2018年01月24日
【雑談】トレードにおけるリスクとスリルの違い スリルを感じなくなる方法
スリルを感じなくなる方法
相場というのはどんなときも不確実性であること。それを深く理解できると、良い意味でトレードに諦めがつき、迷いがなくなります。
確実という、もともと存在しないものに振り回されなくなると、やるべきことが見えてきて成長スピードもあがるはずです。
トレードの本質は不確実性の中で、確立思考を持ち勝利するゲーム
相場の動きは不確実ですが、ランダムではありません。
もし相場がランダムなら誰も勝ち続けることは不可能です。
常勝トレーダーは、相場の動きに規則的なパターンや法則があることを知っていて、それを基準にトレードしています。
しかし、その一方で、そのパターンや法則が確実なものではないことも知っています。
そこで、常勝トレーダーは資金管理のルールを作り、損失をコントロールすることで相場の不確実性という荒波を乗り越えていくのです。
相場に参加するすべての人が不確実性の世界で戦っている
赤枠の中が「不確実性」と呼ばれる部分で、トレードはこの範囲内で行うゲームです。
無知:何が起こるか全く予見できない状態。
この状態でトレードしてもギャンブルになるだけです。
一喜一憂するだけで勝ち続けることはできません。
損失をコントロールする技も心構えもないので、恐怖にとらわれ、損切りできず大怪我する可能性も高いです。
不確実:起こりうる事象を知っているが確率的にはわからない。
全てのトレードが利益を生むわけではないことを知っていますが、確率的に考えて有利な戦い方ができないためにトータルでプラスにすることが難しいです。
リスク:起こりうる事象を確率的に知っている。
確率思考でトレードできていて、損失もコントロールしているので利益を残せます。
確実:何が起こるか100%知っている。
相場の世界では、ありえません。しかし、初心者ほど確実を求め迷宮を彷徨います。
トレードに確実はないことを知ってから、本当の学びが始まることが多いです。
リスクを受け入れる
リスクを受け入れるには、何が起こるかを確率的に知る事が必要です。
確率的に優位なときにトレードを行い、もし、そうならなかったなら損失を受け入れる。
この「確率的」ということが大事です。
写真の犬は普段はおとなしく、飼い主に対してなついていますが、もしかしたら、いきなり顔に噛み付く可能性だってあります。
しかし、その可能性は極めて低いことを知っているので、この女性は顔をなめさせているのです。
もし、この犬が牙をむきだしにした土佐犬なら、絶対に顔など舐めさせないはずです。
相場は上か下にしかいきません。
それを決定づける大きな要因はライン(水平線)です。
複数時間足に絡まったレジスタンスやサポートといったラインの精度を高めることで、相場の優位性を味方にすることができます。
このラインの精度が低い内は、どうしてもトレードにスリルを感じてしまいます。
ラインの精度に自信がついてくれば、スリルは消え、リスクに対して心の調和が保たれるようになります。
必勝法(聖杯)と負け組
必勝法のことを聖杯といいますが、この聖杯探しほど無駄な時間はありません。
なぜなら、必勝法など存在しないからです。
本物の聖杯は「心の在り方」です。
確かな相場観に裏付けされたリスクを受け入れることのできる心の状態のことです。
この心の状態になるには、正しい視点で行う、日々の訓練しかありません。
必勝法探しという無駄な時間を使っている人は、実際に負けてもトレードをして相場の視点を養った方が成長スピードは速いでしょう。
ましてや、必勝法や参考書にお金を投資する資金があるならば無知な状態でもトレードしてみるべきです。
そちらの方が、チャートの読解力が身につくはずです。
トレードは応用問題を解くのと似ていて、チャートの読解力という基礎がない状態で、方程式(トレード手法)をいくつ知っていても解けません。
無知な人が、不確実性を学ばずして、存在しない確実を求め彷徨い歩くのが負け組の正体です。
まとめ
トレードでは失敗(損切り)しないトレーダーはいません。
トレードにリスクは付き物であるなら、そのリスクと上手に付き合えるようになることが勝ち続けるコツといえるでしょう。
そのために、ひとつは損切りをコントロールして資金を守ること、次に相場の優位性をトレードの武器とすること。
この2つがマスターできれば、負け続けることの方が難しくなります。
