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2014年09月05日

■ 最近、料理がまずくなった。昔は、美味しいものばかりだったのに。






 最近、カレーがまずい。

 昔のカレーライスは、ものすごく美味しかったのに、今は、全く、美味しいカレーは無くなりました。

 昔の、日本の食文化と言うのは、おそらく世界一、美味しかったのではないかと思います。

 とは言っても、世界の料理を食べ歩きした訳ではありません。

 それ位、美味しいものばかりだったと言う意味なのです。

 今の料理は、まず、食材が悪い、料理の基本的な味を知らない人間が多すぎる、十分に料理を作る時間や食べる時間が無い、インスタントの食材で間に合わせる、レンジでチンする、煮炊きするのにガスしか使わないとか、そう言う事が考えられます。

 まず、バブル崩壊以降、特に、食材の質が悪化し、意図的に悪い素材を日本に輸出しているのではないかと思われます。

 あるいは、輸入ですか。

 昔の日本は、いかに美味いものを作り、客を集めるか、そう言う傾向にあったのですが、現在は、なるべく安い素材を用い、それを、いかに、安く売るか、あるいは、いかに高く売るかと言う方向へ変わって来たのです。

 安い素材を、安く売る場合、ブラック企業が一人勝ちとなり、社員が消滅し、アルバイト従業員が奴隷の様にこき使われ、少々、汚ないものでも、平気で作ったり、売ったりする様になります。

 スキ屋、マクドナルド、ユニクロ、東京ディズニーランドなどは、従業員から、訴えられたり、社員が辞めたりするのが日常茶飯事ですし、マルハの様に、頭にきた従業員が毒物を混入したりしますので、それを知らずに食べたりする人が迷惑をこうむる訳です。

 また、ワタミの様に、従業員が自殺したりする事もある位ですが、そう言う会社が、老人ホームに食を提供するとか言っているのですから、老人も気を付けた方がいいですね。

 現代の食と言うのは、作る側も、食べる側も、多かれ少なかれ、そう言う危険な状況の中に有ります。

 こう言う、従業員の奴隷化を阻止しない限り、こう言う状況は無くならないと思います。

 そもそも、これは、フェアーな商業行為ではありません。

 ちゃんとした企業と、奴隷を使って経費を削って暴利をむさぼる企業が、まともに競争すれば、まともな企業が負けます。

 また、安いものを、いかに高く売るか、そう言う理念の企業も、また、一種のブラック企業です。

 つまり、詐欺師と同じで、「値段が高いので、ここは、美味いもの食わしてもらえる。」そう思って入った所、まずくてしょうがない、と言う経験をする事が、最近、よくあります。

 一流デパートのレストランに入っても、そうなのです。

 一番、典型的だったのが、船場吉兆ですが、客が食べた残り物を、他の客に出していたのが発覚してつぶれました。

 これも奴隷化された従業員が、暴露したもので、やはり、私が指摘した構図が、ここにもあるのです。

 昔は、多少、貧乏でも、皆が、美味しいものを食べれたのに、今は、まずいものものばかりで、しかも、危険がいっぱいなのです。

 


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