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posted by fanblog

2023年08月28日

またまた、謎の映画発見!

 以前、ホラー小説「リング」の中で紹介されている謎の怪奇映画の話をしましたが、又しても、謎の怪奇映画を紹介している作品を見つけてしまいました。

 それが、西岸良平先生の漫画「鎌倉ものがたり」です。その第117話「時間の罠」に、深夜にテレビ放送された外国のホラー映画特集というのが出てくるのですが、その内容が、よく見るとヘンなのです。

 そのラインナップとは、「吸血鬼ノスフェラトゥ」「ゾンビの墓」「エクソシストII」の三本立て。

「吸血鬼ノスフェラトゥ」は1922年のドイツの無声映画、「エクソシストII」は1977年のワーナー・ブラザースの映画で間違いないとして、問題は「ゾンビの墓」です。
 ホラー通なら、すぐ分かるでしょうが、こんな邦題のホラー映画は無いのであります。

 かろうじて、2008年に「グレーブヤード ゾンビの墓場」なんてドイツのホラー映画が公開されていますが、「鎌倉ものがたり」の「時間の罠」の方が1990年代に書かれた作品なので、これは無関係。

 果たして、どっから「ゾンビの墓」なんてタイトルが出てきたのでしょうか?

 恐らくは、西岸良平先生のうろ覚え勘違いで、ほんとは「ゾンビの墓」ではなく「悪魔の墓場」(1974年)あたりのつもりだったのかも知れませんが、この件については、西岸良平ファンの間でも話題になっていないようで、全くの謎なのであります。

posted by anu at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ・本
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