内定をもらった人は、一安心ということでしょう。
最後の夏休みですので、コロナに注意して
大学生活を満喫してください。
夏休み明けからは入社後のことが
心配になってくるはずです。
会社での仕事について不安を感じたりします。
ビジネスパーソンとしてどこまで通用するか
自分の能力が気になることでしょう。
つい最近、自分にまったく自信のない大学生が
超人気企業に就職した事例の本を見つけました。
その学生は、自分の就職に関して「裏口入社のような形で
採用になった落ちこぼれ」と自覚していました。
全く場違いの採用で、入社後はどうなるのか不安だったようです。
なぜなら、テレビも満足に見ていなかった大学生が
ＮＨＫにディレクターとして採用されたからです。
「落ちこぼれ」の大学生は、多くの幸運に恵まれ
「ＮＨＫの賞男」と言われるようになりました。
本のタイトルは、『私はＮＨＫで最も幸運なプロデューサーだった』で
主人公は安間総介さんです。
 | 私はNHKで最も幸運なプロデューサーだった〜テレビ・ドキュメンタリストの履歴書〜 [ 安間 総介 ] 価格:1,430円 |
入社後が不安でたまらなかった安間さんの働き方は
多くの就活生にとって非常に参考になります。
安間さんは、新人の時「裏口入社した落ちこぼれなので
社内で目だないようにする」といった意識を持っていました。
ここまでマイナス思考の新人は珍しいです。
安間さんが入社した1961年ころは、ＮＨＫは就職先人気で
ベスト5に入るぐらい超人気企業だったそうです。
ＮＨＫ入社は、不思議な縁としかいえません。
大学4年生、自然科学部で原子力に関する卒論を書いていました。
卒論に大苦戦して、就活どころでありませんでした。
そんなとき、就職部かどうか記憶がないそうですが
ＮＨＫのディレクター採用に応募するようにとの連絡を受けます。
面接を受けると、それだけで採用になります。
大学の寮にはテレビもなく、ディレクターの仕事とは
無縁の生活を送っていたのですが・・？
採用の理由は、始まったばかりのＮＨＫ・教育テレビに
必要な理科系の学生が不足していたからです。
筆記試験があれば間違いなく不合格でしたが
面接だけで採用となります。
入社した新卒ディレクター採用者は100名近くいました。
流行作家や殿様の子孫など
光り輝く家系の人達に囲まれたそうです。
入社後は科学番組の制作ディレクターとなります。
仕事を通じ能力を磨いていきます。
1964年の「台風の目を捉える」に始まり、無重力状態を撮影した
「地上の宇宙旅行」、ＪＡＬの墜落を音声テープから分析した
「空白の110秒」と連続的に注目の科学ドキュメントを制作します。
制作のコンセプトは、「「誰もみたことのないドラマチックな映像」
「誰も聞いたことがないドラマチックな話」の提供でした。
実績を重ねていくことで、ＮＨＫの看板番組で
「あの時、世界は・・２ マンハッタン秘密計画」
 | 【中古】届かなかった手紙 原爆開発「マンハッタン計画」科学者たちの叫び /KADOKAWA/大平一枝（単行本） 価格:2,253円 |
 | 価格:2,750円 |
「世界の科学者は予見する 核戦争後の地球」国際協力で「救え！かけがえのない地球」を制作します。
 | 異常気象と気候変動についてわかっていることいないこと【電子書籍】[ 筆保弘徳 ] 価格:1,540円 |
多くの作品が内外のコンテストでグランプリを受賞
「ＮＨＫの賞男」と称されるようになります。
この本は、「ビジネス成功者の仕事ゲーム」のネタに最適です。
自分の能力に自信のなかった人には貴重な働き方の事例になります。
「自分にまったく自信がなかった人が見事に成功したという事例」は
少ないようなので、ぜひゲームにしたいと考えています。
安間さんの働き方から、「落ちこぼれ」と言われたりしていても
仕事への取り組み方で大きく成長できることを学んでください。
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