原油の先物価格を上昇させているみたいです。
現在の基調は明らかに上昇傾向にありますが
今後はいくらくらいになるのでしょうか?
ロシアからの原油を止めた場合は
それ以外の産油国の増産がカギとなります。
増産がなければ、1バーレル200ドル
ということもあり得るような・・・?
今後、エネルギー市場はどのようになっていくのでしょうか?
円安もあるので、原油の値上がりの影響はさらに大きくなります。
長期的には、原油不足は続きそうです。
エネルギー400年史:薪から石炭、石油、原子力、再生可能エネルギーまで【電子書籍】[ リチャード・ローズ ] 価格:4,180円 |
原油の上昇に加え小麦価格も上昇しています。
日本は、小麦だけでなく大豆も大量に輸入しています。
食料自給率を考える (世界と日本の食料問題) [ 山崎亮一 ] 価格:2,750円 |
原油と小麦・大豆など食料品の値上がりで、年内に家庭1世帯当たり
71.000円の負担が増加するといわれています。
かって、原油価格が一挙に2倍、3倍になったことがあります。
昭和48年のオイルショックです。
この時は、第4次中東戦争が引き金でした。
昭和48年10月16日、オペック加盟国の6か国が原油公示価格を
1バーレル3.01ドルから5.12ドルにすると発表しました。
さらに9年1月 原油価格を5.12ドルから
11.65ドルへ引き上げるとしました。
原油価格は、3.8倍近く上昇したことになります。
この結果、日本中が大混乱しました。
原油の値上げは、当時と似ています。
明日の我々の生活を考えるうえでは
当時の状況を学ぶことが有効になりそうです。
「オイルショック・スゴロク」を制作して
振り返り学習をすれば、令和の人間に大いに役立ちそうです。
生活防衛にむけ、非常に参考になるはずです。
「オイルショック・スゴロク」を制作する場合は
昭和48年から49年の大混乱をマス目にすることになります。
不思議なことに、トイレットペーパーや洗剤の買い占め問題がおきました。
さらに、日本中で生活者の省エネへの取り組みがなされました。
@デパートのエスカレーター運転中止
Aネオンサインの早期消灯
Bガソリンスタンドの日曜日休業
C飲食店や映画館の営業時間の短縮や深夜営業の中止
Dデパート、スーパー、商業施設の営業時間短縮
E鉄道事業者における最終列車の繰り上げ
などです。
なぜかしら、コロナの「まん延防止」と良く似ているみたいです。
日本企業も、必死に省エネへの取組を行いました。
このあたりのデータも詳しく存在しているので
スゴロクのマス目用ネタはいくつもあります。
現代でも、生産現場でいろいろな取り組みが行われています。
現場で働く方必携!!知っておきたい省エネ対策試し技50 [ 藤井照重 ] 価格:2,750円 |
過去と現在に関する多くの情報があるので
「オイルショックスゴロク」は制作できそうです。
なお、昭和49年は狂乱物価の時代とされました。
実質的には、消費者物価指数は昭和48年11.8%アップ
昭和49年23.2%に増加しました。
当時給料は、昭和49年に20〜30%アップしています。
物価の上昇分、給料も上がったみたいです。
なんとなく、世界経済はインフレに向かいそうです。
世界経済はもっと荒れるぞ、そして超インフレだ [ 澤上 篤人 ] 価格:1,870円 |
世界経済の影響から日本も逃れられません。
昭和48年オイルショックの教訓を学んで損はありません。
今回の物価上昇も乗り切れる道が見つかりそうです。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image