2016年02月17日
ギャンブル依存症。元力士・貴闘力のしくじり (しくじり先生)
しくじり先生に元力士・貴闘力(たかとうりき)さんが講師として登場しました。それについて書きます。
貴闘力が力士だった頃、世間は相撲ブームだった。
若乃花、貴乃花の人気が大きかったようで、TV放送の視聴率が40%を超えることもあったという。
その流れに乗り、貴闘力も活躍していた。
彼は相撲が好きだった。しかし、その相撲と同じくらい好きなものがあった。
それはギャンブルである。
競輪、競馬、競艇、カジノ・・・。様々なギャンブルをやり、つぎ込んだお金は5億円にものぼるという。
彼のしくじりは、「ギャンブルにハマって相撲人生を台無しにしてしまったこと」である。
貴闘力がまだ若手力士だったある日、先輩に『競馬の馬券を買ってきてくれ』と頼まれた。
馬券売り場に行き、先輩に頼まれた馬券と、ついでに自分の分の馬券も買った。
すると、自分用に買った馬券が当たり、5千円が40万円になった。
「楽してお金を得られる」という経験をしてしまった彼は、ギャンブルにのめり込んでいく・・・
相撲の巡業でオーストラリアに行ったときのこと。
すでにギャンブル依存症となっていた貴闘力は、カジノで1300万円をつぎ込み、負ける。
そして、一緒に巡業に来ていた仲間たちからお金をかき集めて、再びカジノで勝負するが、1200万円も負けてしまう。
この時点で2500万円の損失。このままでは引き下がれない。
しかし、当然ながら仲間たちはもうお金を貸してくれない。
貴闘力は、若手力士が持っていた5万円を無理やり借りた。
若手力士が母親にお土産を買うために持ってきていたお金だったのだが・・・
ギャンブルのこととなると阿修羅のように豹変する貴闘力の前では、そんな話は通じない。
『お土産なんかあとで買ってやる』と言い、その5万円をカジノに突っ込んだ。
そして・・・
その5万円が8000万円になった。
2500万円の損失を差し引いて、結果的に5500万円の勝ちということになった。
貴闘力は、元横綱・大鵬の娘と結婚したため、大鵬が義理の父ということになる。
大鵬は、貴闘力がギャンブルにのめり込みすぎて借金を抱えていることを心配し、ギャンブルをやめてくれと頼んだ。
そして大鵬は銀行からお金を借り、貴闘力の借金を返済した。
それをきっかけに、貴闘力はギャンブルをやめた。
しかし、不眠、幻視、異常な発汗、手の震えなど、禁断症状が出始める。
結局、やめていたのは1年ほどで、またギャンブルを始めてしまう。
貴闘力は35歳で相撲の現役を引退した。
引退を期に、ギャンブルでつくった借金を清算した。
しかしその後、野球賭博(違法)に手を出し、日本相撲協会を解雇されてしまう。
ギャンブルが原因で家族や相撲ファンを裏切り、迷惑をかけてしまった貴闘力。離婚をして家族もバラバラになっていまった。
しかし、離婚後も大鵬は貴闘力の事を心配し、時々電話をかけていたという。
そんな大鵬が亡くなったとき、貴闘力は葬儀に行けなかった。
葬儀には相撲関係者などがたくさん来るため、相撲協会を解雇されている貴闘力は行きづらかったようだ。
相撲に関わることができない貴闘力は、焼肉屋を始めた。
その店が、自分のように人生に失敗した人の受け皿になれたら、という思いもあるようだ。
焼肉屋を始めて1年ほど経ったころ。
従業員の給料になるはずのお金を使って、ギャンブルをしてしまった。
そのギャンブルでお金を失い、給料が支払えなくなってしまった。
銀行や知人に土下座してお金を工面して、一応なんとかなったようだが・・・。
この一件で大きく反省し、それ以来ギャンブルはしていないという。
貴闘力は現在、1日16時間働いている。
無理やり忙しくして時間をなくし、なおかつ、お金を持たないようにしている。
そうやって、ギャンブルができない状況にしているようだ。
店を経営するということは、他の従業員の人生を預かっているということ。
責任を持って生きなければならないということを痛感したようだ。
貴闘力は語る。
『ギャンブル依存症の人には、お金を貸さないのが優しさ』
『借金や、生活を壊してまでやるのはダメ』
『負けても笑える金額にすべき』
ギャンブル依存症の人は結構たくさんいるようです。
今回の放送によると、536万人いるとのことでした。
主婦の人が結構多いらしいです。
ギャンブル自体がダメというより、借金をしてまでのめり込むから人生がおかしくなっていくのではないかという気がします。
お金というのは良くも悪くも大きな力があるものです。
うまく付き合わないと、大変なことになります。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。
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貴闘力のしくじりとは?
