量子コンピューターは従来のコンピューターに比べ圧倒的な速度での計算処理が可能なため、現在主流とされている「暗号アルゴニズム」は瞬時に解析されてしまう可能性があるようだ。
まだ内容としては量子コンピュータの量子超越性を何が判断をするかという状態ではあるものの、Googleは学術雑誌Natureで論文を発表している為、これを元に競合企業であるIBMなどが一斉に検証に入っている事だろう。
一人一人の利用者データを解析して傾向を探るにはざっくりとしたデータとして利用するほかないのが現状だが、このビッグデータを量子コンピュータで処理できるとなると、ビッグデータの活用域も広がり、JR東日本の展開するサービスも多角的になったり、現存のサービス改善に大いに役立つ可能性がある。
国際社会で量子コンピューターは、スーパーコンピューターを遥かに凌ぐ計算力をもっているという事を考えると、技術大国の日本としては、ここで後れをとるわけにはいかないのは明白だ。
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