2008年08月10日
突発性難聴
今日は私のことを書こうと思います。
「突発性難聴」ってご存知でしょうか?
数か月前、歌手の浜崎あゆみさんがこの病気で
片耳の聴力を失ったというニュースがあり、
聞いたことがある方が多いんじゃないでしょうか。
実は私もこの病気の患者です。
完治せず、治療がおわりましたので、
後遺症が残っています。
・難聴(片耳が完全にきこえません)
・耳鳴り(テレビのザーという音が24時間)
・頭のふらつき
・大きな音に対する動悸
通常生活に支障はないと医師は言います。
確かに普通に生活はできます。
支障はない、とは言い切れませんが。
「突発性難聴」とは”音を感じることができない”病気です。
耳には外耳・中耳・内耳があります。
この病気は内耳(蝸牛と呼ばれるかたつむりみたいなところ)が
悪い病気なんです。
外耳・中耳が悪いのは”音を伝えられない”病気です。
「突発性難聴」は誰にでも可能性のある病気です。
そして、その名の通り、突然おこります。
治療は1日でも早く行わないと、完治しません。
厚生労働省認定の難病にもなっている重篤な病気です。
兆候は様々なんですが、こんな方が多いようです。
・肩が異常にこっている
・耳鳴りがおさまらない
・片方の耳が聞こえにくい
もし、こんな症状がご自分にでたら、
すぐに耳鼻科を受診してください。
こんな方も割といます。
・ぐるぐる回るめまいで立っていられなくなる。
同時に耳鳴りと難聴が起こる
こういう方はすぐに救急車などで病院へ行くことに
なりますので、受診が遅れることはありませんが、
しばらくじっとしていれば大丈夫、なんて思わず
必ず耳鼻科を受診すべきです。
病気の症状も非常にさまざまです。
≪ 難聴 ≫
メニエール病などと比べ、難聴の程度が重いのが
一般的です。
高音より低音が聞こえにくい方が多いです。
≪ 耳鳴り ≫
この病気の耳鳴りは、テレビが終了したときの
ザーっという音が一般的です。
他に音が響いたりする方もいらっしゃるようです。
≪ めまい ≫
重い人・軽い人・無い人がいます。
ぐるぐるとまわる、回転性めまいが起こります。
ひどいと吐き気も伴います。
めまいは基本的に1度だけです。
繰り返される場合はメニエール病の可能性が
あります。
以上は私が経験したり、調べたり、実際に患者さんと
お話した結果でしか書いていませんので、
違う症状がでていても、おかしいなと思ったら
病院で診察を受けてください。
この病気の原因は
・ウイルス感染説
・耳の中の血液循環障害
と考えられています。
ですから、治療は
・点滴(おもにビタミン)
・飲み薬(血液改善薬)
・ステロイド剤(点滴・飲み薬)
・めまいを改善する注射(めまいがある場合)
などが一般的です。
そして、
・安静
・睡眠
が必要です。
ストレスが原因とも言われることがありますので
ストレスをためがちな方は、ストレスを逃すことも
大切です。
治療期間は様々です。
数週間で治る人から何か月もかかる方も
いらっしゃいます。
入院をしない方も多いです。
2週間以内に治療を始めないと完治しないと
言われています。
ですから、早急に耳鼻科を受診して
何の病気なのか確かめることが必要なのです。
40〜50代に多いといわれていますが、
年齢、男女差は関係ないようです。
私が発症したのは33歳の時ですから。
また、お子さんでも発症することがあるようです。
先日新聞で読みました。お子さんの場合、
おかしいと思っても言わないことが多いらしく、
元気なのに突然めまいで倒れたり、
めまいが起こらないとそのまま放置してしまい、
治療が遅くなるケースがあるようです。
お母さんはこういう病気もあるということを
知って対処してほしいと思います。
今日、このことを記事にしたのは、
私がこの病気を発症して入院したのが
2年前の8月10日だからです。
そして、一人でも多くの方にこの病気のことを
知ってもらいたいからです。
発症しても通常生活に支障がないので
お仕事で忙しい方などは病院へ行くことを
先送りしてしまいがちです。
子育て中のお母さんは自分のことを後回しに
してしまいます。
でも、早くに治療を行えばほとんどの方が
治る病気ですので、自分の体を最優先に
治療を行ってほしいと思います。
長い記事を最後までよんでいただき、
ありがとうございました。
次回は「突発性難聴」体験について
書きたいと思います。
「突発性難聴」ってご存知でしょうか?
