2018年4月入社の就職試験(現在大学3年生)が
すでに始まっています。
公式には、就職戦線は来年3月解禁になっていますが
実質的なスタートが切られています。
就活が人生を左右します。
就活本がたくさん出版されています。
ブラック企業が増えているので、会社を詳しく調べる
「就職四季報」といった本もでています。
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大学生の子供をもつ親にとっては非常な心配事なのでしょうか
『日経ビジネス』でも「就活特集」が始まっています。
『日経ビジネス』の記事を読んで一番驚いたのは
人事担当者が語っている内容です。
最少試験の書類提出から面接まで
「些細なミスに目くじらを立てる必要はないと考えるのは甘い。
・・・落とす理由を探すのに必死になっている」と
いったことが書かれています。
この表現をみて、人事担当者の感覚を疑ってしまいます。
いつまで「減点法」で優劣をつけようとしているのでしょうか?
会社を背負って立つような人間が
「減点法」でみつかるのでしょうか?
ビジネスは知恵を出して、競争優位性を生み出すことです。
採用試験が、どの会社も横並びで「減点法」なら、
知名度・売上高が高い、看板の大きい会社が優位です。
看板で負ける会社は、優秀な人材を獲得するには
自社独自の採用方式を生み出す知恵が必要なのでは?
採用側が知恵を出すから、知恵のだせる
会社の将来を担う優秀な人材が集まってくるのでは・・・?
独自な方法を探し出すには難しく考えず
まず新しいことを試してみることです。
たとえば、採用試験で『人生ゲーム』でも
やってみたらどうでしょうか?
自分で学習ゲームを作り指導をしている立場からいえば
ゲームをすると「素の人間性」が見えます。
ボードゲームを行うと次のような点が明らかになります。
@リーダーシップのある人
全員に働きかけ、ゲームの進行を管理してくれる人
A雰囲気を盛り上げる人
メンバーの緊張感を和らげ、雰囲気を盛り上げてくれる人
B愚痴の多くなる人
上手くいかないと愚痴の数が多くなる人
C指示待ちな人
ルールがわからないとすぐに質問、何事も指示を仰ぐような人
ゲームの進行を見ていると明らかです。
また、面接の質問は、面接担当者にまかせるケースが多いとか・・・。
これでは、質問にバラツキが生まれます。
何をもって、評価基準とするかも曖昧になります。
ゲームは、この問題の解消に役立ちます。
自社の仕事の仕組みをテーマにしたスゴロクを制作します。
面接者の間で、スゴロクのどの項目について質問するかを決めます。
各質問に対する模範解答を決めておけば
評価基準が明確になってきます。
グループ討議もスゴロクの内容から出題すれば
ビジネスの実践的センスが問えます。
たかがスゴロク、されどスゴロクです。
「人生ゲーム」はゲーム時間が長くなるので
やはり自社のオリジナルスゴロクがよさそうです。
スゴロクの制作も含め、採用試験にゲームを使うことを
積極的に提案してみようと考えています。
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