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2020年05月13日

緊急事態宣言、一部地域の解除に思う

今日、いよいよ緊急事態宣言が一部地域で解除されますね。

新型コロナウイルスとの闘いの、長いトンネルの出口が見えて

きたのかなって感じですね。

ひとまずは、ほっとしています。

首都圏をはじめ、まだいくつかの都道府県においては

解除されないようですすが、全体的には出口に向けての大きな

前進ではないでしょうか。

ただ、緊急事態宣言が解除されること自体は歓迎されるべき

ことだと思いますし、喜びに絶えないことだと思いますが、

なんとなくもろ手を挙げて喜べない気持ちも否めないのが

正直なところですね。

というのは、「コロナと経済」を天秤にかけながら、経済への

影響がますます厳しくなっているという判断から、コロナ対策が

緩むことがあっては絶対に良くないと思うからです。

ましてや、中国や米国、おとなりの韓国などで緊急事態の解除を

いち早く決めて、経済への復興に乗り出していることへの立ち遅れ

からくる、ある種の焦りによる解除への早計な判断になっては決して

良くないという思いがあるからなんです。

勿論、そういうことではないかも知れませんが、あえてその点を

確認しておきたいと思います。

まあ、老婆心だと言われるかもしれませんがね。

大変むつかしい舵取りになることは重々理解できるのですが、

かといって妥協しての判断になっては絶対に良くないと思うのです。

経済活動へ舵をきったアメリカや韓国でも、依然として

新型コロナウイルスの感染を断ち切れてないままでいます。

韓国では新たな集団感染がおきましたよね。

国民の不安も消されていないのが実情ではないでしょうか。

一歩踏み外せばまた、大変な思いをすることになり兼ねないのです。

今のところコロナを絶滅させることは出来ず、いかにうまく

付き合っていくか、その術を見いだすことが必要だと言われています。

いずれにしましても、日本において、人口的にも経済的にも圧倒的な

地位にある首都圏の解除はもう少し時間がかかるようですが、

くれぐれも慎重な判断を願うばかりです。

ようやく、ここへ来て感染者が連日、減少傾向にあるので

もう少しの我慢といいますか、踏ん張りが要求されている

ように思います。

私たち個人においては決して緩むことがあってはならないでしょう。

同時に、行政府においては、「コロナと経済」、「自粛と補償」の

二つの両輪の適格かつ責任ある舵取りを願うばかりです。

































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