが勝ったレースだ、なんて思わないほうが身のためである。

ハンデ戦。
今年注目されるのが、開業以来今年の絶好調は目を見張るものがある須貝厩舎の3歳馬ジャスタウェイである。
天皇賞ではカレンブラックヒルと微差の6着とがんばっていたくらいだから、ハンデも相当行くんじゃないか・・・などと思っていたが、やはりまだGV勝ちしかないジャスタウェイにはお目こぼし程度の「56.5kg」というハンデが想定されている。

これに対して、かなり重いハンデを背負うことになるのが、能力は間違いなくGT級のものがありながら足元の不安でなかなか順調に使えないのが悩みのトライアンフマーチが「58kg」の想定ハンデになっている。

そして、これらと同様人気が予想されるフレールジャックが56kgだから、そう考えると、やはりジャスタウェイのハンデはそれほどラクなハンデではなさそうかな、という気もなんとなくしてくる。

そして、今回は意外と人気になってしまう危険性が高い(←私は買う気マンマンである)のが、先日のステイヤーズステークスを10歳にして優勝したトウカイトリックに触発されるかもしれない11歳馬のマヤノライジンである。
マヤノライジンの想定ハンデは54kgということで、年齢から考えてもう少し軽くしてやれよと、いつも思いながら馬券を買ってしまうものである。
まあしかし、これはいつも通りのハンデということになるか。

例年あまり登録頭数が多くなく、少頭数で行われることが多かった朝日CCであるが、今年はマヤノライジンを筆頭にバラエティーに富んだ登録馬がいることから、これはちょっと馬券を離れてもおもしろいレースになりそう。

さて、マヤノライジンの出走を知ったらトウカイトリックはなんて言うだろう?
「先輩!頑張ってください!」と思うのか、それとも、
「俺の記録を1週間で塗り替えないでぇ〜!」と泣いているのか、はたまた、
「がんばれジッちゃん!」と、自分の年齢を棚に上げた応援の仕方になるのか、このあたりも非常に興味深いところである。

今年で63回目という歴史あるレースに、もうすぐ12歳という歴史ある競走馬が出るというのは、なんともオモムキがあるなぁ・・・

(長老に限らずみんな)とにかく無事に回ってきてもらいたい!



第13回JCダート(GT)

今週のGTはジャパンカップダートである。
「ジャパンカップ」とは名ばかりであり、おそらく今後もほとんど外国馬がくることはないだろうし、距離的にも、阪神で開催され、あきらめ悪くいつまでも外国馬を招待しようと考える以上、フェブラリーステークスと1Fしか違わないという、なんだかなぁ・・・というレースである。

個人的には、内外の有利不利があまりにも激しすぎる府中コースでジャパンカップ(ターフ)を行うくらいなら、こちらJCダートを従来の府中のダート2100m戦に戻し、そしてJCのほうを阪神もしくは中京の芝2400mでやりゃぁいいじゃねぇかよこの・・・バカヤロー!と正直思う。

どうせこの時期に北米のダートホースがわざわざ極東の競馬にやってきやしないのだし、芝のレースは阪神のタフなコース、あるいは中京のタフな馬場であれば、絶対にヨーロッパの強い馬たちだって(少なくとも府中よりは)ずっと通用する可能性が高いわけだから、来てくれる可能性が強まるはずである。

それに、JCから有馬というキツいローテーションを強行しようという陣営も減るはずである。
昔のタイムが出ない競馬であればまだしも、年がら年じゅう高速馬場で行われる競馬では、こんなに短い間隔で行われるJC→有馬のローテーションなんて、やめたほうがよいと個人的には思えてならない。

まあ所詮は天下ってヌクヌクと暖をとっている連中が上役にはびこってるなんとかアールエーなんてぇのは、ちっとでも楽しく安全な競馬を提供しようなんていう気持ちはサラサラないんだろうけれど・・・
もしちょっとでもそういう考えがあるのなら、あの女の子たちのグループ・・・なんつったけ?BAKA84だっけ?・・・あんな競馬を知らない連中にお出ましいただかなくてもずっと楽しい企画を考えられるはずである。

鈴木淑子さん元気ですかぁ!!宮嶋千佳子さんカムばぁぁぁーック!!!

とでも題してイベントをやってくれたほうが、競馬ファンはずっとうれしいのに・・・(たぶん・・・)

ということで、ロクなレースポイントになっていないが、とにかくイジゲンは強そうである。
ローマンレジェンドは岩田が騎乗停止でどうなのかという不安があるが、しかし少なくとも事故が起こる不安は小さくなったと言えるはずである。
さらにはエスポワールシチーの復活に期待したいが、ユタカさんでも悪いことはないものの、できれば哲三ジョッキーに乗ってもらいたかった。

それに、あ、トランセンドも出るのか・・・
それにそれにワンダーアキュートもそろそろ勝ちそうだし、善戦マンのダノンカモンにもチャンスはあるし、今週もまた牝馬ならミラクルレジェンドだし、今週もまたディープ産駒ならボレアスだし、なんつっても最大の上がり馬はソリタリーキングだろうし、最大のダート血統はトゥザグローリーだし、最大の穴馬は・・・って、今年のJCダートはけっこうおもしろいじゃん!

