相場格言と云えば「人の行く裏に道あり 花の山」に代表される格言が、
山のようにありますが、ここではそういうものではなく、何度も同じ失敗
を繰り返す中で、自分への戒めとして自己改造の為に書き留めてきた
ものを、書いてみたいと思います。あまり整理されておらず、ランダムな
ところはご容赦下さい。
◯ 「注文は必ず寄り付き成り行きで」
これは自分の欲張りの気持ちを牽制する為と必ず約定させるという事
を徹底する為の格言です。人間ですので注文はできるだけ有利な条件
で約定させたいと誰しも考えますが、たった1円、2円を惜しんだばっか
りに約定できず、当初の計画に狂いが出て目標を達成する事ができなく
なってしまう事が、多々あります。
一般投資家はザラ場を見ているわけには行かないでしょうから、尚更で
す。注文は前日の場の終了後に検討し、その日中か次の日の9時前に、
寄り付き成り行き注文する事を徹底すべきです。
◯ 「迷いが出て解決できない時は、翌日成り行き手仕舞い」
分割して買い進んできて、予定通り株価が上昇に転じ、さてこれからどの
辺で利益確定しようかとか、上げをとろうとエントリーしたが、そのまま急速
に下げてしまい損切りができなかった時など、いろいろ自分なりに、過去の
パターンなどを検討して考えに考えぬいても、なかなか結論が出ないような
時があります。そんな時ほど考えすぎて必ず悪手を打つものです。下手な
考え休むに似たりで、そんな時は思い切って手仕舞ってしまう事が、その時
は失敗かなと思っても、後になって見てみると存外良い手である事が多い
ものです。
◯ 「雑音無視」
株式売買にも慣れてきて、いろいろなニュースや情報等の重要性がわかっ
てくると、ニュースやアナリストのコメント等が気になり出します。そうなると
普段は冷静に、あるいはチャートに忠実に計画的に売買できていたものが
、いろいろな情報を気にする余り、直前になって条件を変更したり、売買
そのものを変更したりするケースがでてきます。
これは本当に最悪のパターンで、よくよく時間を掛けて検討した計画を信じ
て実践すべきところを、つまらない情報に惑わされて計画を変更し、失敗
してしまう事への戒めです。一旦決めた計画は最後まで貫き通す、これは
自分のスキルを上げる上でも、自信をつける為にも大変重要な事です。
このように人間の心理というものは、弱く移ろい易いものです。その時は判った
つもりでも、すぐに忘れ、何度でも同じ間違いを繰り返します。その為には常に
目の届くところに格言を貼って、毎回トレードする度に読み返し、無意識にでき
るようになるまで訓練するしかありません。
それでは 又。
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