このへんの作者と読者の見方の違いからか、審査員からは「主人公に感情移入しにくい」という感想をいただいてしまいました。確かに、よく考えてみますと、審査員の皆さんは作家や編集者などの「書く側」の立場の人であり、「ブログ・ブロークン・ジェラシー」では、ブログ作者のサリーの方が感情移入しやすかったのかもしれず、その敵役となるヒロインの荒らしの亜美は、好感が持てないばかりか、できればオチは不幸になって欲しいと感じてしまうものだったのかもしれません。
しかし、それ以前に、この小説には大きな問題がありまして、実はもう10年も昔に書いた作品なんですよね。それも、別のコンテストに提出して、すでに落ちていたヤツ。なおかつ、一時は「荒らしのテクニックの見本例」として、自分のホームページ内で公開とかもしてた訳ですから、そうとう年季の入った使い回しだった訳です。内容的にも、スマホやLINEが全盛の現在では、ブログをめぐる本作内のような攻防の仕方はややピント外れのものにも感じられ、そのへんをマイナス指摘されるのではないか、と自分でもヒヤヒヤしながらの出品でした。
やはり、コンテストに参加する場合は、なるべく最新作を書き起こしましょうね。
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タグ:バカップル
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