という具合に、なんだかとてもテキトーなレースポイントになってしまってゴメンナサイ・・・



第46回スポーツニッポン賞ステイヤーズS(GU)

今週から中山の最終開催がスタートする。
そして、この開催の開幕週といえば、例年非常に楽しいレースが展開されるマラソンレースのステイヤーズステークスである。

個人的にこのレースが大好きなのだが(理由は拙者の「プロフィール」をご覧ください)、ステイヤーズSは別定戦、内回りの芝2周で行われる3600m戦である。

ただ、このレースは「3600m」という平地競走の最長距離レースである印象ほど厳しいレースにはならない。
理由はいくつかある。

それは、絶好の芝コンディションで例年行われる開幕週、しかも初日の土曜日に行われること、さらには、クルクルと小回りをたくさん回るレースなので息が入りやすく、また「最長距離レース」という先入観から、とにかく前半からスローペースに落ちやすいという性質があるからである。

しかし、その分スタミナ自慢は早めの競馬になることから、やはり最後の直線の坂で逆転があるという、非常にスリリングなレースが展開され、その意味では、1頭ずつ脱落していく感じの府中のダイヤモンドステークス(芝3400m)とは少々イメージが異なるレースである。

このところそれほど波乱になっていないが、かつては、当時まだ「皐月賞馬」という肩書であったのちの七冠馬・テイエムオペラオーが、サンデーサイレンス産駒のペインテドブラックに負けてしまうという波乱もあった。
おかげで私はオペラオーなんて・・・というとんでもない誤解をしてしまった(詳細はプロフィールを参照されたい)

さらにハンデ戦で行われていたことから、比較的波乱が多いレースだったのである。
もちろん現在別定戦で行われるとは言っても、レースがあまりにも特殊な距離で行われるから、当然ここも波乱の要素は小さくない。
穴党にとっては積極的に参加したいレースと言えよう。

さーて、ここ2週はまったくいいところのない私の予想・・・いや、もちろんその前もいいところなんてほとんど「皆無」に等しい私の予想であるが、例年このレースはなかなかいい予想ができているため、今年も奇跡的に的中するかもしれないなんていう願望を抱きたい気もしないではないでもないような気もちょっとだけしているかもしれないような気がしなくもないような・・・うえへぇ!!!

ということで、今週もがんばりましょう!



第48回金鯱賞(GU)

ダービーのころ、あらぁ?今年は金鯱賞やんねぇのかなぁ・・・などとちょっとギモンに思っていたのだが、こんなところでその金鯱賞が今週行われる。
もちろん中京競馬の開幕週である。
時期は約半年先送りになったが、条件はまったく同じ、別定GUの芝2000m戦である。

今年で48回目を迎える金鯱賞であるが、このレースもこれまでにはいろいろなことがあった。
当時の年齢表記にして「9歳馬」というフジヤマケンザンが優勝した衝撃は、マイスーパーマンの関屋記念以上の衝撃だった。
何しろ、フジヤマケンザンは「59kg」を背負っての優勝だったのだから・・・

そしてサイレンススズカの驚愕の大逃げ切りや、ローゼンクロイツの1分57秒2というタイムの優勝、そしてローゼンクロイツの死、さらには昨年のルーラーシップのあの衝撃の走りなど、この金鯱賞というレースはあらゆる悲喜こもごもをファンに伝えてきたレースである。

従来であれば、宝塚記念への重要なステップレースとなっていたわけだが、今年からは有馬記念のステップレース、さらに深読みするならば、東西金杯へのステップレースとも相当無理をすれば考えられなくもないかな、という気がする。

で、登録のあるメンバーを見てみると、まずは復活を期すアーネストリーが最大の注目ということになるか。
今回は57kgで出走できるというのがこの馬には有利。
そして、中京巧者のダノンバラードがこれを追うことになりそう。

ポイントは、洋芝のオーバーシードを今開催も実施していること。
夏場はかなり速い馬場だったが、しかし週を追うごとに徐々にパワー優先の馬場と変化していた。
今年3月のグランドオープンの当初から、かなりクッション性の高いソフトな馬場である印象があったから、おそらくここも開幕週からある程度時計を要する馬場になるのではないか。

金鯱賞は従来通り土曜日に行われるので、そのあたりの馬場状態・・・というか、時計面を事前にチェックしておきたい。



第32回ジャパンカップ(GT)

ジャパンカップである。しかも、「空前の」JCだ――

もちろん注目は五冠馬、そして世界最高峰の凱旋門賞を「圧倒的に強い2着」という不思議な結果に終わったオルフェーヴルということになる。
しかしここはさすがに、オルフェーヴルだけに注目するというわけにはいかない。

オルフェーヴル以外の最大の注目は、オルフェーヴルに、そして何よりこの馬自身に敬意を表する意味もこめて、フランスからやってきた凱旋門賞馬のソレミアということになる。
もちろん血統面や馬場適性を考えたときに、ソレミアにとっては相当厳しい戦いになることは間違いないものの、しかしおそらく多くのファンが何度となくあの凱旋門賞のゴール前の「鬼脚」は確認済みのはずである。

