起業後の7年間で書いたノートは、ビジネスアイディアだけで33冊にもおよぶそうです。
そんな本書のなかから、きょうは第2章「目からウロコ! 画期的なアイディアを生み出す企画ノート術」に焦点を当ててみたいと思います。
こうした意見に対して著者は、「人は頭のなかでそれほど複雑なことを考えることができない」のだと反論しています。
これは作業興奮と呼ばれる現象で、パソコンのキーボードを叩くことでも一定の効果はあるのですが、手書きのほうが効果が高いということです。
著者もまったく頭が働かないとき、ノートを書くことによって考えがまとまり、それがやる気につながっていったという経験をしているそうです。
『ゼロ秒思考/赤羽雄二』では、A4用紙を横書きにして、テーマと日付、4〜6行のメモを書くことを推奨しています。
考えるためにノートを使うことが多い著者も、イライラしていたりして頭が働かないときは、「ただ思いついたことをノートに書くことでスッキリする」という経験を何度もしているのだそうです。
https://www.lifehacker.jp/article/2210_book_to_read-1089/