質の視点から利用者の努力、能力、生産性、人間性のランキングを公開し、有機的な向上をサポートする「人」に関する口コミサイト「Adjuster」を2017年4月28日（金）より提供を開始するそうです。

これは、どうやらセイコーエプソンのスマートリストバンドと小型録画装置を装着することで、利用者の努力、能力、生産性、人間性などの質が客観的に見えるようになり、人間関係の最適化や関係円滑化、問題の予兆の把握ができるものなのだそうです。
その機能を使い、個人は自分の質を高めることができ、企業は量でなく質の視点も加え生産性を有機的に高める事ができるとか…

すわ、管理社会の到来かと思うのは早計かもしれません。
リストバンドを見ると、かなりそんな印象を与えますけどね…
そのため、利用者をプライバシー、企業秘密、就業規則内での適正利用に同意した人に限定しているのでしょう。
でも、社長から装着するように言われたら、そこで働きたい人は嫌とは言えないでしょう。
それでも、好きな人を見ると瞳孔が開いたり、嫌いな人を見ると瞳孔が小さくなるような変化は厳然とあるわけですから、心拍数やストレス耐性から心理影響を客観的に見るのは良い試みだと思います。
意見できないことも体で示すことができるわけですから。
しかし、これが排除のための道具になってはいけないなとは思います。