貴闘力が力士だった頃、世間は相撲ブームだった。
若乃花、貴乃花の人気が大きかったようで、TV放送の視聴率が40%を超えることもあったという。
その流れに乗り、貴闘力も活躍していた。
彼は相撲が好きだった。しかし、その相撲と同じくらい好きなものがあった。
それはギャンブルである。
競輪、競馬、競艇、カジノ・・・。様々なギャンブルをやり、つぎ込んだお金は5億円にものぼるという。
彼のしくじりは、「ギャンブルにハマって相撲人生を台無しにしてしまったこと」である。
ギャンブルを始めたきっかけ
貴闘力がまだ若手力士だったある日、先輩に『競馬の馬券を買ってきてくれ』と頼まれた。
馬券売り場に行き、先輩に頼まれた馬券と、ついでに自分の分の馬券も買った。
すると、自分用に買った馬券が当たり、5千円が40万円になった。
「楽してお金を得られる」という経験をしてしまった彼は、ギャンブルにのめり込んでいく・・・
オーストラリアのカジノで5500万円勝ち
相撲の巡業でオーストラリアに行ったときのこと。
すでにギャンブル依存症となっていた貴闘力は、カジノで1300万円をつぎ込み、負ける。
そして、一緒に巡業に来ていた仲間たちからお金をかき集めて、再びカジノで勝負するが、1200万円も負けてしまう。
この時点で2500万円の損失。このままでは引き下がれない。
しかし、当然ながら仲間たちはもうお金を貸してくれない。
貴闘力は、若手力士が持っていた5万円を無理やり借りた。
若手力士が母親にお土産を買うために持ってきていたお金だったのだが・・・
ギャンブルのこととなると阿修羅のように豹変する貴闘力の前では、そんな話は通じない。
『お土産なんかあとで買ってやる』と言い、その5万円をカジノに突っ込んだ。
そして・・・
その5万円が8000万円になった。
2500万円の損失を差し引いて、結果的に5500万円の勝ちということになった。
ギャンブルをやめる・その1
貴闘力は、元横綱・大鵬の娘と結婚したため、大鵬が義理の父ということになる。
大鵬は、貴闘力がギャンブルにのめり込みすぎて借金を抱えていることを心配し、ギャンブルをやめてくれと頼んだ。
そして大鵬は銀行からお金を借り、貴闘力の借金を返済した。
それをきっかけに、貴闘力はギャンブルをやめた。
しかし、不眠、幻視、異常な発汗、手の震えなど、禁断症状が出始める。
結局、やめていたのは1年ほどで、またギャンブルを始めてしまう。
ギャンブルをやめる・その2
貴闘力は35歳で相撲の現役を引退した。
引退を期に、ギャンブルでつくった借金を清算した。
しかしその後、野球賭博(違法)に手を出し、日本相撲協会を解雇されてしまう。
義理の父・大鵬
ギャンブルが原因で家族や相撲ファンを裏切り、迷惑をかけてしまった貴闘力。離婚をして家族もバラバラになっていまった。
しかし、離婚後も大鵬は貴闘力の事を心配し、時々電話をかけていたという。
そんな大鵬が亡くなったとき、貴闘力は葬儀に行けなかった。
葬儀には相撲関係者などがたくさん来るため、相撲協会を解雇されている貴闘力は行きづらかったようだ。
再起の一歩・焼肉屋
相撲に関わることができない貴闘力は、焼肉屋を始めた。
その店が、自分のように人生に失敗した人の受け皿になれたら、という思いもあるようだ。
焼肉屋を始めて1年ほど経ったころ。
従業員の給料になるはずのお金を使って、ギャンブルをしてしまった。
そのギャンブルでお金を失い、給料が支払えなくなってしまった。
銀行や知人に土下座してお金を工面して、一応なんとかなったようだが・・・。
この一件で大きく反省し、それ以来ギャンブルはしていないという。
現在の貴闘力
貴闘力は現在、1日16時間働いている。
無理やり忙しくして時間をなくし、なおかつ、お金を持たないようにしている。
そうやって、ギャンブルができない状況にしているようだ。
店を経営するということは、他の従業員の人生を預かっているということ。
責任を持って生きなければならないということを痛感したようだ。
貴闘力は語る。
『ギャンブル依存症の人には、お金を貸さないのが優しさ』
『借金や、生活を壊してまでやるのはダメ』
『負けても笑える金額にすべき』
まとめ
ギャンブル依存症の人は結構たくさんいるようです。
今回の放送によると、536万人いるとのことでした。
主婦の人が結構多いらしいです。
ギャンブル自体がダメというより、借金をしてまでのめり込むから人生がおかしくなっていくのではないかという気がします。
お金というのは良くも悪くも大きな力があるものです。
うまく付き合わないと、大変なことになります。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。
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