2020年03月23日
怪獣おりがみ
やはり、私が物心がついた頃(50年前)から、すでに我が家にあったのが、この「大怪獣 ぬりえ・おりがみ」です。けっこう長期に渡って、何セットも我が家にあったので、きっと、当時は、どこの文房具屋や駄菓子屋にも置かれていた定番商品だったのではないのでしょうか。
その割には、詳細は、ネットで調べても、まるで不明であり、怪獣のイラストの使用許可も、きちんと取ってないのではないかと思われます。袋の前面は、このように、ヒドラもどきとゴモラもどきの怪獣が描かれているのですが、裏面に描かれている怪獣は、もろにダンカンとテレスドンです。
中に入っている紙は、基本的に、全部で8枚。2枚が怪獣イラストで、4枚がぬり絵、2枚が折り紙という構成になっています。
なかなか味のあるイラストです。テレビ放送では実現しなかった、ウルトラマン対チャンドラーという構図です。
こっちのイラストも、かなりワクワクさせてくれます。レッドキング、ジャミラ、グビラ、ゴモラという、夢の怪獣軍団の構図です。
ぬり絵は、グビラ、チャンドラー、ピーターといった顔ぶれです。一匹だけ、さりげなく、正体不明の怪獣が混ざっているのが、いかにも当時のバッタもんの商品らしいです。(でも、この謎の怪獣、「レッドマン」用に考案された未使用怪獣グレイガスにも似てません?)
折り紙は、怪獣総登場の柄になっていて、見ていて、ウキウキしてきます。
1枚目には、トドラ、ケムラー、カマキラス、バンデル星人、スカイドン、グモンガ、ジャミラ、ボスタング、ナメゴンが、
2枚目には、ドラコ、バド星人、ウルトラセブン、キングジョー、ガボラ、ドドンゴの絵が描かれています。
実際には、いくつかの怪獣は、完コピではなく、少し間違い探し(?)になっています。
でも、この「大怪獣 ぬりえ・おりがみ」の折り紙は、これで全てではなかったのです!私自身も持っていましたが、この二種類以外の柄も存在していたのであります。どうやら、この商品はロングランゆえ、中身が途中で変更されたりもしていたみたいです。
その別バージョンの折り紙には、チブル星人やバルタン星人、エレキングやテレスドン、さらにはモドキ怪獣も色々と描かれておりました。
ただのバッタもんでは片付けたくない、なかなか突っ込みポイントの多い商品なのでした。
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