2017年10月20日
【雑談】単純化の先に、聖杯への道が開ける
聖杯探しという専門用語があります。
私も「聖杯」を求めてきました。
これは、どの職においても言えますが、「聖杯」とはテクニックや技術ではなく、普遍的な物事の観方であって、生き方でもある気がします。
本日のテーマは「単純化」
見えているが視えていない物
勝っている人も、負けている人も、同じチャートから情報を得ています。
他に何か特別な情報源があるわけではなく、チャートの観方によって、勝っている人、負けている人に分かれてるだけです。
結局のところ、特定条件下で有効な勝ちパターンを以て、ただそれを施行しているにすぎないはずです。
自分が正しいと信じ続けることが自信になって、この自信が、やがて、当り前の日常になっているだけです。
この安心感が、リスクに対するストレスをやわらげます。
私は、トレードで大金を稼ぐのに求められる才能は「お金の器」であって、お金に対する耐性が強いこと、あるいは、お金に無関心なことだと思ってます。
これには、今まで生きてきた環境や個性が関わっているので、人から教わるようなことではありません。
このように、リスクをとると一言でいっても、人によってドンブリとお猪口ぐらいの差があります。
日常的に数千万を動かしていた人は、お金がカツカツな人よりも、明らかにお金の器が大きくトレードに有利です。
FXは、1億無くしても大丈夫な器があれば、スキルなどなくても数時間で、10億円にすることだってできる世界です。
前回の記事でも書きましたが、トレードで平均的なサラリーマン収入を得るには、サラリーマンの金銭感覚のおよそ10倍のマネー耐性が必要です。
【雑談】トレードに勝てるだけではダメ。非常識な金銭感覚が稼げるトレーダー
まずは、正しいことをしている自信がある状態に早くなることが大事です。
その為には、自分の勝ちパターンを持つこと。
そして、その近道は今回のテーマでもある「単純化」です。
物事を単純化できるひとになれば、何をやらせてもいまくいくひとになれるはず。
物事を単純化できれば、その方法が「聖杯」になります。
単純化していく為に、何が大切なのかを「5つ」にまとめてみました。
全体を見渡す事でマインドを固める。
映画で、無人島に流された主人公が、山や木に登って、高いところから島を見下ろすシーンがありますが、相場の環境認識も、こういった類のことではないでしょうか。
上か下かの目線を決め、トレードプランをたてるのに環境認識が必要ですが、これには、マインドを固めるという、もっと重要な意味もあります。
人間、「ここは無人島なんだ」と覚悟が決まれば、意外にも冷静になれるものです。
トレードも「この場所(島)でする」という覚悟が決まれば、何が起こっても冷静に対処できます。
島の周りをただウロウロしていたら、すぐに体力を消耗してしまいます。
塊に分ける
FXに出会ったころ、正直、どこから手をつければいいのかわかりませんでした。
同時にいくつものことを理解できるほど、人間、器用じゃありません、不器用で普通です。
この不器用さをカバーするのに、塊に分ける思考法が役に立ちます。
たとえば、床にコンタクトレンズを落としたとすると、あなたなら、どう探しますか。
床をマス目に切って、ひとつひとつの塊を潰していくのが、効率的な探し方で、床をウロウロしても、間違って踏みつぶしてしまうだけです。
私はチャートを塊で観ています。
「頭」「尻尾」「中身」
「買い目線」「売り目線」「どっちつかず」
塊に分けることで、自分の現在地がわかるます。
どっちに目線をつけて、今から何をすればいいのか、何もしないほうがいいのかが自然にわかります。
複雑に考えるから、複雑に見えるだけです。
名前をつける。
言葉+イメージで脳内に定着することで、覚えるだけじゃなくて、忘れにくくさせています。
人間には意識と無意識があり、習慣化され当たり前になった物事は、無意識下で、とくに意識しなくてもできるようになるといいます。
無意識が働いてくれれば、意識して考える領域が少なくて済むので、いろいろと余裕ができます。
記憶力が生まれつき広大な人は問題ないでしょうが、物覚えの悪い私のようなポンコツ脳の記憶力では狭くて、鍛えても広げられない気がします。
ネーミングとは、作業机の引き出しにタグをつけるようなもので、これがあると、欲しいものをさっと引き出せます。
受験で、英単語を覚えるのに「英単語連想記憶術」という本にお世話になりましたが、これ、今でもベストセラーだそうです。
EMOTION:胃もしゃんとなる感動
こうやって覚えます。
邪道かもしれませんが、未だに忘れません。
やらない事を決める
荷物の多さは、不安の大きさ。
旅慣れたひとの荷物が少ないわけは、旅に不安がないからです。
荷物の多さは、そのまま旅のハンデになります。
トレードなら、使うツールがそのまま荷物です。
