2015年05月24日
Prosopocoilus属 追記
仕事やらなんやらで忙しくて全然更新できません。
Prismognathus属か、ほとんど手を付けていないPlatycerus属をやろうかとも思ってましたが、
なかなか手を付けられない状態です。
落ち着くまでは短めの軽い記事になると思います。
今回は北スマトラのP.spectabilisについて。
Prismognathus属か、ほとんど手を付けていないPlatycerus属をやろうかとも思ってましたが、
なかなか手を付けられない状態です。
落ち着くまでは短めの軽い記事になると思います。
今回は北スマトラのP.spectabilisについて。
北スマトラのP.spectabilisを見てどうやら違いがありそうなことに気が付きました。
1997年採集の古い標本で物自体はかなり前から見ていたはずですが、
ラベルを見ていなくて完全にスルーしていたようです。
今回ラベルを確認して面白そうなので比較してみた次第です。
特徴を見た限りは亜種くらいにはできそうな感じですが、
比較した量も少ないし、大型個体や♀は見てないので参考程度に。
比較に使ったP.spectabilisも基準産地の近くではありますが基準産地の個体ではありません。
同じ北スマトラからはP.flavocinctusという♀のみで記載されたよく似た模様の個体がいるのですが、
P.spectabilisと異なり上翅に筋が見られます。
P.bisonのラベル間違いというのが定説ですが、もしかしたら北スマトラのP.spectabilisと同じものなのかもしれません。
ただし、今回確認した小型の♂の上翅には筋は確認できませんでした。
1:N.Sumatra,Berastagi 30mm 2:N.Sumatra,Berastagi 28.5mm 3:W.Sumatra,Mt.Dempo 28mm |
西スマトラ~南スマトラの個体群と比較すると、
胴体は幅広でぼってりした体型、前胸中央付近の幅は狭く、ケイ節はやや長い。
全体的に光沢は強く、上翅の黄縁は透明感のあるような色合い。
頭楯中央部は突出しているようにも見えますが、これは個体差があるかもしれません。
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