2017年10月06日
【雑談】変化への思い違い。5つの習慣からトレードを劇的に変える
変化(成長)への思い違い
皆、将来について輝くような夢を語り、大きな仕事がしたい。高い収入や地位を得たい。
そして、そこに到達するためには、多くの努力を重ねて、自分が変化(成長)しなくてはならないことも理解していると思います。
しかし、隣のライバルよりちょっといい成績を挙げる。
平均よりもほんの少しベターを目指す。
そんな角度がわずか1度くらいの変化の延長線上に、大きな変化(成長)が訪れる。
つまり夢が実現する。
そんなふうに思いこむのは危険です。
夢見るようなことを成し遂げるには、1度の変化では到底足りません。
5度や10度の急角度で突き進む。
そうすることではじめて大きな変化(成長)が生まれ、 夢に近づくことができるのではないでしょうか。
変化とは「化けるほどに変わる」と書きます。
つまり、そのくらいの意識がなければ、自分を変えることなどできないのです。
トレードにおいてもこういった考え方は大切です。
5つの習慣
トレーダーは研究職です。
研究とはテーマとなる仮説を立てて、実験、証明していく作業です。
基礎知識を勉強したら、次にすることは研究です。
今回の記事は、研究者的な見方に頭を切り替えるための5つの習慣です。
【1】パターンを真似る
マナブの語源は真似ぶとなっているようです。
理想的なパターンを内面化させることができれば、知識(他人のもの)から知恵(自分のもの)になります。
押し目買いやレンジブレイクなど、真似るパターンはすでにある一般的なもので構いませんが、イメージ記憶を内面化させるためには訓練が必要です。
上手くいくパターンと、上手くいかないパターンに分かれると思いますが、それぞれ共通点があります。そこを見極めていくのも研究です。
あなたの得意パターンは何ですか?
この質問に答えられない状態ではトレードしてはいけません。
自分の背中を預けるアイデンティティーを持たない人に、自信のあるトレードはできません。
【2】自分をモニタリング
チャートは常に正しい。チャートを見てる自分に問題がある、そう考えるべきです。
自己観察も大きな研究テーマであり、それこそ前人未踏のフロンティアです。
あとから「どうしてあんなことをしたんだろう」と思うのですが、その瞬間は心が奪われているわけです。
ポジポジ病やタジタジ病などの問題行動にもパターンがあるので、それを発見するわけですが、その行動を起こす前には、悪魔の囁きがあります。
「これだけ待ったのだから絶対に失敗したくない」
「時間がないから、サクッとトレードを終わらせたい」
これら悪魔の囁きが、よからぬ想像を招き、マウスをクリックさせます。俗にいう「魔がさす」というやつです。
実はこれ、あなた自身が、このパターンを好きでそうしているのです。
より安全を求めるのが好きな人がタジタジ病になり、より挑戦を求めるのが好きな人がポジポジ病になります。
そういう自分が好きなのです。
冷静に自己観察すれば、挑戦ではなく、単なるヤケクソのリベンジトレードだったり、安全志向ではなく、ただの現実逃避なのに気づくはずです。
悪魔の囁きは、あなたの心のつぶやきです。
損したくない気分が、正しさを上回り、得を逃したくない気分が、正しさを上回ったときに問題行動を起こすのです。
これを解決するには、心のつぶやきと、それによる問題行動パターンを記録することです。
存在を知られた悪魔は消えるしかありません。
【3】すぐさま疑問点を消す
トレードをしていて「こういうときって、どうなってるんだろう」という疑問がわいてくることがあります。
この疑問は、メモしておいて週末にまとめて検証するのがおすすめです。
相場観を鍛え、共通のパターンを発見するには、こういう地道な努力の積み重ねしかありません。
そのうちやる、ではダメ。疑問は次から次に出てくるので、その週のトレードで得た気づきや疑問は、その週で解決するのがいいです。
サンプルは多ければ、それにこしたことはないですが、とりあえず20サンプル位なら、すぐに集まります。
