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ν賢狼ホロν
「嫌なことなんて、楽しいことでぶっ飛ばそう♪」がもっとうのホロです。
ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド2
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2009年03月13日
「雷心は届くの? 屈強な心は乙女のポリシー」 part4
そして、ちょっとでも気を抜いたら我を失いそうになる心を、正義として
の本能がなんとか繋ぎ止める。しかし、まことに追い討ちを掛けるかのよ
うに、自分の尻尾の動きを早めるレイ。
「ふふふ、そろそろ私のお尻が我慢できないわ。
それじゃあ、そろそろ出してあげるから全て受け取ってね♪」
「な、何を出すの!? ああん! ちょっと! 何を、ああ!!」
「何を? それはね、まこちゃんを私達と同じようにするための、
ダークサタン様特性の魔精よ♪ これで、まこちゃんも私達と一緒なるの。」
まことに向けられる、レイの不穏な笑みが、まことに恐怖心を与えていく。
「いやあぁ! お願いだからそんなもの出さないでー! 
私、人間ままでいたいの!! 淫怪人になんかになりたくないよー!
お願いだから出さないでー!!」

急に泣きじゃくるまことを後ろで見ていた亜美が口を開く。
「ふふふ♪ いつも強気なあのまこちゃんが泣いてる。
ごめんね、まこちゃん。この世界はダークサタン様の淫略によって、支配
されなければならないの。そしてみんな淫怪人になって、幸せに暮らすの。
もちろんまこちゃんもね。だから1人でも掛けちゃダメなんだよ。
あなたも淫怪人になれば、ダークサタン様のお心がきっと分かるから。」

「そういうことよ、まこちゃん。
私達は淫怪人になって、ダークサタン様のお手伝いしなきゃいけないの。
だから、これを受け取ってね。
はぁ……きた…魔因子の濃いのがすぐそこに、は、はあぁぁあん!!」

レイのお腹で溜められた魔精は、尻尾へと勢いよく流れていき、そしてま
ことの中でほとばしった。
「いやあっ!! ああっ! うう……あ……いや、いやだ………。
誰か…助…けて………。」 
ドクン、ドクンとまことの子宮に打ち付けられる魔因子たっぷりの魔精。
しかしまことはその熱い快楽よりも、自分が今から変化していく恐怖で一
杯だった。そして子宮から体中に浸透していく魔精が、まことの細胞を急
激な速さで淫怪人の細胞へと変化させていく。

「あうう!! 体が…熱い! お母さん! お父さん! 助けて!!
誰か、ああ………助けて。ああ、あああああ……」


自分が何か別なものに変わっていくのが分かるまこと。そして体から出て
くる何かを必死にこらえるが、しかしそれも限界だった。とうとう我慢で
きず出てきてしまういくつもの植物の蔦。そのうえ緑健康的な肌は、薄暗
い緑色へと変化していく。どこから出てきたのか、まことの頭に淫妖花特
有のバイザーが付けられ、最後に正義の象徴でもあるセーラー服のの純白
の部分が黒く染まっていった。

そのまことの変化を見て満足気な顔をした亜美は、まことにそっと近づき、
ささやいた。
「まこちゃん…すっごく綺麗だよ。これでまこちゃんも私達の仲間だね。 
さあ、立って。私達にそのかわいい顔を見せてちょうだい♪」
しかしまことは、下をうつむいてばかりで、亜美の声が聞こえている様子
はない。さすがに様子が変だと気付いた亜美は、まことの肩に手を置くと。

「触らないで!」

「え!?」

突然まことが亜美の手を払い除け亜美をにらみつけた。
そのバイザー越しの目は涙で溢れており、顔は恐ろしい形相をしていた。
「気持ち…いい? こんなもの…気持ちよくなんかない!
勝手にこんな姿に変えて、いったい何が幸せよ!」
亜美とレイはキョトンとした顔で、その場で凍りついた。まことの姿が淫
妖花でも、まだ人間としての心を残しており、体中から出ている蔦が、激
しく波打っている。それはまことの怒りを表していた。
「レイちゃん、今日は引き上げましょ。」
「え? 亜美ちゃん何言ってるの?
もっとまこちゃんにはダークサタン様のお力を感じてもらわなきゃ。」
「だめよ。これ以上やりすぎると私達の敵になりかねないわ。
ダーククロスの情報でも、淫怪人のまま私達の敵になった者も少なくない。
今のレイちゃんには時間を与えてあげた方がいいのよ。
大丈夫、きっと上手くいくから。」
「う〜ん、亜美ちゃんが言うなら…。
それなら家に帰って、家族を淫隷人にでもしようかな。
じゃあ亜美ちゃん、まこちゃん、また明日学校でね。」
そう言うとレイは、2人の前から一瞬で姿を消した。
「私も帰って勉強しなきゃ。じゃあね、まこちゃん。
あ、言うの忘れてたけど、気持ちを落ち着かせたら人間の姿に戻れるから。
それじゃあね。」
亜美もレイに続き、まことの前から姿を消す。そして公園にはすすり泣く
まことだけが取り残された。2人がいなくなったので結界もなくなり、し
ばらくすると1人の男がまことに近づいてくる。

「大丈夫か! セーラージュピター!」

その男はシルクハットとタキシードに身を包み、顔を仮面で隠していた。
「あ…、タキシード…仮面様……。」
その男は、前の戦いでセーラー戦士と一緒に戦ったタキシード仮面こと、
地場 衛である。
「一体何があったんだ? 君をつけていたら公園で急に姿を消したから探
していたのだが、まさかこんなことに…」
「ああ…お願いします…。うさぎちゃんと美奈子ちゃんに…伝えてください。
亜美ちゃんとレイちゃんは…ダークサタンというやつに操られています。
そして、2人はものすごく強いです。きっと、次は美奈子ちゃんとうさぎ
ちゃんを狙うと思います。だから…気おつけてと…。」
「まこと君、君はどうするんだ?」
「私はいいから、早く行ってください。ああ……」
「しっかりするんだ! まこと君!!」
「お願いだから……早く行って……。私……さっきからおかしいんです。
衛さんが来てから…体が熱くなって……。
はぁ……だから…早く…私から…離れて。じゃないと…わたし……。」
「くっ……、分かった。君は家に帰って安静にするんだ。
くれぐれも他の人間にその姿を見せちゃダメだよ。」
衛は自分のマントをまことに掛けると、その場から離れることにした。

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