2020年09月14日
現在のお仕事
文フリも終わって1週間。
お祭りを終えて、この一週間はひたすら通常の仕事です。
今取り掛かっているのは、11月発売の「ミステリーサラ」に掲載予定の
パワハラ上司と戦うお話です。
これは「まんが王国」とのコラボ企画で、掲載と同時(かどうかは忘れましたが)に
「まんが王国」でも配信されるらしいです。
締め切りまであと約1カ月。ネームは完成して下絵にも入っているので
ひたすら完成まで頑張るのみ!
それと並行して、私の電子単行本の表紙を描いています。
こちらの電子単行本は、過去に描いたミステリーを集めた短編集で、
自分で勝手に作る電子書籍と違って、ちゃんとした編集の方が
ちゃんと作ってくれるので…(笑)
表紙ができたら、あとのデザインもおまかせします。
どんな風になるか楽しみ!
両方、「蒼乃シュウ」ではなく、本名の「山谷シュウコ」名義のお仕事です。
短編集は、もう10年以上前に描いたものがほとんどで、
どれも「めっちゃおもしろい!」と思うものばかりを選びました!
編集さんも前から「めっちゃおもしろい!」と言ってくれていたものばかりで
今回、やっと単行本(電子ですが)を出してもらえる運びとなったのですが…
しかし「めっちゃおもしろい!」というわりに
今まで私は全然!一向に!売れなかったのは、なぜなんだ?
なぜ、私はこんなに人気がないのだ〜(*´Д`)
と、焦る日々が10年も20年も続いたのですが…。
しかしこうやって、長く続けていけること自体が幸せなことなので
ヨシとしよう!
たとえ人気のなあい無名の漫画家であったとしても、
ちゃんと一人で生きていけるだけの仕事はしているし。
漫画は描けば描くほど幸せを感じれるものなので、
ずーーーっと描いていけている今の自分の生活は幸せ。
世間的には「連載してるの?」なんてよく聞かれるし、
長期連載をしなければ漫画家として食っていけない、みたいな
風潮があるようなのですが、
よく考えるとそれってなぜでしょう。
なにも10巻も20巻も続く漫画だけが名作というわけではないでしょうに。
私は短編が好きです。
小説も、小池真理子さんの短編とかがめっちゃ好き!(長編はどうも好きになれない)
漫画でも小説でも、世の中に広く知れ渡るためにはなんといっても「長編」が
必要不可欠…なのだとは思います。
でも、長編でヒットして、喜ぶのって、もしかして
作家本人よりも、編集者の方なんじゃないですかね?
長編がヒットしてくれればラクなのは、作家ではなく出版社の方です。
(言い切ります)
だから編集者は「長編でヒットしなけりゃ後がないぞ、野垂れ死にだぞ」と作家に
脅すのではないでしょうかね。
重ねて言いますが、私は短編が好きなのです。
漫画でいえば「読み切り」が好きです。
一つ終わるごとに、次は新しい主人公を立てて、違うテーマで、
違う視点で物語を作るのが好きです。
長−いのも描いてみたいけど…
まあ、いつかは挑戦してみたいけど。
一番好きなスタイルは「悪魔の花嫁」のような
短編が長く続く物語ですね。
1話1話が完璧。
あんなパーフェクトな少女漫画は他に見たことない。
「連載」は毎月(もしくは毎週)締め切りがあるので、
大変といえば大変だけど、ラクといえばラクです。
私も、過去に毎月ではないですが、時々休みをもらいながら
全15回ほどの連載何作か描かせてもらったことがあるのですが…
そのとき感じたのは、「ネームがラク」。
設定もキャラクターも、前回の続き…なので、
それを動かすのは、楽しい作業でした。
でも、描きながら不安もあった。
この描き方に慣れてしまったら、
短編の描き方を忘れてしまうかも…!とおもいました。
それに連載が急に終わってしまったらどうしよう!という恐怖もありました。
「読み切りばっかり描いてたって意味ないよ」
と、言われたこともあります。
でも、私は意味がないなんて思いません。
こうやって、10年以上経ってからでも
単行本にまとめてもらえる機会もめぐってきたのですから!!
これからもコツコツと描き続けます!!
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