正月の国民的行事・箱根駅伝
今年も勝者と敗者の明暗が大きく分かれました。
暗の代表は、早稲田大学です。
10000mを27分台で走る選手が3人いて
優勝候補のダークホースにも挙げられていました。
ところが、結果は全体の13位でシード権を失いました。
レースは、17位でスタートして
その後の順位の最高は10位でした。
全ての区間で全て2ケタ台の順位で
最終的には13位に終わっています。
出場選手10人のうち、区間1桁台の順位で走った選手は4人で
残り6人は2ケタ台に終わっています。
全くの惨敗です。
選手たちは、こんなはずではなかった思っているのでは・・?
自分たちの普段の実力がまったく出せなかった気持ちでしょう。
学生たちは、この結果について
精神論的な反省で終わらせないようにしてほしくなります。
敗北の原因を、努力が足りなかったという答えにするのは間違いです。
きっと、この日のために全力で頑張ってきたはずです。
総ざんげで、もっと頑張りますで終わらせないでください。
むしろ頑張りすぎて、レース直前に体調を崩したのかもしれません。
リスク管理ができていたのでしょうか?
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惨敗の責任は、個々の選手でなく、指導者にあるはずです。
問題は、監督・コーチがどのような戦略で戦おうとしたかです。
「選手の育成、メンバーの選出
当日のコンディション作り」は指導者の責任です。
この準備に失敗したから
日ごろの実力が出せず惨敗したわけです。
だから敗北の責任の大半は、指導者にあるはずです。
監督・コーチは、来年に向け普段の力を発揮できるチームを
どのようにして作っていくかが問われます。
指導者のあり方をきわめてほしくなります。
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勝者は青山学院大学です。
原監督の「今年は最強チーム」宣言通り優勝しました。
順位は、1区5位でスタート、2区は2位
3区以降は1位でレースを終えています。
普通は、10人走れば1・2人はブレーキになる
選手がでて順位を落とします。
それを他の選手がカバーして、なんとか1位になります。
青山学院は、今回のレースでは誰もブレーキを起こさず
全員がいつの実力を発揮しました。
最大のレースで普段通りの実力を
発揮させる原監督の指導力に驚きます。
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早稲田大学には、頑張ってほしくなります。
来年は予選会を通らないと出場できません。
ぜひ、普段どおりのはしりができるチームを作ってください。
それが指導者の責任のはずです。
精神論では、何事も解決しないように思えます。
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