20では足りないのではと思うかもしれませんが、そういう考えだから、ひとつも前に進まないのです。
似たような疑問点が後からまた出てくるので、そのときまた検証すればいいです。
量より質といわれますが、そもそも、量をこなさないと質なんて上がりません。ひとつのテーマ検証に時間をかけすぎても、すぐに、半分は忘れてしまうでしょう。
そこで求められるのがスピードなんですが、受験勉強と同じで、何回か復習しないと身につかないので、スピードアップすること自体が質の向上につながります。
【4】未来を思考する
「なんでうまくいかないのか」これは、過去に原因を求めている証拠。
道に迷っている人に、道に迷った原因を聞いたところで意味がないし、そこに答えはありません。
「どうすればうまくいくのか」こう考えれば、今からすることに答えが見つかります。
トレードがうまくいかないのは、値動きのパターンではなく、過去の心の動きのパターン(過去の異物)に反応してしまうからです。
実社会でも、同じ過ちを何回もしている人がいますが、本人は同じことをしているつもりはありません。
他人から見ると、心の動きが、過去のものと同じことに気づくのですが、本人は全く自覚がないのです。
心の動きが同だと、同じような選択をして、同じような失敗をします。
これをやると損する。
これをやると得する。
トレードは、そういうパターンを見つけて、それを繰り返すだけです。
未来のパターンで過去のパターンを上書きすればいいのです。
うまくいかないのは、過去のパターンを繰り返してしまうからです。
【5】自分をさらす
ありのままの自分を晒すのは勇気がいりますがメリットも大きいです。何より、自分の外側から、自分と向き合うことで、自分を深く知ることができます。
自分の失敗やいけないところを、他者に伝えてみましょう。
やってみればわかりますが、自分を晒すことで「気づき」が増えますし、人に伝えることで、理解が深まります。
まとめ
いろいろ偉そうなことを書きましたが、これは、私自身への戒めでもあります。初心は忘れるものなので、こうやって文書化することで改めて自覚しています。
未来はコントロールできませんが、プロセスはできます。今、この瞬間からのプロセスを大事に生きていれば、未来がどうなろうと納得できるはず。もったいないのは、過去がそのまま、未来になってしまう生き方です。
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そして、そこに到達するためには、多くの努力を重ねて、自分が変化(成長)しなくてはならないことも理解していると思います。
しかし、隣のライバルよりちょっといい成績を挙げる。
平均よりもほんの少しベターを目指す。
そんな角度がわずか1度くらいの変化の延長線上に、大きな変化(成長)が訪れる。
つまり夢が実現する。
そんなふうに思いこむのは危険です。
夢見るようなことを成し遂げるには、1度の変化では到底足りません。
5度や10度の急角度で突き進む。
そうすることではじめて大きな変化(成長)が生まれ、 夢に近づくことができるのではないでしょうか。
変化とは「化けるほどに変わる」と書きます。
つまり、そのくらいの意識がなければ、自分を変えることなどできないのです。
トレードにおいてもこういった考え方は大切です。
5つの習慣
トレーダーは研究職です。
研究とはテーマとなる仮説を立てて、実験、証明していく作業です。
基礎知識を勉強したら、次にすることは研究です。
今回の記事は、研究者的な見方に頭を切り替えるための5つの習慣です。
【1】パターンを真似る
マナブの語源は真似ぶとなっているようです。
理想的なパターンを内面化させることができれば、知識(他人のもの)から知恵(自分のもの)になります。
押し目買いやレンジブレイクなど、真似るパターンはすでにある一般的なもので構いませんが、イメージ記憶を内面化させるためには訓練が必要です。
上手くいくパターンと、上手くいかないパターンに分かれると思いますが、それぞれ共通点があります。そこを見極めていくのも研究です。
あなたの得意パターンは何ですか?
