2012年12月18日
第135回中山大障害(J・GT)
今週はいよいよ最終週、有馬記念ウィークを迎える。
ということは、その前日の土曜日に行われるのが、おなじみでありなおかつ伝統の一戦でもある中山大障害である。
芝の4100mという長丁場に、年2回しか使用しない「大障害コース」の難関で、ジャンパーたちが覇を競う。
例年このレースは比較的少頭数で行われることが多いが、今年はなんと、すでに25頭がエントリーしている。
ということは、4割以上が除外になるという珍しい中山大障害である。
今年は休みがちの名ジャンパーが久々に名前を連ねることになった。
まずは、3年前の中山グランドジャンプを優勝していた12歳馬のスプリングゲントがどうやら今年は出走にこぎつけそう。
ジャンプ戦という意味では、昨年のこのレース以来ということになる。
そして、こちらはジャンプ戦に限れば昨年の中山GJ以来になる10歳馬のメルシーエイタイムが、今年もここだけはエントリーしてきた。
メルシーエイタイムが中山大障害を勝ったのは、なんともう5年も前の2007年のことであった。
それから、屈腱炎を克服して復活を狙うマイネルネオスの名前もある。
こちらは「まだ」9歳である。
昨年、真夏の中山GJを優勝していた。
そしてなんといっても、ジャンプの「絶対王者」である5歳馬マジェスティバイオが、前走オープンで復活優勝を飾って、ここは万全で出走する。
田中剛厩舎は先週のロゴタイプに続いてGT連勝を目指す。
もちろん悲願を目指すバアゼルリバーや急激に力をつけてきたナリタシャトルらの名前もあり、ここは非常におもしろいレースになるが、今年も「いずれはジャンプ界の頂点を・・・」と目されたテイエムハリアーが出走せず、そして、出てくれば絶対に本命と決めていたエムエスワールドは前走を凡走して引退が決まった。
マイネルネオス同様、エムエスワールドはステイゴールドの初年度産駒であり、そしてなんと、あの名種牡馬である父に、産駒として最初に勝ち星をプレゼントした馬だった。
そんな、タフに走り続けてきたエムエスワールドさえも、無事にこの舞台にたどり着くことは難しいのである。
それから・・・
マジェスティバイオの田中剛厩舎には、ジャンプで勝ち星こそあげられなかったものの、目黒記念を優勝していたホクトスルタンも在籍していた。
そんな具合に、なんだか今年の中山大障害だけは、とにかく全馬無事にゴールインしてもらって、他のどんなビッグレースでも聞かれることがない、スタンドからの暖かい拍手を、全馬のゴールインとともにまた聞きたいものである。
大一番の前日の、一生懸命がんばるジャンパーたちにとっての大一番・・・それが伝統の中山大障害である。
ということは、その前日の土曜日に行われるのが、おなじみでありなおかつ伝統の一戦でもある中山大障害である。
芝の4100mという長丁場に、年2回しか使用しない「大障害コース」の難関で、ジャンパーたちが覇を競う。
例年このレースは比較的少頭数で行われることが多いが、今年はなんと、すでに25頭がエントリーしている。
ということは、4割以上が除外になるという珍しい中山大障害である。
今年は休みがちの名ジャンパーが久々に名前を連ねることになった。
まずは、3年前の中山グランドジャンプを優勝していた12歳馬のスプリングゲントがどうやら今年は出走にこぎつけそう。
ジャンプ戦という意味では、昨年のこのレース以来ということになる。
そして、こちらはジャンプ戦に限れば昨年の中山GJ以来になる10歳馬のメルシーエイタイムが、今年もここだけはエントリーしてきた。
メルシーエイタイムが中山大障害を勝ったのは、なんともう5年も前の2007年のことであった。
それから、屈腱炎を克服して復活を狙うマイネルネオスの名前もある。
こちらは「まだ」9歳である。
昨年、真夏の中山GJを優勝していた。
そしてなんといっても、ジャンプの「絶対王者」である5歳馬マジェスティバイオが、前走オープンで復活優勝を飾って、ここは万全で出走する。
田中剛厩舎は先週のロゴタイプに続いてGT連勝を目指す。
もちろん悲願を目指すバアゼルリバーや急激に力をつけてきたナリタシャトルらの名前もあり、ここは非常におもしろいレースになるが、今年も「いずれはジャンプ界の頂点を・・・」と目されたテイエムハリアーが出走せず、そして、出てくれば絶対に本命と決めていたエムエスワールドは前走を凡走して引退が決まった。
マイネルネオス同様、エムエスワールドはステイゴールドの初年度産駒であり、そしてなんと、あの名種牡馬である父に、産駒として最初に勝ち星をプレゼントした馬だった。
そんな、タフに走り続けてきたエムエスワールドさえも、無事にこの舞台にたどり着くことは難しいのである。
それから・・・
マジェスティバイオの田中剛厩舎には、ジャンプで勝ち星こそあげられなかったものの、目黒記念を優勝していたホクトスルタンも在籍していた。
そんな具合に、なんだか今年の中山大障害だけは、とにかく全馬無事にゴールインしてもらって、他のどんなビッグレースでも聞かれることがない、スタンドからの暖かい拍手を、全馬のゴールインとともにまた聞きたいものである。
大一番の前日の、一生懸命がんばるジャンパーたちにとっての大一番・・・それが伝統の中山大障害である。
【Weekly ちぎらぁ!(今週の重賞レース)の最新記事】
投稿者:ASHIGE2|12:19|Weekly ちぎらぁ!(今週の重賞レース)
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