2009年03月15日
『翔儀天使アユミ〜成淫連鎖』 馬原鶴花編 part9
「うふふ…鶴花先輩ったら、もうすっかり使徒の悦びに目覚めてしまって…」
「うん…。先輩ってあんなにエッチで残酷だったんだね…。正直、恐いかも…」
「私のアソコに手突っ込んだ時、先輩の眼完全にイってましたよ。先輩、真性のサ
ドですよ…」
鶴花が龍華を嬲る後ろで、圭と喬と風子が使徒の姿に戻ってその様をニヤニヤと眺
めている。勿論、歩美も一緒だ。
「それにしても、歩美さんの演技も見事でしたわ。私たちが見ても玉王様の振る舞
い方そのものでしたから」
「やめてよ圭ちゃん…。あれって本当恥ずかしかったんだから…。いくら先輩を陥
れるためだからって玉王様の真似するなんて…」
「とは言いながらノリノリだったじゃん。歩美も結構楽しんでいたんじゃない
の?」
「う〜〜〜!喬ちゃんまでぇ〜〜〜」
圭たちに対して顔を真っ赤にして照れる歩美は、さっきまでの玉王そのもののよう
な傲岸不遜な態度とは全く違っていた。
考えてみれば、歩美達天使の力が全て集まらないと玉王が復活することはないの
だ。全ては、鶴花を効率よく堕とすために圭が歩美に授けた策だったのだ。
「しっかし鶴花先輩、龍華先輩を犯すのに夢中でボクたちの正体にも全然気がつい
ていないよ?」
「龍華先輩も人が悪いですわね。すぐにでも使徒の姿に戻ればよろしいのに…」
「龍華先輩も愉しんでいるのよ。こんな機会今までなかったんだから」
なるほど、確かに年長の龍華は使徒に成っても自分が責めるほうが主で責められる
機会は殆どなかったのだから、このように自らが嬲られる様というのは実に新鮮な
ことなのだろう。触手に塗れて体を揺する龍華は歩美達には実に愉しそうに見えていた。
「でも…、お姉ちゃんの胸の玉王様の印、随分強く輝いてきたね…」
喬が指差す歩美の印は、夕焼けの日差しに負けないほどの強い輝きを放っていた。
歩美を含め6人もの翔儀天使の力を取り込んだからであろう。
「うん…。体の奥に今までにないくらい玉王様の力を感じるようになったわ。
もう少しよ。あと琴ちゃんと吟ちゃんの力を取り込めば、いよいよ玉王様が復活な
さるわ。
そうすれば、玉王様の下でずっとずっと気持ちいいことができるのよ…」
「そうですわね。早く、琴さんと吟さんにも使徒の素晴らしさを教えてあげないと…」
「明日の学校が楽しみだよ。もう、仕込みはすんでいるしね……ククク!」
明日にも行われるであろう玉王復活の宴を想像し、歩美達は笑いを隠すことが出来
なかった。
終
以上ですが、また途中退場してすみませんでした。
まさかこんなに時間かかると思ってなかったのでww
今回カクカが、まさかあんな堕ち方するなんて思ってませんでしたよ。
人を見た目で判断してはいけないとはこのことですね。
快楽によって洗脳されるのではなく、悪の心に目覚めるてしまう、
まさに悪堕ちの王道とも言っていいかもしれません。
いなづ様、本当に今回もありがとうございました。そしてお疲れ様です。
あと1話だけとなりましたが、焦らず無理しないでください。
いなづ様の期待に答えられたかどうか分かりませんが、
編集の点について何かあれば、コメントにどうぞお書きください。
あとご覧いただいた方は、作者様にご感想があればコメントにどうぞ。
作者様もその返事を書いてくれちゃって構いません。
by:ν賢狼ホロν