そして、何と言っても「世界最強」、あるいは「史上最強」との呼び声もついにかかるようになったオルフェーヴルを事実負かしているスーパーガールである。
オルフェーヴルを負かした馬が「日本の馬場」に負けてしまうと決めてかかるのは、ちょっと危険な気がする。

これまで凱旋門賞馬がJCではまったくオハナシにならない結果に終わった歴史を踏まえた上で、私はまだ「保留」である。
昨年のデインドリームなどはなんとブエナビスタを上回る人気になっていたが、凱旋門賞のパフォーマンスを見る限り、同じ馬場でという前提で、ソレミアはデインドリームよりもはるかに強いと私には思える。
コース追い(おそらく敢行するだろう)の映像を見て、それから判断する。

そして、もう1頭の牝馬、三冠牝馬のジェンティルドンナのチャレンジがあるから今年はおもしろい。
陣営も勝つ気マンマンであるというのがなおおもしろい。

岩田騎手は早くから「ウオッカ以上、ブエナビスタ以上、世界で通用する」という超強気のコメントを発しまくっていたが、とすれば、ジェンティルドンナがここで無様な競馬をすることだけは絶対に許されない。
コース適性はおそらく最右翼のはず。

オルフェーヴルを抜きにしても、日本の牡馬陣は相当層が厚い。
まずはその代表格がルーラーシップということになる。
国内GT制覇はルーラーシップにとって悲願であり、角居調教師もまた、ルーラーシップをなんとか勝たせたいという気持ちが痛いほど伝わってくる。
ここはトレーナーにとっても「悲願」である。

それから当然3歳のフェノーメノが再び古馬の牙城に挑む戦いになる。
今度は天皇賞とは全然違う戦いである。
古馬に通用するかどうか、チャンピオンディスタンスで行われるこの舞台こそが本当の試金石となる。

さらには天皇賞・秋で復活なったエイシンフラッシュ、そして久々の「2週連続」を狙う武豊騎手と「2回目」を目指すGT2勝馬ローズキングダム、天皇賞馬のトーセンジョーダンとスミヨン、ビートブラックなど、伏兵陣も多彩である。
もちろん、ソレミア以外の外国馬だって侮れないはず。

そして、日本の総大将として、日本最高峰の舞台に挑むオルフェーヴル・・・
この馬にはおそらく海外帰りのデータや相手関係は一切関係ない。
いろいろ不安材料もささやかれているようだが、オルフェーヴルのサイドに立って言えば、不安材料なんてまったくないと私は思う。

ただ、オルフェーヴルの最大の特徴は、「何かをしでかす」ことである。
今回は何だろう・・・

いずれにしても、もしかしたらラストランとなるかもしれないオルフェーヴルの走りを、そしてこの空前のJCでの走りを、しっかりとこの目に焼き付けたいと思う。

この週末、ファンそれぞれが、それぞれの想いを声援に、そして馬券に託して――
爆発する!


第57回京阪杯(GV)

ハンデ戦になったり別定戦になったりいろいろな距離で行われたり、いろいろな時期に行われたりと、歴史あるレースの割りにはとにかく猫の目のように条件が変更されてきた京阪杯である。

そのため、過去には昨年のロードカナロアのような後のスプリントチャンピオンをはじめとして、カンパニーのようなトップマイラー、さらにはダンスパートナーのようなクラシックホース、天皇賞馬・ネーハイシーザー、ジャパンカップの日本馬最初の勝ち馬・カツラギエースなど、その歴史をたどると実に意外な名前がこのレースの勝ち馬として名乗りを上げてきた。

現在は別定の芝1200m、最終開催の京都の最終週、土曜日に行われるGV戦である。
ジャパンカップの前日のレースというのもおなじみになってきつつある。
先にも触れたように、昨年のロードカナロアは今後の活躍を十分に期待させるだけのパフォーマンスを見せた。

ポイントとなるのが、最終週の京都芝コースの馬場状態。
基本的には外差しが決まる馬場になるというのは印象だけでなく、これはほぼ例外ない事実である。
もちろん力のある馬はどこを通っても関係ないが、力的にどうかと思われる馬でも、最後の最後に外から突っ込んでくるケースが非常に多いレースである。

先週のマイルチャンピオンシップはぎりぎりインも持ちこたえたが、したたかに雨も降った。
もうインはそろそろ限界だろう。
今年も外差しの追い込み馬を穴馬にピックアップしたいレースであるという気がする。

もうひとつのポイントは京都の内回りのスプリント戦ということで、スプリント戦にしてはとにかくスローとも思われるような妙な流れになることが多い。
特にこのレースはそれが顕著で、やはりあまり先に行ってインを走りたくないという考えが表れているのかもしれないし、また、今年は最終日に組まれている阪神カップを意識した競馬になることがその要因となっているのかもしれない。

今年のメンバーもなかなかシブいメンバーになりそうで、いかにも京阪杯らしい、楽しくも難しい競馬になりそうである。
これでまたひと雨こようものなら・・・けっこうなカオスっぷりだぞぉ・・・



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