使用済みティッシュ箱の中に並べて入れておいたのですが、8箱分もありました。テープの本数で言うと、軽く100本は超えます。それを2箱分だけを残して、あとは破棄する事にいたしました。
ほんとは、テープの中身自体はもう10年近く前にデジタルデータに落としておいたので、テープ本体はいつ捨てても良い状況だったのです。なのに、これまで捨てるのを躊躇していたのは、要するに、テープデータまで捨てたくなかったからなのでした。
ほとんどのテープの中身は、私が札幌に住んでいた頃、貸レコード屋で借りてきて、録音したものです。それらは、どれも、レコードの題名や収録曲などは、テープのケースのカバー紙に書き込んでいたのでした。もし、これまで捨ててしまうと、これらのテープのデジタルデータは聞けても、曲名は分からなくなってしまうのであります。
で、今回、ようやく、テープ本体は捨てて、データを書いたカバー紙だけを残しておく決心がついた次第です。要するに、それだけの処理で良かったのですが、なんとなく、テープだけ捨てるという行為がテープに申し訳なくて、今日まで、なかなか実行できなかったのでありました。
でも、こうして、思い切って捨ててしまいますと、これまで重かったテープの収納箱が一気に軽くなり、スッキリしました。今までは、この箱を持ち上げるのが、毎回しんどかったのです。
タグ:カセットテープ