anuritoのあらすじ

　清水富美加の出家の一件で、いっきに新興宗教「幸福の科学」がクローズアップされています。

　幸福の科学と言えば、その教祖さまが、誰かれ構わず、その人の霊言（死んだ人の霊や生きている人の守護霊の口寄せ）をする事で有名ですが、この霊言と言う行為が、けっこう笑い飛ばしてばかりもいられなかったりするのです。

　と言いますのも、現在は三大宗教の一つであるイスラム教の教祖・マホメッドも神（アッラー）の言葉を口寄せしていたからであります。マホメッドが神の言葉を語り始めた最初期も、そんなものは誰も信じないで、笑い飛ばしていました。神のお告げとは、もっと神聖なものだと考えられていたからです。

　ところが、イスラム教が天下を取った現代では、マホメッドの霊言をバカにする人は誰もいません。

　だから、もし、将来的に、幸福の科学が、世界トップ宗教の一つとして君臨するような事にでもなれば、大川隆法の霊言は笑い飛ばせなくなるどころか、全て真実として認定されてしまうかもしれないのであります。

　ここで思い出すのが、悪名高きオウム真理教です。

　今日では、オウム真理教は、宗教の皮をかぶったテロ集団として認識されていますが、いまだに信仰を続けている人も少なくないようです。将来的に、我々の常識は引っくり返され、オウム真理教が偉大な宗教として返り咲く可能性も決して否定しきれないのであります。

　と言いますのも、あのキリスト教でさえ、教祖イエスが処刑された時点で、いったんは根絶やしになりかけました。それが、のちに熱心な信者の手によって息を吹き返し、現在では、最大宗教として世界に君臨している
のです。

　果たして、オウム真理教が二度と復活しない、と誰が言い切れるのでしょうか。

　もし、この先、オウム真理教が天下を取るような事でもあれば、地下鉄サリン事件も犯罪事件などではなく、ソドムとゴモラのような悪徳都市への裁きと言うように語られてしまう事にもなるのかもしれません。

【裏ワザ】覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り！