2019年06月05日
「恐竜・怪鳥のエロ伝説」(その4)
ただし、残念な事に、「恐竜・怪鳥の伝説」のシャワーシーンは、きれいな若い娘のヌードではありませんでした。制作サイドで、美人ヌードモデルは調達できなかったのかもしれません。それで、おばさんヌードになった事で、このシーンは、ますます、のちの物議のタネとなってしまったようなのでした。
一説では、このシャワーシーンを主演女優(沢野火子)のヌードだと鑑賞者に勘違いさせるトリック演出だったのではないか、とも言われています。でも、それが、まさか、チョイ役のおばさん女優のヌードで代用されてしまうとは!
もっとも、「恐竜・怪鳥の伝説」に関して言えば、逆に、これで良かったのかもしれません。外国映画のきれいなオネーチャンの裸と比べて、丸平峰子さんのこのヌードには、妙な恥ずかしさがあります。それは、我々が同じ日本人であり、しかも、年季の入ったおばさんの裸だったと言うのが、どうやら、身近にいる女性の裸のような生々しさを感じさせたからみたいなのです。つまり、日本の映画のシャワーシーンでなければ、この恥ずかしさは付随しなかったと言う事になります。まさしく、この映画ならではのエロチシズムだった訳です。
「anuritoさんのエロ談義」
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