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2014年07月17日

書評ーツナギ売買の実践



今回はツナギ売買の話で、正直これは結構難解であるし、私もツナギ
売買の全てを理解しているわけではありませんので、うねり取りをして
行く上で有効と考えられる部分の説明のみにしたいと思います。

ツナギ売買の実践

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ツナギとは基本的にはヘッジの事で、元々はとうもろこしや大豆などの
商品が契約時と受け取り時に価格が変わると業者に甚大な損失をもたらす
ので、それを防ぐ為に先物を反対売買しておく事で保険を掛けるという
方法の事です。

株式売買に於いてはうねり取り、サヤ取り、コストダウンの手法として
使われ、同じヘッジ効果を狙うものですが、使い方は夫々に微妙に異なる
ポイントがあります。

まず「うねり取り」に於いてですが、株式売買で単発でも分割でも良いのです
が、現物買いで利益を取る場合に買いの平均値を越して株価が上昇している
とします。この場合普通はどこかのタイミングで反対売買の現物売りをして
利益を確保するわけですが、結果的に安いところで売ってしまうケースが
けっこうあります。

ツナギではこういう場合、分割して現物を手仕舞う事と平行して、分割して空売り
(同じ銘柄の)を売り上がって行く事で現物の売りの平均値を上げると同時に、
天井を過ぎた後の下げを空売りで取っていくという、利益拡大の手法な訳です。

次に「サヤ取り」ですが、これはヘッジの手法を異銘柄でやる事です。AとBのある
相関関係にある銘柄の価格差に目をつけて、価格差が大→小あるいは小→大
となるタイミングで一方を買い一方を空売りを仕掛ける事で、安定した利益を確保
する高度なテクニックです。

最後は「コストダウン」です。これは海外ではロスチャイルドが銅の商品売買で、又
国内では山崎種二さんが東京海上株で仕掛けたものです。どちらも商品や株式
を大量に確保し、その現物資産を基に高値で空売りを仕掛け下げを取っていくと
云う手法で、万一空売りが上がってしまった場合でも現物渡しで決済できるという、
損失限定の売買法です。

その結果、空売りでの利益が拡大する事で、持っている現物のコストが限りなくゼロ
になったり、マイナスになったりする究極のコストダウン売買法で、規模は異なります
が、我々でもやろうと思えば実行できる賢い売買法です。

このようにツナギ売買は、理論的にもなかなか理解しにくい部分がけっこうあります
が、理屈は概念だけでも理解できれば良しとして、実際の活用法が下手なりにも
できるようになれば、これほど手強い技術はありません。そういう意味でこの本は
何回も読み直し、又実践していく価値のある本だと思います。
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43年勤めた会社を退職し、趣味でやっていた株式投資三昧の毎日。そんなに贅沢し美食したわけでもないのに、50歳から痛風予備軍と高血圧症。長年の医者通いにうんざりし、医療費節約も兼ねて、薬の個人輸入を始める。
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