新しいゲームのヒントがないか、新刊本を見て歩きます。
ビジネス街、住宅街、学生街、
どのような場所にあるかで平積みされた本が違ってきます。
先日も、時間待ちの間に本屋をブラブラしました。
すると、絵本コーナーで面白い本を発見しました。
『こども孫氏の兵法』という本です。
新品価格 |
あの斎藤孝先生が監修されています。
子供に「孫氏の兵法」、ピンときません。
戦い方を書いた本が、どうして子供に必要かと思ってしまいます。
サブタイトルに、「強くしなやかな心育てる」と書いています。
「世界の中を生き抜くヒントがつまった」ともあります。
なかを開くと、見開き単位になっています。
右ページに、「本当にすごい戦いかたとは」という見出しがあって
その下にあの有名な『百戦百勝は・・・・戦わずして・・・』
の文章が書かれています。
それをわかりやすく「100回戦って100回勝つより、戦わないで
勝つことが本当にすごいこと」と、大きい読みやすい文が続きます。
左ページは、「本当にすごいのは戦わないでかつこと」
という見出しをつけ、詳しく解説しています。
子供のための「孫氏の兵法」、何度考えてもしっくりしません。
「強くしなやかな心をつくる」という意味が
いま一つ理解できません。
「孫氏の兵法」は「世界の中を生き抜く知識」
ということになるのでしょうか?
違和感を感じるのは、日本という国が、
社会秩序が安定した同一民族国家からでしょうか?
政情不安な多民族国家では、子供のころから
戦い方に関する教育をしているのでしょうか?
危機的な背景がないと、子供用に
このような本が出版されることはないような気もします。
日本も大変な時代になりつつあるのでしょうか?
戦い方を学ばなければならない国になるのでしょうか?
あと何十年かすれば、このような本が
学校の教科書に採用されていたりするのでしょうか?
あらためて、世界が、日本が平和であってほしいと思います。
毎日、みんなでゲームが楽しめる時代であることを願います。
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