これって、バブルの様相ではないのでしょうか。
年始から連日、株価がバブル以降の最高値を記録し、3万6,000円台前後で
推移している中、今年度中にバブル期の最高値を超えて4万円台もあり得るとの
予測を出ている有り様。
株高の要因について、世界株高を背景に円安の定着や新ニーサの導入、
また昨年来の企業の自社株買いなど、いろいろな見方があるようですが、
すでに反転への警戒感も出てきているのも事実のようですね。
かたや、実体経済に目を向けると、必ずしも株高を裏付けるような
状態では決してないと言えるでしょう。
物価高による消費支出の減少や実質賃金の減少が続いており、
外需の輸出も、このところ減少傾向が定着しているようです。
当然、GDP規模もG7諸国のなかでも最下位に陥っている有り様で、
経済大国と言える状況にないことも否定できないでしょう。
昨年に続いて企業倒産も増加しそうにあると言われています。
要するに、今の株高はけっして日本の実体経済を反映したものとは
言いにくいということです。
すなわち、「バブルの様相」が無きにしも非ずと言っても言い過ぎでは
ないかと感じるのですよね。
そういう意味では、今後株高がどこまで行きつくのか、目が離せない
心境とともに、大きな波乱が無いかという憂慮の念もしている
次第ですね。
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