心理的に不安な日々が続いています。
何が起きるかわからない不安定な時代を生き抜くには
「地頭力」が必要だと痛感しています。
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「地頭力」とは、問題解決力です。
「正解のない未知の問題」に対して能力を発揮できる人です。
問題の条件を正しく認識して
想像力や連想力を使い思考できる人になります。
社会全体に、意図的かどうかわかりませんが
あえて問題の真実や答えを隠す動きがあるように思えます。
その典型的な例が、マスク不足の問題です。
いつになると店頭にマスクが並ぶのでしょうか?
3月末の日曜日、テレビ番組でマスク問題を取り上げていました。
マスク販売会社の社長さんも登場して
その実態を語っていました。
ところが、マスクの需要量や生産量についての説明は
まったくありませんでした。
どのテレビ局も、具体的数字を説明することはありません。
番組の制作意図として、誰かに遠慮してあえて需要量や生産量について
公表しないようにしているのでしょうか?
なぜなら、マスクの国内生産量(医療用から家庭用まで合計)は
「一般社団法人・日本衛生材料工業会」から公表されています。
必要なら、誰でもが知ることができます。
2018年度の国内総生産量は(国内生産+輸入)は年間55億3800万枚で
輸入量は44億2700万枚(月平均3億6890万枚)です。
国内生産量は年間11億1100万枚(月平均9258万枚)です。
単純平均するとと、月4億5000万を消費していることになります。
日本の輸入マスクは、大部分が中国製のようです。
その中国が、いま日本へのマスク輸出を規制しているみたいです。
だから、日本でマスクが不足します。
つい最近、政府は4月の国内マスク生産量を
月産7億万枚にすると発表しました。
7億万枚製造できれば、一見足りるように思えます。
これでドラッグストアに並ばなくてよくなるのでしょうか?
現実はそう甘くありません。
平時と今では、消費量が圧倒的に違うはずです。
今回のコロナにより、1億人の国民が1日1枚マスクを消費したとしたら
月間30億万枚のマスクが必要になります。
月産7億万枚ではとてもたりません。
どうして、テレビはデータをもとに
マスク問題を説明しないのでしょうか?
なんとなく、大事な事実を曖昧にする時代に
なっているように思えてきます。
地頭力をきたえ、自分で実態を調べる必要があります。
マスク不足は、最終的に中国の輸出規制が
とかれないかぎり続くのでは・・・?
希望は、消費者ニーズを大切にして、スピードある経営をする会社が
マスクの国内生産を開始することです。
アイリアスオーヤマさんも国内生産を
始めるみたいですが、頑張ってください。
AI時代といわれています。
ビッグデータから将来の予測を導き出せるようです。
図解即戦力 ビッグデータ分析のシステムと開発がこれ1冊でしっかりわかる教科書 新品価格 |
中国のコロナ感染者を予測して、日本へのマスク輸出解禁日を予測する
ことはできないのでしょうか?
AIで、解禁日をシミュレーションしてほしくなります。
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