私はインジケーターに依存することをやめました。
これで、スーツケースが小さめのボストンバックになったぐらい身軽になった感覚でした。
脳内のお荷物が減って身軽になったおかげで、インジを見ていた頃より、生の値動きをダイレクトに感じることができ、臨機応変に対応できるようになりました。
水平線と補助的に斜め線、ロウソク足4本値、基本的にはこれだけ。これをメインにすることで、逆に局所的なインジの使い道も見えてきました。
以前はエントリーで使っていたインジも、今では、RSIで高値、安値の重さを測ったり、ボリバンで相場の勢いを測ったりして、仕掛けるべきではない時期を確認しています。
海外旅行も、買い物や移動に困らない程度の語学力があれば、必要なものは現地で買いそろえられます。
トレードも、ロウソク足から情報を得るようにすれば、それで事足ります。
いろいろと準備していても、スーツケースから取り出すのに時間がかかってしまっては、持ってないのと一緒です。
エントリーする条件にしても、上位足ひとつ+あとふたつ、合計3つあれば必要にして十分でしょう。
惑星一直列を待つようなフィルターをかけまくっても、トレードのリスクをゼロにすることはできませんし、考えることが多いと、迷うし、何より直感が鈍ります。
ディテールにこだわる。
「神は細部に宿る」
ディテールを疎かにして作品の美しさは得られない。
作品の細部に本質が現れる。
こんな意味合いでしょうが、単純化して余分を削ぎ落すほどに、細部が目立ち、誤魔化しが効かなくなります。
最初から細かいことをしろという意味ではなく、最後の仕上げは細かくという意味です。
私は蕎麦の、シンプルかつ繊細で誤魔化しが効かないところが好きです。
そば粉と水というシンプルな素材を、シンプルな道具で打つので、職人の腕が、そのまま、味に現れてしまいます。
これに対して、携帯電話の料金体系など、複雑なものは、そこになにか誤魔化しがあるんじゃないかと疑ってしまいます。
短期売買なら、狙う値幅が大きくはないので、なるべく損切りを小さくして、リスク対リワードを良くしたいのが本音でしょう。
そうなると、最終的なエントリーの執行を、これ以上、削れないギリギリまで追い込むようになります。
そうすれば、もし、意に反することになったとしても、フライング気味にエントリーした人たちの損切りを巻き込む値動きに乗ることができるからです。
シンプルなほうが、細かいところがよく見えます。
ディテールにこだわるには、必然的にシンプル思考せざるをえなくなります。
まとめ
私たちの本質は意識です。
無意識に刷り込まれた感情の記憶、そこにある恐怖を取り除くには、新たな「観念」で上書きするしかありません。
私は昔、魚が食べられませんでした。
理由は、子供のころ、スーパーの生臭くてまずい魚を、体にいいからと無理やり食べさせられた感情の記憶があるからです。
さらに、川遊びに行ったとき、鯉の腐敗した姿が目に焼き付いてトラウマになっていて、子供ながらに、こんなものを焼いて食べているのかと、さらに魚が嫌いになりました。
これは、子供の頃、犬にかまれた経験があると、大人になっても犬を恐れるのと同じ理屈です。
大人になり、居酒屋に行くようになり、お刺身を食べる機会が増えました。
その時、初めて魚がおいしいと感じました。
それからは、少しづつですが食べられるようになり、今では魚介類が好物です。
過去の経験からくる思考や感情が無意識に記録されます。
怒り、悲しみ、憎しみ。
そこにあるのが、こういった「本心」なら、焼き付けのテクニックで誤魔化すことなんてできるわけありません。
今の私は、新鮮で美味しい魚と、生臭くてまずい魚の両方あることを理解してます。
無意識にある恐怖を自信に上書きするには、自信をインストールすればいいだけです。
「これを続けていればトータルで負けることはない」
そういう勝ちパターンをひとつつくってください。
脳は、臨場感の強いほうを現実と思い込みます。
それには、演出家になって、自身をプロデュースすることです。
何事も中途半端で、最後はうまくいかないことを、環境や周りのせいにする人間を演出するのではなく、
サクセスストーリーのヒーローを演出してください。
酔拳、ギャラクティカマグナム、波動砲、かめはめ波、北斗百裂拳
ヒーローには必ず必殺技(勝ちパターン)があります。
私たちの本質が意識であるなら、勝ちパターンという臨場感を通して、無意識に「自信」を落とし込む、自分の「本心」を入れ替えるには、これしかありません。
難しく考え出すと結局全てが嫌になってそっと、そっと、逃げ出したくなるけど、高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな。
ミスチル「終わりなき旅」
好きな歌ですが、本質に気づかないと、旅は終わりません。
FX会社ランキング
