2013年08月17日
スペンス・ノコギリのインドシナ亜種について
一般的にP.spenceiのインドシナ亜種は Ssp.mandibularisとされていますが、
実はホモニムで無効名になります。
(C.mandibularis Thomson,1862=P.inclinatus)
そうなると P.mandibularis Möllenkampのシノニムとされていた中で記載年の新しいものが当てられるわけですが、
元来 独立種扱いとされていたP.laoticusが当てはまりそうです。
♀のみで記載され P.bulbosus系統の種類のようです。
サイズはやや小さめですが、
ラオスから得られる種類でP.bulbosusに似た種類はP.spenceiくらいなものです。
ついでに 中部ベトナムから得られた個体は頭部・前胸・歯型に違いが見られ、
亜種くらいにはできそうです。
ただ 図示する個体1例しか確認できていませんので参考程度に。
Prosopocoilus spencei laoticus Kriesche,1922:122 [Prosopocoilus laoticus]
[Type Locality] Laos
[sny] Prosopocoelus mandibularis Möllenkamp,1903:345-346 [Tonkin ubi in montibus Mauson].
Prosopocoelus crassimaxillaris Bomans, 1967:345 [Laos,Ban van Heua].
P.laoticus 記載文 Kriesche,1922より
P.spencei ssp.? C.Vietnam,Nghe An
ついでに
Cladognathus mandibularis Thomson, 1862:417 [Japon]. = P.inclinatus
記載文 Thomson,1862より
実はホモニムで無効名になります。
(C.mandibularis Thomson,1862=P.inclinatus)
そうなると P.mandibularis Möllenkampのシノニムとされていた中で記載年の新しいものが当てられるわけですが、
元来 独立種扱いとされていたP.laoticusが当てはまりそうです。
♀のみで記載され P.bulbosus系統の種類のようです。
サイズはやや小さめですが、
ラオスから得られる種類でP.bulbosusに似た種類はP.spenceiくらいなものです。
ついでに 中部ベトナムから得られた個体は頭部・前胸・歯型に違いが見られ、
亜種くらいにはできそうです。
ただ 図示する個体1例しか確認できていませんので参考程度に。
Prosopocoilus spencei laoticus Kriesche,1922:122 [Prosopocoilus laoticus]
[Type Locality] Laos
[sny] Prosopocoelus mandibularis Möllenkamp,1903:345-346 [Tonkin ubi in montibus Mauson].
Prosopocoelus crassimaxillaris Bomans, 1967:345 [Laos,Ban van Heua].
P.laoticus 記載文 Kriesche,1922より
P.spencei ssp.? C.Vietnam,Nghe An
ついでに
Cladognathus mandibularis Thomson, 1862:417 [Japon]. = P.inclinatus
記載文 Thomson,1862より
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投稿者:tkyk4|21:42|Prosopocoilus
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