づくりは、日本語教育に大変役立ちます。
ゲームを構成する情報を体系化してルールを作ります。
ルールを作るには、論理的な思考力と
文章化する能力が求められます。
「ゲームを通じて論理力と文章力を高める学習」
といった講座が開けないか考えています。
そう感じる理由は、年代に関係なく
文章が書けない人が増えていることです。
毎年、AO入試の高校生を指導していても
一番苦戦するのは「志望理由書」の作成です。
自分のことでありながら、その大学に行きたい
理由が書けないのです。
就活の大学生が「エントリーシート」を書くのに
苦戦しているのと同じです。
文脈を作り出す論理力と適切な文章を
作成する能力が圧倒的に不足しています。
書店でも「文章の書き方」の本が多くでていますが
学生や若い社会人は買わないのでしょうか?
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街では、多くの英語教室を目にします。
英語教育も大切ですが、文章作成力を高める
日本語教育がもっと重要な気がします。
就職して営業、総務、人事といた事務系の仕事に就くと
いかに文章が書けるかが重要になります。
報告書の作成、会議の議事録の作成、月報の作成と
文章が書けないと仕事になりません。
大学生が、ビジネスパーソンになったときに
まともな文章がつくれるのか心配です。
今の若者の多くは、ラインのような
しゃべり感覚の短い言葉はで作れるようです。
しかし、400字ぐらいの文章になると筆が進みません。
どうしたら、文章力を高めることができるのでしょうか?
数年前、「接続詞」ゲームというのを作ったことがあります。
これは、接続詞をつかって2つの文章をつなぐゲームです。
論理力の学習にはひとまず有効ですが
文章力の向上にはいまひとつです。
論理力と文章力を学ぶゲームというのは
どうすれば作れるのでしょうか?
カードゲームかボードゲームを模索していますが
具体的にイメージできず苦戦しています。
なかなか一筋縄ではいきません。
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