数か月前、歌手の浜崎あゆみさんがこの病気で
片耳の聴力を失ったというニュースがあり、
聞いたことがある方が多いんじゃないでしょうか。
実は私もこの病気の患者です。
完治せず、治療がおわりましたので、
後遺症が残っています。
・難聴(片耳が完全にきこえません)
・耳鳴り(テレビのザーという音が24時間)
・頭のふらつき
・大きな音に対する動悸
通常生活に支障はないと医師は言います。
確かに普通に生活はできます。
支障はない、とは言い切れませんが。
「突発性難聴」とは”音を感じることができない”病気です。
耳には外耳・中耳・内耳があります。
この病気は内耳(蝸牛と呼ばれるかたつむりみたいなところ)が
悪い病気なんです。
外耳・中耳が悪いのは”音を伝えられない”病気です。
「突発性難聴」は誰にでも可能性のある病気です。
そして、その名の通り、突然おこります。
治療は1日でも早く行わないと、完治しません。
厚生労働省認定の難病にもなっている重篤な病気です。
兆候は様々なんですが、こんな方が多いようです。
・肩が異常にこっている
・耳鳴りがおさまらない
・片方の耳が聞こえにくい
もし、こんな症状がご自分にでたら、
すぐに耳鼻科を受診してください。
こんな方も割といます。
・ぐるぐる回るめまいで立っていられなくなる。
同時に耳鳴りと難聴が起こる
こういう方はすぐに救急車などで病院へ行くことに
なりますので、受診が遅れることはありませんが、
しばらくじっとしていれば大丈夫、なんて思わず
必ず耳鼻科を受診すべきです。
病気の症状も非常にさまざまです。
≪ 難聴 ≫
メニエール病などと比べ、難聴の程度が重いのが
一般的です。
高音より低音が聞こえにくい方が多いです。
≪ 耳鳴り ≫
この病気の耳鳴りは、テレビが終了したときの
ザーっという音が一般的です。
他に音が響いたりする方もいらっしゃるようです。
≪ めまい ≫
重い人・軽い人・無い人がいます。
ぐるぐるとまわる、回転性めまいが起こります。
ひどいと吐き気も伴います。
めまいは基本的に1度だけです。
繰り返される場合はメニエール病の可能性が
あります。
以上は私が経験したり、調べたり、実際に患者さんと
お話した結果でしか書いていませんので、
違う症状がでていても、おかしいなと思ったら
病院で診察を受けてください。
この病気の原因は
・ウイルス感染説
・耳の中の血液循環障害
と考えられています。
ですから、治療は
・点滴(おもにビタミン)
・飲み薬(血液改善薬)
・ステロイド剤(点滴・飲み薬)
・めまいを改善する注射(めまいがある場合)
などが一般的です。
そして、
・安静
・睡眠
が必要です。
ストレスが原因とも言われることがありますので
ストレスをためがちな方は、ストレスを逃すことも
大切です。
治療期間は様々です。
数週間で治る人から何か月もかかる方も
いらっしゃいます。
入院をしない方も多いです。
2週間以内に治療を始めないと完治しないと
言われています。
ですから、早急に耳鼻科を受診して
何の病気なのか確かめることが必要なのです。
40〜50代に多いといわれていますが、
年齢、男女差は関係ないようです。
私が発症したのは33歳の時ですから。
また、お子さんでも発症することがあるようです。
先日新聞で読みました。お子さんの場合、
おかしいと思っても言わないことが多いらしく、
元気なのに突然めまいで倒れたり、
めまいが起こらないとそのまま放置してしまい、
治療が遅くなるケースがあるようです。
お母さんはこういう病気もあるということを
知って対処してほしいと思います。
今日、このことを記事にしたのは、
私がこの病気を発症して入院したのが
2年前の8月10日だからです。
そして、一人でも多くの方にこの病気のことを
知ってもらいたいからです。
発症しても通常生活に支障がないので
お仕事で忙しい方などは病院へ行くことを
先送りしてしまいがちです。
子育て中のお母さんは自分のことを後回しに
してしまいます。
でも、早くに治療を行えばほとんどの方が
治る病気ですので、自分の体を最優先に
治療を行ってほしいと思います。
長い記事を最後までよんでいただき、
ありがとうございました。
次回は「突発性難聴」体験について
書きたいと思います。
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