@ 将棋や囲碁のように、実力本位で勝負が決定
A 麻雀のように、実力と若干の偶然性で勝負が決定
B スゴロクのように、サイコロの偶然性で勝負が決定
・・・になります。
だから、サイコロの偶然性に左右されるスゴロクは、
面白くないといわれることもあります。
そんな指摘も理解できるので、
あえてサイコロを使わないゲームを作ったことがあります。
それが社員研修用の「環境ビジネスゲーム」です。
このゲームは、サイコロを一切使わず、各プレーヤーが16枚の
「意思決定カード」だけをつかって勝負を争います。
一種のシミュレーションゲームです。
その結果、ゲーム時間は3時間近くかかります。
このゲーム開発のヒントになったのが「カタンの開拓者たち」です。
20年前から日本で発売されているボードゲームです。
参考にしたのが、ゲームの条件を毎回変更できる点です。
ゲームボード上の六角形のカードの並べ方で、
ゲームの条件が変わってきます。
「環境ビジネスゲーム」では、このゲーム条件の変化を
取り入れさせてもらいました。
食品会社が舞台で、世界各地から食料品を輸入して加工食品を生産、
その販売を競うゲームになっています。
約20分のゲームを5回ほど行います。
毎回の生産・販売活動による環境負荷が、
次回ゲームの世界の農作物生産量に影響します。
環境負荷を考えず、各社が激しい販売競争をすると、
最後はすべての会社が儲からなくなるゲームです。
自作のゲームで、一番面白かった記憶があります。
ゲームを作っている人間は、誰しもルールが複雑でも
面白いゲームを作りたいと思っています。
簡単なルールでわかりやすさの求められるキャリア学習ゲーム
ばかりを作っていると、少しストレスがたまってきます。
「カタンの開拓者たち」を参考に、
ユニークなゲームを作ってみたい気分がしています。
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