2017年01月06日
「火星征服団」解説
発表前は「マーシャンウォー(火星人戦争)」と言うモダンなタイトルで紹介していた作品です。それが、なんで、こんな昭和初期の小説みたいなタイトルにしちゃったかと言いますと、内容が明らかに近代SFではなく黎明期の空想科学小説っぽくなってしまったからです。
ウェルズの傑作SF「宇宙戦争」を、同作者の短編「水晶の卵」と結びつけた作品は数多いかもしれませんが、まさかの「星」とくっつけて話を展開してみせたのは、多分、この「火星征服団」ぐらいなものでしょう。
「火星征服団」と言う題名は、<火星からの征服団>と<火星への征服団>の両方の意味が込められています。ネタばれしますが、オチは「宇宙戦争」をパロっており、コンピュータ(人工知能)に支配されたテラ(地球)へ攻め込んだ火星人たちは、生物のウィルスによってではなく、自分たちの所有するコンピュータをウィルスに冒されて、撃退される事になります。
かなり正編のストーリーからは脱線はしていますが、いちおう、ルシーものの外伝の一つです。
「ルシーの明日とその他の物語」
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ウェルズの傑作SF「宇宙戦争」を、同作者の短編「水晶の卵」と結びつけた作品は数多いかもしれませんが、まさかの「星」とくっつけて話を展開してみせたのは、多分、この「火星征服団」ぐらいなものでしょう。
「火星征服団」と言う題名は、<火星からの征服団>と<火星への征服団>の両方の意味が込められています。ネタばれしますが、オチは「宇宙戦争」をパロっており、コンピュータ(人工知能)に支配されたテラ(地球)へ攻め込んだ火星人たちは、生物のウィルスによってではなく、自分たちの所有するコンピュータをウィルスに冒されて、撃退される事になります。
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