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2021年06月25日

「家族」がテーマのドラマ2本

仕事中はユーネクストでドラマを観ています!






昨日見終わった連ドラ、めっちゃ良かった!

「火の粉」

ユースケサンタマリアさんが主演です。

原作は雫井雄介さん。

実は原作の方はずうっと前に読んでいたんですよね。

そのときも「うわ、おもしろい!」という感想だったのですが

内容はぼんやりとしか覚えていなかった。

印象深かったのは「手作りバームクーヘン」。

ドラマの中でも手作りバームクーヘンがいい感じの小道具として

使われていました。


ラストとか、登場人物とか、少しずつ原作とは違っているようです。

小説というものと連ドラというものは

違うものだし、どこをどう変えていくのか、っていうのは

とても勉強になるので、

どちらも見て見比べてみた方がいいと思います。

それくらい、このドラマは、おもしろい!

めっちゃおもしろかったのです!


昔原作を読んだときよりも、「なるほどなぁ」と

今はいろいろ理解できてしまいます。

「家族」というものの儚さとか、

「親切な隣人」の鬱陶しさ。

それに「いい家族をもつことが唯一そして最高の幸せ」という

価値観の恐ろしさ。

すごぉく…わかります。


で、感動したのはユースケ・サンタマリアさんの演技の素晴らしさ。

もう、この役、ぴったりすぎるやん!

(*´ω`*)


あと、朝加真由美さんもいい味出してます。

この女優さんは、こういう役…

どこにでもいそうな元お嬢様っぽい主婦がよく似合う…。


でも、ドラマ版では朝加真由美さんはラストで

自分を取り戻すのですが、それはどうかな〜と思ってしまいました。

こういう女性は最後まで「騙され続けている方がラクだもん〜あたしは何も知らないわ〜」という

感じのような気がします。







もうひとつは

「夜行観覧車」

こちらも原作は小説。

湊かなえさんが原作です。


湊かなえさんの作品は個人的に原作よりも

映像化されたもののほうが好みなので…


これは結構昔のもののようでした。

宮迫さんが出てるし、杉咲花ちゃんが子役。


あこがれの高級住宅地に家を建てたはいいけど

身分不相応でご近所さんから下に見られたりしてモヤモヤ、という話です。

加害者家族の辛さなども描かれています。

しかしこのドラマの見どころは、やっぱり

ご近所さんのボス主婦とその取り巻きのアレコレ。


この手のドラマ、結構多い。

あこがれのタワマンに引っ越したはいいけど

主婦同士のいじめとか。


そういうテーマのものはドラマとしては

おもしろいんだけど、

どうも疑問に感じてしまうのは、

大抵の主人公は

「高級住宅地に家を建てることが夢だったの」とか

「あこがれのタワマンに住めることになったの」とか

その土地に住むことが「夢」「あこがれ」ばっかりなんですよね…


高級住宅地もタワマンも、そこに住むという

身分…というか、つまりそういう地位の人でして

そういう身分の高い人たちの間には、当然その人たちの

ルールがあって、

ドラマではいじめのように描かれるけど、

実際は仕方がないことなんじゃないでしょうか。

「もうこんなことやめましょうよ!」と主人公は

訴えたとしても、ちょっとやそっとじゃ

価値観つーものは変わらないし、

別に変える必要もないような気がします。

(ドラマだから仕方ないけど)


「火の粉」ドラマ版のユースケ・サンタマリアは

最終回でお隣の家族の温かさにやっと触れて

支配することはおろかであったと思い(?)自殺しますが

ドラマだからこそこれは成り立つけど、

リアリティとしては、原作の方が納得します。

(原作では自殺ではなく殺される)

実際の殺人鬼は、殺人に理由なんてなく、

ただ殺人したいという欲望が渦巻いているサイコパスなんだと思います。

やっと家族の温かみを知った…

で、改心するぐらいだったら、そもそも殺人なんてできません。


でも、これはドラマであり、

ユースケ・サンタマリアのは主役だし、

少なからず見ている人にも共感する部分もあるわけだし、

こういうラストにしたのは、すごく、良かったと思います。

(こういうところがドラマと小説というものの根本的違いなのかな)


「夜行観覧車」のラストも、ドラマとして

すごく納得できたし、良かった。

でも、小説だったらこのラストは納得いかないでしょー、と思っちゃう。



それって何でなのかな…と

考えてみたら、

私の個人の意見ですが、

小説とは真実をえぐるもの、

ドラマとは理想を描くもの、


であると思うのですよ。


内容は同じであっても、それが違うのだと思います。

漫画はどっちなんでしょう。

私は小説の「真実をえぐる」ことも好きだし

ドラマの「理想を描く」ことも好きなので

うまいこと混ぜながら

両方挑戦したいなー、と思います!


































posted by 蒼乃シュウ at 12:15 | TrackBack(0) | 日記

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ティーンズラブを主に描いておりました。以前は本名でミステリーや普通の少女漫画も描いていました。 Twitterは @pinokodoaonoshu ぴのこ堂
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