この質問に答えられない状態ではトレードしてはいけません。
自分の背中を預けるアイデンティティーを持たない人に、自信のあるトレードはできません。
【2】自分をモニタリング
チャートは常に正しい。チャートを見てる自分に問題がある、そう考えるべきです。
自己観察も大きな研究テーマであり、それこそ前人未踏のフロンティアです。
あとから「どうしてあんなことをしたんだろう」と思うのですが、その瞬間は心が奪われているわけです。
ポジポジ病やタジタジ病などの問題行動にもパターンがあるので、それを発見するわけですが、その行動を起こす前には、悪魔の囁きがあります。
「これだけ待ったのだから絶対に失敗したくない」
「時間がないから、サクッとトレードを終わらせたい」
これら悪魔の囁きが、よからぬ想像を招き、マウスをクリックさせます。俗にいう「魔がさす」というやつです。
実はこれ、あなた自身が、このパターンを好きでそうしているのです。
より安全を求めるのが好きな人がタジタジ病になり、より挑戦を求めるのが好きな人がポジポジ病になります。
そういう自分が好きなのです。
冷静に自己観察すれば、挑戦ではなく、単なるヤケクソのリベンジトレードだったり、安全志向ではなく、ただの現実逃避なのに気づくはずです。
悪魔の囁きは、あなたの心のつぶやきです。
損したくない気分が、正しさを上回り、得を逃したくない気分が、正しさを上回ったときに問題行動を起こすのです。
これを解決するには、心のつぶやきと、それによる問題行動パターンを記録することです。
存在を知られた悪魔は消えるしかありません。
【3】すぐさま疑問点を消す
トレードをしていて「こういうときって、どうなってるんだろう」という疑問がわいてくることがあります。
この疑問は、メモしておいて週末にまとめて検証するのがおすすめです。
相場観を鍛え、共通のパターンを発見するには、こういう地道な努力の積み重ねしかありません。
そのうちやる、ではダメ。疑問は次から次に出てくるので、その週のトレードで得た気づきや疑問は、その週で解決するのがいいです。
サンプルは多ければ、それにこしたことはないですが、とりあえず20サンプル位なら、すぐに集まります。
20では足りないのではと思うかもしれませんが、そういう考えだから、ひとつも前に進まないのです。
似たような疑問点が後からまた出てくるので、そのときまた検証すればいいです。
量より質といわれますが、そもそも、量をこなさないと質なんて上がりません。ひとつのテーマ検証に時間をかけすぎても、すぐに、半分は忘れてしまうでしょう。
そこで求められるのがスピードなんですが、受験勉強と同じで、何回か復習しないと身につかないので、スピードアップすること自体が質の向上につながります。
【4】未来を思考する
「なんでうまくいかないのか」これは、過去に原因を求めている証拠。
道に迷っている人に、道に迷った原因を聞いたところで意味がないし、そこに答えはありません。
「どうすればうまくいくのか」こう考えれば、今からすることに答えが見つかります。
トレードがうまくいかないのは、値動きのパターンではなく、過去の心の動きのパターン(過去の異物)に反応してしまうからです。
実社会でも、同じ過ちを何回もしている人がいますが、本人は同じことをしているつもりはありません。
他人から見ると、心の動きが、過去のものと同じことに気づくのですが、本人は全く自覚がないのです。
心の動きが同だと、同じような選択をして、同じような失敗をします。
これをやると損する。
これをやると得する。
トレードは、そういうパターンを見つけて、それを繰り返すだけです。
未来のパターンで過去のパターンを上書きすればいいのです。
うまくいかないのは、過去のパターンを繰り返してしまうからです。
【5】自分をさらす
ありのままの自分を晒すのは勇気がいりますがメリットも大きいです。何より、自分の外側から、自分と向き合うことで、自分を深く知ることができます。
自分の失敗やいけないところを、他者に伝えてみましょう。
やってみればわかりますが、自分を晒すことで「気づき」が増えますし、人に伝えることで、理解が深まります。
まとめ
いろいろ偉そうなことを書きましたが、これは、私自身への戒めでもあります。初心は忘れるものなので、こうやって文書化することで改めて自覚しています。
未来はコントロールできませんが、プロセスはできます。今、この瞬間からのプロセスを大事に生きていれば、未来がどうなろうと納得できるはず。もったいないのは、過去がそのまま、未来になってしまう生き方です。
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