2018年01月13日
【雑談】今年を「達成」の一年にする為に
2018年を「達成」の一年にするために私なりの抱負も込めて
昨年思い通りの成果が出せなかった方に向けた記事です。
人より成果が出にくいのは何故なのか。
新年あけましておめでとうございます。
昨年の私の抱負は「沼から抜け出す」でした。それには「絞り込み」が大切だと感じた一年でした。
腹筋を鍛えるならお腹、背筋を鍛えるなら背中と、鍛える部位を意識することが筋トレの常識です。
トレードの筋力も、基準を決めて、検証や実践を積み重ねることで、圧倒的に成果を出しやすくなりました。
これを続ければいづれ…という、学びの方向性に対する自信にもつながりました。
トレードに関する情報は、有料・無料を含めとても膨大です。
それゆえ、情報の選択に迷い、迷走します。
私もある人に出会うまではそうでした。
自分では試行錯誤しているつもりでしたが、今思えば、ただジタバタしていただけな気がします。
今でも試行錯誤は繰り返していますが、それはニュアンス的なことで、基準がフラフラしているのとは違います。
このブログでは投資家の心理による、チャート分析・洞察を重視しお伝えしています。
私のいう「分析」とはチャートをみやすく分けて整理すること。
「洞察」とはみるべきところをみれることです。
これ以外のことは、手法を含め、そこまで重要とは思ってません。
人間は損得の勘定なしで相場と向き合うことができません。
誰もが皆、得をしたく、損したくありません。
そういう感情を持った行動はチャートに現れます。
テクニカルやファンダメンタル分析でも、この人間の行動原理が変わらない以上、他人の感情を利用した手法は機能します。
これはFXだけに限らず、株、先物、ビットコインなどの仮想通貨でも多少の癖は違えど、本質的には同じことなので、応用できます。
年末に読んだ本で、GRIT「やり抜く力」著者 アンジェラ・ダックワークス という本があります。
すごく為になりましたので、こちらの本も参考に話を進めていきます。
「あきらめなければ成功する」
理論的に考えればその通りですが、雨乞いも雨が降るまで行えば成功するように、時間が制限されていない場合という条件です。
私の周りにも、凄いやる気になっていた人が、半年後に会ってみると、もう冷めてしまっていたなんてことがあります。
昨年からトレードを始めてみて、去っていった人たちもたくさんいるでしょう。
続かないのが普通なんだと思います。
この記事を読んでいるという事は、トレードが上手くいかず、昨年思うように成果を出せなかったが、続けている。
粘り強さがあると思います。
才能がないのではない、正しい努力が足らないだけ。
生まれながらに天性の才能を持ったモーツアルトのような天才もいます。
いわゆる、教わってもないのに、いきなりプロ級に出来てしまうタイプが世の中にはいます。
著書「GRIT」では、成功するか否かの要素は、才能ではなく「努力」
才能が成功を決めるわけじゃないとあります。
しかし私は、「才能」とは一つで語れないもので、さらに、努力ではどうにも追いつけない反則的な人がいるのも事実です。
ただし、そういう極一部の天才を除けば、才能というよりも、センスがあるかないか。
その程度の「差」があるだけではないかと感じています。
それくいらいなら「努力」で何とでもなります。
歌で例えるならば、才能はないが、歌のセンスがある人はゴマンといるので、そのなかで抜きんでようとすれば、相対世界に組み込まれ、相当な努力がいります。
センスというのは、力の入れ具合だと思うので、センスのない人は、変なところに力が入っているだけで、練習で矯正可能だと思っています。
ただ、宇多田ヒカルのような声は反則...比類なき天賦の才だと思います。
努力でなんとかできるものではないでしょう。
なので、センスがある程度の才能と言えるなら、センスがあるのに努力しない人より、センスはないが努力できる人のほうが、うまくいきやすいのは当たり前だと思ってます。
トレードの才能ってなんでしょうか。
私は「壊れた金銭感覚」だと思っています。
脳に障害があり、危険を察知できない人がいれば、命綱なしで崖を登れるそうです。
まさに、努力ではどうにもできない才能です。
トレードの才能が、壊れた金銭感覚だとすると私にありません。
それができる人が、トレードで大成功できる人だと思います。
スキルは真似できても、才能は真似できません。
才能×努力=スキル
スキル×努力=達成
著書「GRIT」では努力を2回掛けることで達成までいくとありました。
どの程度の「才能」なのかにもよりますが、この公式は成り立ちそうです。
要するにセンス1の人が、センス2の人と同じスキルレベルになるには、2倍努力すればいいということで、そこまでくれば、達成まで同じ土俵に立てるということですね。
どこを「達成」とみるかは人それぞれですが、目指す位置が高いほどに高レベルの才能が問われる気がします。
哲学と使命
有名なイソップ童話の中に「イタリアのレンガ職人」というお話があります。
旅人が3人のレンガ職人に「何をしているか」と問いかけるのですが、それぞれこう答えます。
1番目のレンガ職人:「レンガ積みに決まっているだろ」
2番目のレンガ職人:「この仕事で俺は家族を養っていける」
3番目のレンガ職人:「歴史に残る偉大な大聖堂を造っている」
1番目のレンガ職人は、目的もなく嫌々レンガを積んでいます。
2番目のレンガ職人は、家族を養うためという目的があります。
3番目にレンガ職人は、後世に残る大事業に参加しています。
ひとつのことに長時間取り組むには「人生をどう生きるか」「人生で何がしたいのか」といった哲学が必要です。
人間は「努力できることが一番の才能」だと思います。
ジャンルによっては、努力が必要ない天才もいるでしょうが、努力そのものが才能で、それにも、レベルがあります。
昨年は多くの本を読みましたが、成功者は、一日数時間しか寝ずに、隙間の時間なんて存在しない感じで働いています。
達成には努力は必要です、そして、努力は辛いものです。
努力を続けるのに、今年の目標とかを立ててもあまり効果がないように私は感じます。
大切なのは目標よりも使命(ミッション)です。
人は意外にも、自分ではないことのほうが頑張れるものです。
”To see the world,
things dangerous to come to,
to see behind walls, draw closer,
to find each other, and to feel.
