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2020年01月27日

あらためて考える2020年の抱負とは

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私はほんの3年ほど前までは

仕事がとても忙しく

毎日仕事、仕事仕事…の日々をおくっていた。

だがしかし、ここ2年ほどは

結構ヒマ。ヒマというわけではないけど

以前みたいに、仕事、仕事、仕事!!

という日々ではなくなった。


私は独身だし一人暮らしだし

実家には帰りたくないし

バイトもしたくないので

自分でもできる仕事(漫画)を

必死のパッチでやってきた。

描きたくないことだって描いた。

無理矢理描いた。

仕事をくれる出版社や編集者さんに逆らうことなく…


でも、本当に疲れてしまっていたのだと

今になって思う。


いっぱい仕事をして

スケジュールに隙間なく

びっしり「やらねばならぬこと」を書き込んでいたけど

そうしないと不安だったから。


いつまでも

私なんかに仕事が回ってくるわけがない、

だから、頑張らねばならんと思っていて。


「忙しいんですか〜すごいですねー」と言われるたびに

実は傷ついていた。

「なんでお前なんかに仕事がくるんだ」とか

「しょうもない漫画なのに仕事があるなんてラッキーですね☆」

と言われている気がしたから。


ここ2年ほどは、こういう私の不安と自信のなさとの

戦いだったようにおもう。


漫画というものに見切りをつけたくて

小説を書こう!と奮闘していた時期もあった。

今でも小説を書くのは好き。

だけど、漫画でもいいじゃないか。

せっかく漫画を描くという素敵な手段を

もうすでに持っているのに、

私はどうして小説に逃げようとしていたのだろう。


小説は趣味で、と、あくまでも漫画を描くための下敷きとして

これからも書いていこうとおもう。

なんとか賞とかに応募することはしません。


小説も漫画も、どうして「出版社」「編集者」にまず

認めてもらわなければいけないのだろう?

というのが今の私の疑問。


私はまだ若く技術もなく何もかも下手だったときに

デビューしてしまった。

それからというもの、

出版社、編集者というものを権威だと感じた。

逆らえないものだと思い込んでいた。


しかしどうして

編集者だって普通の人間。しかも普通の、会社員。


媚びへつらう理由なんてない!


小説を学んでいたころにいた

学校の元クラスメイトが

とてもいい小説を書いたのに

賞に落選…と聞くたびに胸が痛くなる。

どうしてその小説の良しあしのジャッジを

編集者がするんだ?


何度も落とされると

人は自信を奪われるし、

やがて「賞をとること」だけが目標になってしまう。


めでたく賞を受賞した人も多い。

でも、そういう人も、

「出版社の方が」とか「編集の方が」とか

すでに出版社と編集者に媚びている感じがして

これもまた心が痛む。


出版社と編集者を信じても

売れなければ捨てられる。


編集者は作家の「上司」ではない。

でも、編集者は作家を「部下」という扱いをする人がいる。



「対等に」


誰に対しても敬意を忘れず

卑屈にならず

対等に接しなければいけないとおもう。



あれ…


改めて考えた今年の抱負を書こうとしたのに

なんかこんな日記になってしまいました。




つまり何が言いたいかというと



「自信がない」はもうやめるし

「不安」ももうやめる!



私は私の描きたいものを描く!



結構ヒマだったこの2年の間に描いた

「部屋のみひとりざけ」や「恋するルマンドちゃん」

「セーラー服に、棘」は、

ものすごくいいリハビリになったのです。


仕事、仕事、仕事、だったときは

編集者にOKもらえるかどうかばかり

気にしてたけど

そんなもの必要なくて、

自分が「おもしろい!」と思い込んだもので

いいんだ!

とぱあっと開けた感じになったのです。



なので今年はさらに

「部屋ものひとりざけ」みたいなコミックエッセイも

描いていくつもり!


「酒」の次は


「お風呂」!!


銭湯や温泉やスーパー銭湯などを巡った

1ページマンガを描いていきます!

(まだ予定)



あとはちゃんとした恋愛ストーリー漫画も


描きます!!


(百合も描きます!)



















posted by 蒼乃シュウ at 16:26 | TrackBack(0) | 日記

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ティーンズラブを主に描いておりました。以前は本名でミステリーや普通の少女漫画も描いていました。 Twitterは @pinokodoaonoshu ぴのこ堂
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