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2020年05月12日

なんでこんな最中に?

新型コロナウイルスで世間は非常事態に追い込まれている

最中、国会では耳を疑うような審議がなされています。

周知のように、検察庁法改正案の審議です。

いやー、びっくりですね。

いまなぜ、検察庁法改正を急ぐのか、強い怒りと疑念を

おぼえますよね。

インターネット上では、この法案に抗議する投稿が著名人らの

間でも広がり、500万件近くに達していると言われています。

500万件ですよ!

絶対に許してはいけないと思う国民の強い要望と怒りがうかがえますね。

検察官の定年を引き上げるとともに、内閣や法相の判断で定年を延長

できるという規定が盛り込まれているこの法案、どう考えても

理解できないですよね。

憲法の基本である三権分立を脅かすばかりでなく、民主主義の根幹を

揺るがすことになりかねない、まったく許しがたいものだと憤りを

感じさえしますね。

国難というこの時期に、不要不急のこんなとんでもない法案を国会で

成立させようとすること自体、政権への深い憂慮を抱いてしまいます。

国家公務員法の改正案と一括で検察庁法改正案が国会に提出されている

ようですが、私にしてみれば、検察庁法改正が主たるねらいではないのか

疑ってしまいます。

振り返ってみると、昨年は安倍政権にとって森友学園の国有地取引や

加計学園の獣医学部設置をめぐり、政権をを揺るがす事態が続きましたね。

あるいは、「桜を見る会」での有権者買収の疑いや、参院選で法務大臣

夫人の秘書が選挙違反をおこすなど、不祥事が絶え間ない一連の流れの中で

検察が捜査に乗り出したにもかかわらず、何一つはっきりとした結論に

至っておらず、すべてがことごとく五里霧中のなかに葬られようとして

います。

検察が果たして十分な責務を果たしてしるのか疑念をもってしまいますが、

こういう流れと決して無関係ではないのではと思うのですが。

いずれにしても、新型コロナウイルス対策の審議に紛れて、成立を

急ぐ必要はまったくないことであり、法案自体も許されるものでは

ないことははっきりと主張しておくべきではないでしょうか。





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posted by アプロ君 at 13:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康
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