お見舞いに行く前に、何か食べたいものがあるか聞きました。
すると、アイスの「ガリガリ君」が欲しいといいます。
人気のアイスの多くは、カップ容器です。
片手にスプーン、片手に容器、両手で食べるようになります。
片腕が動かせないので、片手で食べるアイスが欲しくて
「ガリガリ君」を希望したみたいです。
四国生まれなもので
「ガリガリ君」はあまりなじみがありません。
食べた記憶も数回しかありません。
関東では大人気ということで
「ガリガリ君」について調べてみました。
「ガリガリ君」は赤城乳業の製品です。
「ガリガリ君」が普通のアイスと異なるのは
2層構造になっている点のようです。
アイスの外側は固く、内側はかき氷風になっているみたいです。
年間4億本を売る人気商品だそうです。
赤城乳業と「ガリガリ君」のことを詳しく知りたいと思っていると
『ガリガリ君の秘密赤城乳業・躍進を支える「言える化」』
という本(日経ビジネス文庫)が見つかりました。
ガリガリ君の秘密 赤城乳業・躍進を支える「言える化」 (日経ビジネス人文庫 B えー3-1) [ 遠藤功 ] 価格:825円 |
本のタイトルで気になったのは「言える化」という言葉です。
ビジネスの世界で、「見える化」という言葉はよく聞きます。
すべての「見える化」実現ワークブック 可視化経営システムづくりのノウハウ [ 本道純一 ] 価格:1,980円 |
しかし、「言える化」という言葉はあまり聞いたことがありません。
赤城乳業の躍進を実現した井上会長さんがよく使う言葉のようです。
「組織を活性化するには、現場の人達の意見をどんどん引き出す
必要がある」ということで、誰もが自分の意見を言える会社に
したくて「言える化」をはじめたそうです。
言える化 「ガリガリ君」の赤城乳業が躍進する秘密 [ 遠藤功 ] 価格:1,540円 |
この「言える化」を実現にするには、表裏一体の関係にある
「聞ける化」が重要とされています。
上司などが相手の言葉を遮ると、部下は何も言えなくなります。
部下の言葉を最後まで聞くことが重要としています。
赤城乳業においては、井上会長が率先して
「聞ける化」を実行しているみたいです。
赤城乳業が、毎年4億本以上の「ガリガリ君」を販売する会社に
成長できたのは、「言える化」と「聞ける化」経営のようです。
入院中の友人のお見舞いには、アイスの「ガリガリ君」と
『ガリガリ君の秘密』を持っていこうと思っています。
『ガリガリ君』は文庫本なので、何とか片手で読めるでしょう。
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