2022年11月01日
「ザ・ディープ」
昔、「ザ・ディープ」(1977年)と言う洋画がありまして、私は、この映画に対して、ちょっとエッチな印象を持っていました。
いえ、実際に、一部のマニアの間では、この映画のヒロイン役の女優(ジャクリーン・ビセット)の遊泳シーンが色っぽい、と評判だったりするのですが、でも、私がゾクゾクしたのは、そこではありませんでした。
実は、この映画、日本の少年マンガ誌の中で、コミカライズされていたのであります。で、私は、たまたま、それを読んだのですが、そのマンガの中では、やはりヒロインが賊の一味にと襲われて、丸裸にされてしまうシーンがあったのです。
当時、まだ小学生だった私は、本編そっちのけで、そのエロいシーンばかりが頭に焼き付いてしまったのでした。
で、当然ながら、原作の映画でも、そのようなシーンがあるのだろうと、ついつい期待してしまう訳です。
のちに、私は、テレビ放送された「ザ・ディープ」を見る機会に恵まれました。ところが、肝心のシーンでは、ヒロインは服を全て剥ぎ取られるのでもなく、もっとソフトな表現で済まされていたのでした。
つまり、マンガの方は、かなり誇張して描かれていただけだったのであります。
さて、そうなると、このマンガの存在の方が気になってきます。もちろん、今となっては、私は、このマンガの詳しいデータも覚えていませんし、外国映画のコミカライズなんて、コミックス化している可能性も低いでしょう。
しかし、インターネットで探してみると、その情報が見事に見つかったのでした。
執筆者は桜多吾作氏で、掲載された雑誌は「月刊少年チャンピオン 1977年8月号」。
これで、まさしく間違いありません。
さらに、もっとよく調べたら、なんと、このマンガを、わざわざ、雑誌からスキャンして(当然、単行本化はされていない)、その一部をネットにアップしている人もいたのでした。そのアップされた画像には、例のヌードの場面も、バッチリ含まれておりました。
全く、このネット時代というのは、本当に、いろいろな過去との再見ができるものなのです。
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