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第32回ジャパンカップ(GT)

ジャパンカップである。しかも、「空前の」JCだ――

もちろん注目は五冠馬、そして世界最高峰の凱旋門賞を「圧倒的に強い2着」という不思議な結果に終わったオルフェーヴルということになる。
しかしここはさすがに、オルフェーヴルだけに注目するというわけにはいかない。

オルフェーヴル以外の最大の注目は、オルフェーヴルに、そして何よりこの馬自身に敬意を表する意味もこめて、フランスからやってきた凱旋門賞馬のソレミアということになる。
もちろん血統面や馬場適性を考えたときに、ソレミアにとっては相当厳しい戦いになることは間違いないものの、しかしおそらく多くのファンが何度となくあの凱旋門賞のゴール前の「鬼脚」は確認済みのはずである。

そして、何と言っても「世界最強」、あるいは「史上最強」との呼び声もついにかかるようになったオルフェーヴルを事実負かしているスーパーガールである。
オルフェーヴルを負かした馬が「日本の馬場」に負けてしまうと決めてかかるのは、ちょっと危険な気がする。

これまで凱旋門賞馬がJCではまったくオハナシにならない結果に終わった歴史を踏まえた上で、私はまだ「保留」である。
昨年のデインドリームなどはなんとブエナビスタを上回る人気になっていたが、凱旋門賞のパフォーマンスを見る限り、同じ馬場でという前提で、ソレミアはデインドリームよりもはるかに強いと私には思える。
コース追い(おそらく敢行するだろう)の映像を見て、それから判断する。

そして、もう1頭の牝馬、三冠牝馬のジェンティルドンナのチャレンジがあるから今年はおもしろい。
陣営も勝つ気マンマンであるというのがなおおもしろい。

岩田騎手は早くから「ウオッカ以上、ブエナビスタ以上、世界で通用する」という超強気のコメントを発しまくっていたが、とすれば、ジェンティルドンナがここで無様な競馬をすることだけは絶対に許されない。
コース適性はおそらく最右翼のはず。

オルフェーヴルを抜きにしても、日本の牡馬陣は相当層が厚い。
まずはその代表格がルーラーシップということになる。
国内GT制覇はルーラーシップにとって悲願であり、角居調教師もまた、ルーラーシップをなんとか勝たせたいという気持ちが痛いほど伝わってくる。
ここはトレーナーにとっても「悲願」である。

それから当然3歳のフェノーメノが再び古馬の牙城に挑む戦いになる。
今度は天皇賞とは全然違う戦いである。
古馬に通用するかどうか、チャンピオンディスタンスで行われるこの舞台こそが本当の試金石となる。

さらには天皇賞・秋で復活なったエイシンフラッシュ、そして久々の「2週連続」を狙う武豊騎手と「2回目」を目指すGT2勝馬ローズキングダム、天皇賞馬のトーセンジョーダンとスミヨン、ビートブラックなど、伏兵陣も多彩である。
もちろん、ソレミア以外の外国馬だって侮れないはず。

そして、日本の総大将として、日本最高峰の舞台に挑むオルフェーヴル・・・
この馬にはおそらく海外帰りのデータや相手関係は一切関係ない。
いろいろ不安材料もささやかれているようだが、オルフェーヴルのサイドに立って言えば、不安材料なんてまったくないと私は思う。

ただ、オルフェーヴルの最大の特徴は、「何かをしでかす」ことである。
今回は何だろう・・・

いずれにしても、もしかしたらラストランとなるかもしれないオルフェーヴルの走りを、そしてこの空前のJCでの走りを、しっかりとこの目に焼き付けたいと思う。

この週末、ファンそれぞれが、それぞれの想いを声援に、そして馬券に託して――
爆発する!



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