私も「聖杯」を求めてきました。
これは、どの職においても言えますが、「聖杯」とはテクニックや技術ではなく、普遍的な物事の観方であって、生き方でもある気がします。
本日のテーマは「単純化」
見えているが視えていない物
勝っている人も、負けている人も、同じチャートから情報を得ています。
他に何か特別な情報源があるわけではなく、チャートの観方によって、勝っている人、負けている人に分かれてるだけです。
結局のところ、特定条件下で有効な勝ちパターンを以て、ただそれを施行しているにすぎないはずです。
自分が正しいと信じ続けることが自信になって、この自信が、やがて、当り前の日常になっているだけです。
この安心感が、リスクに対するストレスをやわらげます。
私は、トレードで大金を稼ぐのに求められる才能は「お金の器」であって、お金に対する耐性が強いこと、あるいは、お金に無関心なことだと思ってます。
これには、今まで生きてきた環境や個性が関わっているので、人から教わるようなことではありません。
このように、リスクをとると一言でいっても、人によってドンブリとお猪口ぐらいの差があります。
日常的に数千万を動かしていた人は、お金がカツカツな人よりも、明らかにお金の器が大きくトレードに有利です。
FXは、1億無くしても大丈夫な器があれば、スキルなどなくても数時間で、10億円にすることだってできる世界です。
前回の記事でも書きましたが、トレードで平均的なサラリーマン収入を得るには、サラリーマンの金銭感覚のおよそ10倍のマネー耐性が必要です。
【雑談】トレードに勝てるだけではダメ。非常識な金銭感覚が稼げるトレーダー
まずは、正しいことをしている自信がある状態に早くなることが大事です。
その為には、自分の勝ちパターンを持つこと。
そして、その近道は今回のテーマでもある「単純化」です。
物事を単純化できるひとになれば、何をやらせてもいまくいくひとになれるはず。
物事を単純化できれば、その方法が「聖杯」になります。
単純化していく為に、何が大切なのかを「5つ」にまとめてみました。
全体を見渡す事でマインドを固める。
映画で、無人島に流された主人公が、山や木に登って、高いところから島を見下ろすシーンがありますが、相場の環境認識も、こういった類のことではないでしょうか。
上か下かの目線を決め、トレードプランをたてるのに環境認識が必要ですが、これには、マインドを固めるという、もっと重要な意味もあります。
人間、「ここは無人島なんだ」と覚悟が決まれば、意外にも冷静になれるものです。
トレードも「この場所(島)でする」という覚悟が決まれば、何が起こっても冷静に対処できます。
島の周りをただウロウロしていたら、すぐに体力を消耗してしまいます。
塊に分ける
FXに出会ったころ、正直、どこから手をつければいいのかわかりませんでした。
同時にいくつものことを理解できるほど、人間、器用じゃありません、不器用で普通です。
この不器用さをカバーするのに、塊に分ける思考法が役に立ちます。
たとえば、床にコンタクトレンズを落としたとすると、あなたなら、どう探しますか。
床をマス目に切って、ひとつひとつの塊を潰していくのが、効率的な探し方で、床をウロウロしても、間違って踏みつぶしてしまうだけです。
私はチャートを塊で観ています。
「頭」「尻尾」「中身」
「買い目線」「売り目線」「どっちつかず」
塊に分けることで、自分の現在地がわかるます。
どっちに目線をつけて、今から何をすればいいのか、何もしないほうがいいのかが自然にわかります。
複雑に考えるから、複雑に見えるだけです。
名前をつける。
言葉+イメージで脳内に定着することで、覚えるだけじゃなくて、忘れにくくさせています。
人間には意識と無意識があり、習慣化され当たり前になった物事は、無意識下で、とくに意識しなくてもできるようになるといいます。
無意識が働いてくれれば、意識して考える領域が少なくて済むので、いろいろと余裕ができます。
記憶力が生まれつき広大な人は問題ないでしょうが、物覚えの悪い私のようなポンコツ脳の記憶力では狭くて、鍛えても広げられない気がします。
ネーミングとは、作業机の引き出しにタグをつけるようなもので、これがあると、欲しいものをさっと引き出せます。
受験で、英単語を覚えるのに「英単語連想記憶術」という本にお世話になりましたが、これ、今でもベストセラーだそうです。
EMOTION:胃もしゃんとなる感動
こうやって覚えます。
邪道かもしれませんが、未だに忘れません。
やらない事を決める
荷物の多さは、不安の大きさ。
旅慣れたひとの荷物が少ないわけは、旅に不安がないからです。
荷物の多さは、そのまま旅のハンデになります。
トレードなら、使うツールがそのまま荷物です。
私はインジケーターに依存することをやめました。