FX会社ランキング
相場というのはどんなときも不確実性であること。それを深く理解できると、良い意味でトレードに諦めがつき、迷いがなくなります。
確実という、もともと存在しないものに振り回されなくなると、やるべきことが見えてきて成長スピードもあがるはずです。
トレードの本質は不確実性の中で、確立思考を持ち勝利するゲーム
相場の動きは不確実ですが、ランダムではありません。
もし相場がランダムなら誰も勝ち続けることは不可能です。
常勝トレーダーは、相場の動きに規則的なパターンや法則があることを知っていて、それを基準にトレードしています。
しかし、その一方で、そのパターンや法則が確実なものではないことも知っています。
そこで、常勝トレーダーは資金管理のルールを作り、損失をコントロールすることで相場の不確実性という荒波を乗り越えていくのです。
相場に参加するすべての人が不確実性の世界で戦っている
赤枠の中が「不確実性」と呼ばれる部分で、トレードはこの範囲内で行うゲームです。
無知:何が起こるか全く予見できない状態。
この状態でトレードしてもギャンブルになるだけです。
一喜一憂するだけで勝ち続けることはできません。
損失をコントロールする技も心構えもないので、恐怖にとらわれ、損切りできず大怪我する可能性も高いです。
不確実:起こりうる事象を知っているが確率的にはわからない。
全てのトレードが利益を生むわけではないことを知っていますが、確率的に考えて有利な戦い方ができないためにトータルでプラスにすることが難しいです。
リスク:起こりうる事象を確率的に知っている。
確率思考でトレードできていて、損失もコントロールしているので利益を残せます。
確実:何が起こるか100%知っている。
相場の世界では、ありえません。しかし、初心者ほど確実を求め迷宮を彷徨います。
トレードに確実はないことを知ってから、本当の学びが始まることが多いです。
リスクを受け入れる
リスクを受け入れるには、何が起こるかを確率的に知る事が必要です。
確率的に優位なときにトレードを行い、もし、そうならなかったなら損失を受け入れる。
この「確率的」ということが大事です。
写真の犬は普段はおとなしく、飼い主に対してなついていますが、もしかしたら、いきなり顔に噛み付く可能性だってあります。
しかし、その可能性は極めて低いことを知っているので、この女性は顔をなめさせているのです。
もし、この犬が牙をむきだしにした土佐犬なら、絶対に顔など舐めさせないはずです。
相場は上か下にしかいきません。
それを決定づける大きな要因はライン(水平線)です。
複数時間足に絡まったレジスタンスやサポートといったラインの精度を高めることで、相場の優位性を味方にすることができます。
このラインの精度が低い内は、どうしてもトレードにスリルを感じてしまいます。
ラインの精度に自信がついてくれば、スリルは消え、リスクに対して心の調和が保たれるようになります。
必勝法(聖杯)と負け組
必勝法のことを聖杯といいますが、この聖杯探しほど無駄な時間はありません。
なぜなら、必勝法など存在しないからです。
本物の聖杯は「心の在り方」です。
確かな相場観に裏付けされたリスクを受け入れることのできる心の状態のことです。
この心の状態になるには、正しい視点で行う、日々の訓練しかありません。
必勝法探しという無駄な時間を使っている人は、実際に負けてもトレードをして相場の視点を養った方が成長スピードは速いでしょう。
ましてや、必勝法や参考書にお金を投資する資金があるならば無知な状態でもトレードしてみるべきです。
そちらの方が、チャートの読解力が身につくはずです。
トレードは応用問題を解くのと似ていて、チャートの読解力という基礎がない状態で、方程式(トレード手法)をいくつ知っていても解けません。
無知な人が、不確実性を学ばずして、存在しない確実を求め彷徨い歩くのが負け組の正体です。
まとめ
トレードでは失敗(損切り)しないトレーダーはいません。
トレードにリスクは付き物であるなら、そのリスクと上手に付き合えるようになることが勝ち続けるコツといえるでしょう。
そのために、ひとつは損切りをコントロールして資金を守ること、次に相場の優位性をトレードの武器とすること。
この2つがマスターできれば、負け続けることの方が難しくなります。
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