笑っているから、おもしろい。

すべての女性は変身する。「化粧」という魔法で。


まるで別人のようになれるメイク技術を持っている女性がいる。

さて、それは良いことなのだろうか？


「すっぴんには自信がないが、化粧をすれば堂々と外に出られる」という人がいる。

そういう意味では、メイクが上手なのは良いことのように思える。

しかし、メイクが上手になればなるほど、すっぴんとの差が大きくなる。

つまり、どんどんすっぴんに自信がなくなっていくのである。

「彼氏にすっぴんを見せるのは絶対に無理！」という人も多い。

メイクが上手なのは、本当に良いことなのだろうか？


この疑問に対するひとつの答えが見つかった。

「しくじり先生」にて、ものまねメイクの達人・ざわちん先生がおこなった授業に、その答えがあった。


結論から言うと、「メイクが上手なのは良いこと」である。

理由を説明しよう。

すっぴんをメイク度0とし、別人みたいになるメイクをメイク度100とする。

メイク度100のメイクができる人は、メイク度を80とか60とか、状況に応じて調節できる。


メイク度100の状態から一気にすっぴんになったら、相手はびっくりするかもしれない。

しかし、今回はメイク度100、次回会うときはメイク度80、というように徐々にメイク度を下げていくことで、相手を慣れさせることができるというわけだ。


私はこの理論を聞いて、とても納得した。

何でもかんでも100の力でやることが正しいわけではない、ということ。

80の力でやるのが最善だという場合もある。

大切なのは臨機応変に行動することである。


魔法というのは、うまく使えば強力な武器になる。

エネルギーのムダ使いにならないように、使い方に注意が必要だ。


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