これで、スーツケースが小さめのボストンバックになったぐらい身軽になった感覚でした。
脳内のお荷物が減って身軽になったおかげで、インジを見ていた頃より、生の値動きをダイレクトに感じることができ、臨機応変に対応できるようになりました。
水平線と補助的に斜め線、ロウソク足4本値、基本的にはこれだけ。これをメインにすることで、逆に局所的なインジの使い道も見えてきました。
以前はエントリーで使っていたインジも、今では、RSIで高値、安値の重さを測ったり、ボリバンで相場の勢いを測ったりして、仕掛けるべきではない時期を確認しています。
海外旅行も、買い物や移動に困らない程度の語学力があれば、必要なものは現地で買いそろえられます。
トレードも、ロウソク足から情報を得るようにすれば、それで事足ります。
いろいろと準備していても、スーツケースから取り出すのに時間がかかってしまっては、持ってないのと一緒です。
エントリーする条件にしても、上位足ひとつ+あとふたつ、合計3つあれば必要にして十分でしょう。
惑星一直列を待つようなフィルターをかけまくっても、トレードのリスクをゼロにすることはできませんし、考えることが多いと、迷うし、何より直感が鈍ります。
ディテールにこだわる。
「神は細部に宿る」
ディテールを疎かにして作品の美しさは得られない。
作品の細部に本質が現れる。
こんな意味合いでしょうが、単純化して余分を削ぎ落すほどに、細部が目立ち、誤魔化しが効かなくなります。
最初から細かいことをしろという意味ではなく、最後の仕上げは細かくという意味です。
私は蕎麦の、シンプルかつ繊細で誤魔化しが効かないところが好きです。
そば粉と水というシンプルな素材を、シンプルな道具で打つので、職人の腕が、そのまま、味に現れてしまいます。
これに対して、携帯電話の料金体系など、複雑なものは、そこになにか誤魔化しがあるんじゃないかと疑ってしまいます。
短期売買なら、狙う値幅が大きくはないので、なるべく損切りを小さくして、リスク対リワードを良くしたいのが本音でしょう。
そうなると、最終的なエントリーの執行を、これ以上、削れないギリギリまで追い込むようになります。
そうすれば、もし、意に反することになったとしても、フライング気味にエントリーした人たちの損切りを巻き込む値動きに乗ることができるからです。
シンプルなほうが、細かいところがよく見えます。
ディテールにこだわるには、必然的にシンプル思考せざるをえなくなります。
まとめ
私たちの本質は意識です。
無意識に刷り込まれた感情の記憶、そこにある恐怖を取り除くには、新たな「観念」で上書きするしかありません。
私は昔、魚が食べられませんでした。
理由は、子供のころ、スーパーの生臭くてまずい魚を、体にいいからと無理やり食べさせられた感情の記憶があるからです。
さらに、川遊びに行ったとき、鯉の腐敗した姿が目に焼き付いてトラウマになっていて、子供ながらに、こんなものを焼いて食べているのかと、さらに魚が嫌いになりました。
これは、子供の頃、犬にかまれた経験があると、大人になっても犬を恐れるのと同じ理屈です。
大人になり、居酒屋に行くようになり、お刺身を食べる機会が増えました。
その時、初めて魚がおいしいと感じました。
それからは、少しづつですが食べられるようになり、今では魚介類が好物です。
過去の経験からくる思考や感情が無意識に記録されます。
怒り、悲しみ、憎しみ。
そこにあるのが、こういった「本心」なら、焼き付けのテクニックで誤魔化すことなんてできるわけありません。
今の私は、新鮮で美味しい魚と、生臭くてまずい魚の両方あることを理解してます。
無意識にある恐怖を自信に上書きするには、自信をインストールすればいいだけです。
「これを続けていればトータルで負けることはない」
そういう勝ちパターンをひとつつくってください。
脳は、臨場感の強いほうを現実と思い込みます。
それには、演出家になって、自身をプロデュースすることです。
何事も中途半端で、最後はうまくいかないことを、環境や周りのせいにする人間を演出するのではなく、
サクセスストーリーのヒーローを演出してください。
酔拳、ギャラクティカマグナム、波動砲、かめはめ波、北斗百裂拳
ヒーローには必ず必殺技(勝ちパターン)があります。
私たちの本質が意識であるなら、勝ちパターンという臨場感を通して、無意識に「自信」を落とし込む、自分の「本心」を入れ替えるには、これしかありません。
難しく考え出すと結局全てが嫌になってそっと、そっと、逃げ出したくなるけど、高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな。
ミスチル「終わりなき旅」
好きな歌ですが、本質に気づかないと、旅は終わりません。
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