発表されましたが、物議をかもしているようです。
そこで、私なりに感じていることを簡単にまとめてみました。
新型コロナウイルス専門会議の提言する「新しい生活様式」に
よると、一人ひとりの基本的感染対策や日常生活を営む上での
基本的生活様式について具体的な項目が提案されていますね。
例えば、感染予防対策として人との間隔を2メートル空けるとか、
会話をする際は、可能な限り真正面をさけるなどの具体例が
しめされています。
また、「3密」の回避は勿論のこと、買い物や食事などの
日常生活における生活様式が具体的に示されていましたね。
感染予防という意味で一つ一つの各項目自体は理解できなくは
ないのですが、はたしてこの様式に基づいてどれだけ行動できるか、
実際に厳守できるのかを考えた場合、各人のかなりの自覚と責任が
要されると思います。
それと同時に、従来の社会生活において根付いている生活様式から
して、ほとんど無理にも思えるところも何点かあるんですよね。
勿論、日常生活におけるマスクの着用や手洗い、「3密」の回避
など、すでにある程度習慣ついてきている面もありますが、長期に
わたる見通しのもとでの生活様式として考えてみた場合、どの程度
持続可能かは少し懐疑的に思えるのです。
例えば、学校での子供たちの生活なんかで、常にある程度の間隔を
空けながら一緒に生活するなんて非現実的としか思えませんよね。
また、家庭での食事の際、対面を避け横並びに座り食事するのは
2~3日ならともかく、それを続けるのはまず無理ではないでしょうか。
外食した際に対面ではなく横並びで食事することって、どう考えても
不自然だし、そんな飲食店には客が入りますかね。
また、大皿を避け料理を個々に分けて食べることって、簡単なようで実際は
続けられないように思いますよね。
働き方の新しいスタイルにしても、テレワークがよく言われていますが、
この1か月の間、実際にどの程度導入されたのか、いささか疑問ですね。
5割もいってないのが現実だと思いますよ。
「新しい生活様式」を一つの指針として見るならば、気軽に受け止める
ことが出来るのですが、一定の期間において厳守すべき行動様式として
考えると、ちょっとどうかなというのが率直な感想なんですがね。
いずれにしても、いつまでの生活様式なのか、はっきりしていない点も
何となくうなづけないのですが。
みなさんはどう受け止めていらっしゃるのでしょうか。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image