That is the purpose of life.
世界を見よう、
危険に立ち向かおう、
壁の裏側を見よう、
もっと近づこう、
お互いを知ろう、
そして感じよう。
それが人生の目的だから。”
私の好きなLife社のスローガンです。
個人にもブレないスローガンがあれば良いとおもいます。
意図的に行動できなければ成果はついてこない
何事も一万時間の訓練を積めば一流になれるといいますが、それは改善しながらという条件下でなら成り立ちます。
基準も持たずに、ただなんとなくやって1万時間(約10年)過ぎても、一流どころか、一人前にもなれないでしょう。
昨年、どれでけやっても良い変化がなかったなら、それはまだ、改善の余地が残っている証拠です。
無駄な方法を続けていたことに気づけただけで、ある意味、大きな進歩です。
やっても無駄なことをどれだけ続けても、やるだけ無駄です。
やる前とやった後で、手ごたえや変化を感じられる方法は、負けトレード(失敗)の分析です。
エントリーの根拠を感情と相場環境の両面から炙り出すことです。
変化を感じるのは楽しい事なので続けようと思えます。
負けトレード(失敗)には、あなたを改善させてくれるヒントが多くあります。
わかってるつもりだった多くのことが、わかっていなかったことにも気づけます。
闇雲にエントリーするのは、シューティングゲームと同じ遊びです。
それをする時間があるなら、まず、負けパターンの分析を、吹き出物ができるぐらいやるべきです。
私はそこまでするしかない状況下だったのでできました。
これをすれば、今の自分の弱点が見えてきて、これを意識することで、同じ負け方をしなくなります、大前進です。
負け方を徹底的に潰すわけですが、負けなくなれば、自然に勝てるようになります。
負けパターンが克服できれば、その裏返しが、勝ちパターンになることがあるので、負けパターンから勝ちパターンもつくれます。
兼業でトレードされている方なら、一日のなかでトレードに関われるのは3時間程度かと思います。
そう考えると、今年もあと1000時間しかありません。
ひとつのことを成果が出るまで続けるのは辛いですが、人間には「慣れる」という機能があるので「日課」になるまで続ければ、あとは勝手に体が動くようになります。
まとめ
この世は相対世界で、何事にも悪が存在します。
それゆえ、最も楽して儲ける方法は、自分より弱い人からお金を集めることです。
高齢者を狙ったオレオレ詐欺の類が、いつまでたってもなくなりません。
法律的にOKなビジネスでも、本質的には同じ詐欺の類を含んでいて、そこに商品やサービスが介在してさえいればいいと考える輩もいます。
そういう輩は、それすら計算づくで、次から次に、悪だくみを思いつくので厄介なものです。
今の時代、人の信用はお金よりも価値があります。
信用無くして、お金は生めません。
「義理と人情」は損得よりも上にくる人間がお金を生むことが出来る時代が来ると思います。
損得で動かない人間になれば、自分らしくいれるので、一時的に損をしたとしても気分がいいです。
トレードも人生も、そういう「損切りルール」が、自分をつくるんだと思います。
人間なんて、いつなんどき死ぬかもわかりません。
よく働いた日はよく眠れる、よく生きた人生はよく死ねる。
どんな「心」を抱いて死ぬのか、どう生きるかを決めて生きることが、人生というものだと思います。
もうひとつは「正しいやり方を繰り返す」という事です。
ひたすら「同じこと」を続ける。
ひたすら「当り前のこと」を続ける。
当り前のことは、当たり前がゆえに軽く扱われがちです。
そんなことは知ってるよ、といわれてしまうような、誰でも知ってることだったりします。
しかし、当たり前の事ほど、突き詰めていく価値のあるテーマです。
私たち大人は頭が固くて、事実をありのままに観ることが苦手です。
大切なことは、遠くの複雑さではなく、近くの単純さだったりします。
誰もが言葉として知っているが、誰もが身についているわけではない。
それについて、深く膨大な観察を行い、考えを巡らす。
そういうことが人生の女神に好かれるコツだと信じています。
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