昨年末までに、「ビジネス成功者の仕事ゲーム」
第8弾を完成させるつもりでした。
ところが、もたもたして年をこしてしまいました。
計画通りいかなかった理由は2つあります。
一つは、年末なため、
ついついお酒を飲む機会が多かったからです。
もう一つは、制作用の参考文献が非常に詳細だったからです。
完成した第8弾は、『シダックス・志太さん編』です。
「シダックス」といえば
カラオケ企業と思っている人が多そうです。
実際には、社員食堂の運営など給食事業が本業です。
「シダックス」を取り上げたのは
「計画された偶然」といえます。
たまたま図書館で、ある本が目に留まりました。
それは、『シダックス55年史 志魂の道
(シダックス社史編纂委員会)』です。
新品価格 |
ハードカバーで350ページあります。
河出書房新社から3,240円で発売されています。
社史が出版社から販売されているのは珍しいのでは・・・?
「ビジネス成功者の仕事ゲーム」をつく始めた時から
社史をもとに制作したいと思っていました。
思いが通じ、本にであえたということでしょうか。
早速、本を購入してゲームの制作を始めました。
すると、予定外のことが置きました。
本は350ページにもわたり成長の軌跡が記録されています。
あまりにも、出来事が多すぎます。
高校生の時から始めた飲食店の経営から始まり
事業展開に関してたくさんのことが書かれています。
とても、すべてをスゴロクに取り上げことができません。
しかたなく
@給食事業の開始(富士フィルム関係工場での社員食堂の運営)
A高層ビル・新宿住友ビルでのカフェテリアの開設
Bレストランカラオケ事業
などを中心にすることにしました。
それでも、いつものA3サイズ2枚におさまりません。
A3サイズ3枚の長編スゴロクになりました。
このスゴロクを制作していて
「たかが飲食業、されど飲食業」と感じました。
カフェテリア式の社員食堂や病院食堂の運営、
冷凍食品を使った小規模事務所での食堂などを実現するには
かずかずの新しい試みが必要だったようです。
本の中でも、飲食業としてはめずらしく
「発明」という言葉ができてます。
新しい給食システムを運営するには
厨房機器の開発から運営システムの開発まで
大変な発明努力を必要としていることがわかりました。
飲食業に就職しようとする学生には、飲食業の本質が
システム開発であることがわかる貴重な教材になります。
このゲームは、電子出版物として
「careergame-stores」で販売しています。
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