笑っているから、おもしろい。

『カンニングで一番大事なことは、先生にバレそうな時にあきらめられるかどうかだ』

これは、お笑いタレント・なべやかんさんの言葉である。


学生時代、勉強が嫌いだった彼は、カンニングの常習犯だった。

彼は様々なカンニングのテクニックを持っており、それを友人に教えたことがある。

ある時、その友人がテスト中にカンニングを試みたところ、先生にバレそうになった。

その後もごまかしながらカンニングをしていたら、結局先生にバレた。

そういう経験から、冒頭に書いた言葉が生まれたという。


なべやかんさんは、高校生のとき留年している。

さらに大学受験も失敗し、2浪している。

結局、カンニングのテクニックを磨くより、まともに勉強したほうがいいということだろう。


まともに勉強してこなかったことや、父が芸能人（なべおさみ）だったことなど、いろんなことが重なって、1991年、明治大学替え玉受験事件が起こる。

今回の「しくじり先生」では、この事件の真相をなべやかん本人が語っている。

もちろん本人も父親も反省している。


こういう事件の後、すべてがダメになってしまう人もいれば、反省して人生を立て直す人もいる。

取り返しのつかないこともあるが、それでも誠実に生きることが大切なのではないかと思う。


なべやかん先生、ありがとうございました。


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