今後の株取引について考えますと、スイングトレードにおいてチャートの
勉強は大変重要です。チャート(罫線)は江戸時代の米相場に端を発して
いるものです。酒田五法に代表されるものですが、今でも十分通用します
し、逆にチャートを見ないでは、どこでエントリーして良いか判らないと
思います。
特に重要なのは、ローソク足です。基本的な解説は参考書にまかせます
が、始値、終値、高値、安値を一本のローソクで表し、その足の推移から
株価の将来を予測するものです。
勿論、株式相場に絶対はありませんが、相場は過去の事象を繰り返すと
言われているように、上手く使えば大変役に立つツールです。ただチャート
には多くの種類があり、各種指標まで入れると大変な数のパターンとなり、
収拾がつかなくなります。
そこで私は自分のパターンを固定化して、決め打ちしております。
@ ローソク足
A 単純移動平均線(5日、25日、75日)
B 出来高(含む価格帯別出来高)
C 付録(25日移動平均線乖離、スローストキャスト)
まずは徹底して、ローソク足で何故今日は始値、終値、高値、安値がこの位置
なのかという事を、判らないながらもとことん考える習慣をつけましょう。ロー
ソク足の各位置は世界経済、政治情勢、金利や為替、企業情報などいろいろ
な要因により、大きく変化します。ですから最初は全然判りませんが、判らない
ながらも毎日毎日考え抜いていくと、ある時期から少しづつ日足の変動が見え
てくるようになります。これが変動感覚を身に付けるという事で、実は大変重要
な事なのです。
ローソク足の推移パターンを覚えて取引する人も沢山降りますが、どうして
その形になった時こうなるのかという事が説明できるようにならなくては、パタ
ーンを本当には使いこなせません。ですから毎日ローソク足の検討と、過去
何年間かの推移を時間を作って、あーじゃないか、こうじゃないかと考える事が、
非常に大切な勉強となるわけです。
次回は移動平均線他について述べてみます。
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